3冠に満足しない男・弥彦寛仁親王牌の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

熊本全日本選抜 参戦…?



読者の皆様、更新が遅れて
申し訳ございません。


前回の記事に書いた通り
急に親戚に不幸がありまして
日曜に通夜、月曜日に葬儀で
バタバタしてしまいまして…




今更ながらですが、
弥彦寛仁親王牌を制したのは
今年特別3冠目となる古性優作。


先行する小松崎をバック捲りで捉え
後続を突き放す力強い走りで完勝
4連勝の完全優勝を飾りました。

今年の特別競輪の成績は抜群の安定
5回のGⅠ全てに優出して
優勝3回、準優勝1回、5着1回。
しかし本人としては、今開催の前には
イマイチな状態だったそうで


「前走はどうしようもなくて
 その後に村上義弘さんと会って
 乗り方と間合いの取り方など
 アドバイスをもらいました。
 それができたのかなと思います。」


年間3回の特別優勝は、
現役では神山雄一郎が達成しているだけ
偉大なレジェンドに肩を並べ
競輪祭で優勝すれば新記録の年間4勝
そして競輪祭とダービーを残している
グランドスラムにも近づくのですが……


「(グランドスラムまであと2つ)
 ここまで来たら達成したいです。
 歴代で1年間の4冠達成なら
 史上初ですか? 
 それももちろんできることなら
 達成したいです。
 自分はしっかり練習をしている。
 1回優勝して満足はしていないし、
 これからもこの気持ちでいきたい。」


スピードある自力の捲りに
強烈な捌きと位置取り
張られても止まらない体幹の強さ
準決までは「ラインで決める」を
意識した戦略と組み立て

そして何より、勝つことに貪欲で
まだまだ上を目指そうとするハート



山田裕仁のコラムで
「古性は『完成』の域に近づいた。」
と書いてありましたが、今回の強さは
まさにその通りで…超人ワッキーが
いなくても、単体で最強を誇る強さ



1ヶ月後の小倉競輪祭で
年間4冠に挑む姿を現地観戦するのが
非常に楽しみです。


おめでとう!古性!

そして渡部幸も、初めての特別決勝で
表彰台おめでとう!(私的感情)




レースのポイントは……

・後ろ攻めを選択した犬伏ー諸橋

・打鐘過ぎに腹を括った小松崎

 しょうもない犬伏

・万全の態勢からの古性の捲り

・慎太郎vs南のヨコ勝負



号砲で慎太郎がダッシュして前受け
東北ー近畿ー和田健ー犬伏諸橋ー河端
で周回し、犬伏は後ろ攻め。


逃げイチなら前受けして別線に脚を
使わせて斬らせてから得意の
ホームカマシで勝負……という手も
あったのではないかと思いますが
犬伏と諸橋は作戦会議で
「後ろ攻めはお互いに意見が合った」
だそうで……



赤板過ぎに動くと思われた犬伏は
ためらったのかフェイントなのか
動くと見せかけて止めて…を
繰り返し、打鐘で腹を括った小松崎は
一気にペースを上げて先行




犬伏は3角の上りから2センターで
踏み込んでカマシ気味に捲るも
前の小松崎がメイチで駆けているため
なかなか車が進まず、諸橋はタイミングを
ずらされたのか、犬ブッチンで降りる動き



犬伏は踏み続けて前に迫るも
慎太郎ー渡部幸ー古性ー南と続く
デンジャーゾーンのブロックを恐れたのか
イエローライン付近の外々を踏んでしまい
大回りでかなり距離をロスしてしまい
バックで犬伏の内側を突いて捲った古性が
一気に前を捕えて捲り切り

 



犬伏は外に浮いて飛んでしまい
たぶん検車場で胴上げのために
待機していたであろう大師匠オグリューに


「しょうもない走りやったな」
とレース後にコメントされてしまう惨敗




慎太郎は古性の勢いを止められずに
続いた南と小競り合いを続けて


 

直線で「男の意地の三角形」が
できそうになるも…南がバランスを崩して
和田健に当たってしまい、和田健は落車。



結局、捲った古性が後続を突き放す完勝
審議になったがセーフの慎太郎が2着
終始、内を締めて慎太郎に続いた
渡部幸が3着で決着。




筆者が本命にした犬伏は……
「後ろを気にせず自分で獲る」
「地元の諸橋のために駆ける」

のどっちにするか中途半端な感じで

後ろ攻めなら赤板過ぎに早めに前を
斬って押さえ先行の形にして
後続を縺れさせて古性を7番手に置く
組み立てをするべきで

後ろの諸橋なんか赤の他人、と思えば
初手で前受けか中団を取って
別線にイン斬り合戦をさせてから
カマシ捲りで勝負で良かったのではと
思いますが……

獲る力は十分にあるだけに
タイトルは獲れる時に獲らないと
同県のハラケンや太田竜みたいに
なかなか遠いものになってしまう、
と早く気づいて欲しいですね。




古性は4日間を通じ完璧なレース運び
2日目、3日目はラインで決めて
決勝は自分で獲るタイミングの捲り
これまで今年2回の特別決勝で連携し
獲らせてもらったワッキーが不在でも
強敵揃いの初日・2日目を自力・自在で
勝ち上がった古性の個の強さを
もっと信じるべきでした。




諸橋は……準決までの戦いは
全盛期を思わせる鋭い追込みで
結果を残していましたが
関東の自力が準決で全滅して
初連携の他地区の自力に命運を
委ねたのでは……やむなし。
来年もう一度弥彦の開催ですから
もうワンチャン目指せるのでは?




終わってみればSSワンツーってことで
前回ブログで予想した決勝の車券は惨敗。
ローズカップ・準決と古性に世話に
なっていたので、古性と犬伏
どっちを軸にするかけっこう迷って
犬伏の方を選択したのは
なんともフシアナですなぁ……。



お通夜が終わって典礼会館のトイレで
ダイジェストを見てがっかりしました。
(不謹慎)


当日は隣県まで車に親戚を乗せて
移動したため、あまり時間がなくて
負け戦も出発前に投票サイトにあった
残り少ないライフで小銭打ちしていた
だけでしたが……




8Rで人気になっていた
太田海ー清水ー小倉の瀬戸内勢と
平原を背負った吉田有が
意地で叩き合いをすると踏んで

ふぬ競・特別解説員、

灰人さんの得意とする

「叩き合い→ひと捲りの法則」
が適用されると見て、深谷ーマクルの
捲りから流したところ、
涙を流して駆ける吉田有と平原の
抵抗に瀬戸内勢が粉砕されてひと捲り



 

 

 

サイトを変えて追加でもう一枚

 

 

 

最終日はここしか獲れませんでしたが

レースを絞って打っており、忙しくて
時間がなかったので、決勝を追加で買う
こともなく………浮いて終わりました。

 


たぶんいつものサテライトで打ってて
検討する時間があったら決勝に
追加でブチ込んでいたと思いますので、
そこはラッキーでした。



ありがとう、吉田有。



開催全体を通じては
想定通りけっこう荒れたんですが
2日目・3日目の悪天候の影響と
ナショナル勢の取捨選択が難しく
個人的にはあまりヒットがない
開催で終わってしまいました。

GPを争う戦いは……
古性が優勝、準優勝が慎太郎で
あまりランキングに変動はなく
賞金6位の清水は競輪祭で下位4人に
一気に抜かれなければOKなので
ほぼ確定、と言ってもいいでしょう。


欠場が続くワッキーは、競輪祭に
出なかったらおそらく9位以下
但し、賞金額ですぐ下にいる
新山や深谷、郡司が決勝に進めず
たいして稼いでないので
競輪祭に出ればチャンスあり、
そんな状況でしょうか。

このあとは京王閣ナイター記念
そして清水が6連覇に挑む
防府記念(但し玉野での代替開催)
そして四日市記念を経て


いよいよ今年最後の特別競輪
第65回小倉競輪祭の御開帳




今年のスペシャルゲストは
「熱男」松田宣浩だそうで……





勝利者インタビューでみんな

このポーズをやるんでしょうかね。




筆者は3日目〜5日目の3日間
現地参戦予定にしております。
決勝は翌日が早朝から勤務なので
断念して、準決まで観戦します。
すでに小倉にホテルも取ってあるので
あとは黒い組織の業務を済ませて
アクシデントが無いように祈るのみ

年に一度のお楽しみ、特別競輪観戦
たぶん1週間前くらいから
遠足の前の夜の小学生並みに
ワクワクし続けると思われます。




次の更新は、時間があったら
防府記念in玉野の後半を少々
競輪祭は6日間更新します。


皆様お疲れ様でした。
またお越しください。