取鳥クンに夢と希望を・玉野記念決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。



ここにいらっしゃるロクデナシの皆様は
もちろんご存知かと思いますが
競輪は「地区ライン」の概念がある
競技であり、ラインの先頭で風を切る
先行選手が後続選手に貢献する割に
あまり報われない、割に合わない目に
合うことが多く


特に特別競輪の勝ち上がりや
記念の準決・決勝で心を燃やして
駆けてラインに貢献しているのに
自身ではなかなか優勝を獲れない
「割に合わない」思いをする
選手達がいるわけです。


で…そういう「ラインの犠牲」に
なっている選手が日頃の善行が
報われたような優勝をすると
非常に心に残るレースとなるわけで


かつて「東北の奴隷」と呼ばれ
半ば使い捨てのような番手捲りや
切り替えを食らい続けていて
その扱いが東北から関東への
移籍の原因では…と言われていた
宮城県の早坂秀悟は



 

2017年の伊東温泉記念で、
新山響平の死に駆けを番手捲りして
自身最初で、おそらく最後の記念制覇



この、早坂が新山に感謝のハグをして
そして寒そうな中での表彰式での
感謝のコメントを述べたシーンは
それまでの早坂の報われない戦いを
思い起こさせ…なかなか感動しまして

 


筆者の無駄に長い競輪歴の中でも
心に残るレースとなっています。


そしてもうひとり
山田裕仁や山口兄弟が作ったと思う
「これが中部の伝統だから」という
謎のフレーズに騙され続け
ライン先頭で先輩を引っ張って
自身は報われない戦いを続けた
岐阜の竹内雄作は



 

2016年の富山共同通信社杯で
果敢に先行して、番手の浅井が
3番手から捲ろうとした平原の前輪を
いわゆる「浅井払い」で払って
吹っ飛ばしてしまい、


 

本命だった平原は落車で浅井は失格
後続が大バックを踏まされて
逃げ切って優勝、ついに記念優勝は
獲れないまま現役を終わりそうな
竹内の、たぶん最初で最後のGⅡ制覇


このレースは表彰式での
ヤマコウのインタビューに号泣する
竹内を見ても、たいして感動は
しなかったんですが……

レースは本命の平原と浅井が飛んで
3連単11万車券の結果となり
隣で一緒に見ていた輪友の灰人さんが
当時はまだそんなに浸透していなかった
「浅井払い」を読み切って的中して…



平原から買って惨敗した筆者に

車券を見せられて長時間ドヤられたので
ある意味、心に残ったレースでした。



で…ここ5年くらいの特別・記念では
瀬戸内の選手達のために報われない
心を燃やした先行を続けている
取鳥クンは、中四国の功労者で
「そんな選手」の代表格



筆者自身も取鳥クンが心を燃やして
人気の本線を叩き潰しての
穴車券を獲らせてもらったことが
何度もありますので・・・・


決勝に残った瀬戸内の他5名は
取鳥クン、そして観戦している客に
夢や希望を与えるレースをして
地元記念を獲らせてあげても
良いんじゃないですかねぇ……。


犬伏や清水は取鳥を背にして
バック線をゴールだと思って駆けて
二段駆け、三段駆けで別線を完封
松浦は徹底的にガードをして
岩津や柏野元首相あたりは
それぞれ3車身くらい車間を切って
後続が捲ってきたら共倒れ覚悟の
「お達者でブロック」をして欲しいと
切に願っていたのですが…


 

願っていたのですが…?





現実はとっても残酷で





策士
「別となったからには、
 遠慮はないし、ガチンコです!」




取鳥
「色々な選択肢があり、
 話し合いをやったけど、
 地元3人で結束する。
 自力で真っ向勝負です。」


去年の小田原記念の南関勢みたいに
恥も外聞もなく6車連携して
取鳥クンに獲らせてやれよ…と
思いましたが、コメント上は
犬伏ー清水ー松浦と
取鳥ー岩津ー柏野元首相に
分かれるらしい瀬戸内の6人

また…取鳥クンは報われずに

後ろの意地汚い先輩のために
心臓を捧げた戦いをするんでしょうか。



★★★★★★★★★★★★★★★


準決振り返り


10R
赤板で前を斬った藤井昭ー村田に
犬伏が抵抗してラインがごちゃつき
岩津は一瞬、外の村田と内の藤井昭に
アンコにされるピンチも、切り抜けて
必死に犬伏を追走



よっしゃ、仕掛けろ一丸ッ!
というポイントが3回はあったのに
踏み出さない一丸に呆れたのか
最後尾にいた忍者坂口が内から
庸平をシャクって番手をニンニン



 

一丸はホーム過ぎに踏み込むも
犬伏ー岩津の3番手でお休みして
着拾い狙いを思わせるコスい競走

 

しかしながら・・・・
九州ライン崩壊で単騎になった庸平が
なぜか捲りきってしまい1着
アンコを耐えた岩津が伸びて2着
犬伏はちょっとヒヤッとする3着




犬伏は早めでも先行するつもりでの
前々に踏むムーブだったんですかね。
挟まれても両側を振り払った岩津は
これが地元の意地ってヤツでしょうか。


筆者の車券は山田庸からも犬伏からも
アタマで買っていたにも関わらず
岩津を一銭も買ってなくて惨敗。

中途半端な仕掛けで終わった一丸は

大阪に行って中釜先生に
魂を捧げる死に駆けのレクチャーをして
もらうべきだと思います。



11R
前受けの近畿勢が根田の上昇をツッパリ
すごすごと下がった根田はここで終了
すかさず町田が打鐘前2角から
一気にスパートして先行



 

バックでチカヨリが捲りに行くも
十分の態勢から清水が番手捲りで
追走の柏野元首相も好ガードで
チカヨリを振って牽制してから
直線では追ってきた南を凌ぎ
清水ー柏野でワンツー



う〜ん…2月までの清水と町田が
悪すぎたんで評価を下げたんですが
両者とも頑張りましたね。

 


そして柏野元首相は、密かに好調。



12R
初手で3番手にいた晝田が
赤板すぎに一気にスパート

 


 

志智が中国勢に続いたんで
4車連携みたいに見える中国勢に
真鍋がカマシで抵抗するも
ホーム過ぎから取鳥が自力発進
別線は完封されて終了


バックでめっちゃ車間を切った
松浦が追い込むも…差しきれずに
ゴール線を過ぎてからハンドルを
投げる、ヤラせっぽいアシスト

中国勢に続いた志智さんは、松浦が
車間を切りすぎたためにインで窒息
直線で阿竹と志智の間を割って
伸びてきた吉田拓が3着。


いやぁ…松浦のそこまで
やるのかっていうアシストに
守られた取鳥でしたが
明日の後ろ二人は、なんの仕事も
してくれなそうな気が…


車券の結果は
10Rは岩津抜けでドボン
11Rは根田があっさり引いた
赤板でもうハズレ確定
12Rは3着志智さんを厚めに買い
的中するもド安めで儲からず



車券がイマイチだった上に
花粉症を発症し鼻水が止まらず
頭痛がひどくて…ヤケ酒さえも
飲めないままにむなしく終了



決勝
天気は晴れで風は少々



岡山vs瀬戸内vs単騎の
決勝になりましたが


豊橋全日本選抜の決勝の
ワッキーと古性みたいに
表面では「ガチ勝負」と言いつつ
こそっと暗黙の連携をする
パターンがあるのかも、と
思いましたが…そもそもの
ラインの力が違いすぎますし

おそらく瀬戸内の作戦を立てるのは
松浦でしょうが、清水と犬伏には
けっこう大きな借りがありますし
これからも世話になるだけに
たとえ取鳥の地元記念といえども
取鳥 < 清水・犬伏
なのは間違いないところ


初手の前受けは清水がS取りで
719/2/3/5/468
そこから取鳥が来たらいったん
犬伏が突っ張って先行態勢に入り
そこから取鳥がカマシに来たら
出してから犬伏が4番手で捲り勝負

単騎の誰かが岡山ラインの動きに
ついて行けば面倒くさいですが
犬伏が4番手を確保できれば
岩津も柏野も捲りを止めるほど
厳しい横の牽制はできないはずで
あってもソフトにお触り程度

年明けからボロボロの状態の
清水でしたが、今回の3走では
復調の兆しくらいは見えてるんで
前が犬伏、後ろが松浦の強力な
サポートがあれば優勝できるはず
・・・・ただそこは安いんだよなぁ。

無さそうな気はしますが
コメント通り取鳥と犬伏が
ガチでやり合う展開で
あえての穴を探せば、
準決勝で展開もつれたとはいえ、
犬伏を捲って勝っている庸平

 


単騎3人の中ではヨコの動きでの
位置取りは厳しくないんですが
脚を溜めて一発の捲り勝負なら

ワンチャンあるのかも(願望)

相手は清水、犬伏、吉田拓
押さえは清水のアタマで、
でもライン独占にはならないやつ

3連単 5=137ー123679
おさえ 1ー79=2358


冒頭で述べたような理由で
取鳥には勝って欲しいんですが
でもまあ、岡山とそれ以外の瀬戸内が
別れた時点でノーチャンスでしょう。
悪魔の一手で、清水が犬伏のダッシュに
ブッチンしたところをハマるとかも
考えましたが・・・・難しそう


 

地元記念優勝は次回以降にして
取鳥クンらしく心を燃やして
散ってください。


あとは…
125期のルーキーチャンプが
ありますんで…車券は買いませんが

吉岡の弟子・不動会のルーキー
阿部英斗クンを応援しますかね。


皆様のご健闘をお祈りします。