19年ぶりの表彰台を目指す男・弥彦寛仁親王牌3日目 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

熊本全日本選抜 参戦…?


今年で32回目となる寛仁親王牌
(第5回からGⅠに昇格)
これまでの最多の優勝回数は
平成の鬼脚・小橋正義さんの4回。


昔からの競輪ファンの皆様は
直線で首をカクカクさせながら
鋭い追込み脚で突っ込んでくる姿を
思い出されるのではないでしょうか。



その小橋正義さんが最後に優勝したのが
19年前、2004年の前橋での開催で
その時の2着は最近引退した一丸安貴
そして写真の向かって右の3着は……

当時27歳の、慎太郎。






この時から19年の間に
競輪の競走形態も大きく変わって
スピード化が進んだり大ギア時代が
あったりする中で、46歳にして
途中の大怪我や不調を乗り越えて
いまだにトップクラスでの戦いを続け
来年のSSを確定しているのは
本当に称賛に価する努力の賜物



理事長杯4着、ローズカップ3着と
しぶとい競走を見せる慎太郎
この2004年以来の表彰台を目指し
準決は新山に決勝進出を託します。



今回の準決進出者は地区別に
東北 8名
関東 4名
南関 3名
中部 2名
近畿 5名
瀬戸 5名

演説王・新田が脱落したものの
東北がSS3名を含む最多勢力

そして……日本にはもう一つ

上記には記載されていない
地区があったと思うのですが

そろいもそろってカスみたいな

競走を繰り返して惨敗を重ね
準決にさえ進めませんでしたね。




まあ、地元応援車券を買わずに
済むので、純粋に展開を考えて
車券勝負が楽しめますね。

(開き直る養分)



嘉永よ、頼むから競輪祭までには
怪我を直して万全の体調に戻って
せめて準決には進んでくれ。




二次予選Aになった辺りから
大雨でバック追い風が強くなった
2日目振り返り



6R
赤板で松井→志田の順に前を斬って
小原佑が連日の高速ダッシュで先行
3番手のダレダ枠・渡辺正光は
踏み出しでちぎれて行方不明


 

レフト浅井は志田を3番手に迎え入れ
マクルと東口は後方でイチャイチャして
前の動きについていけず終了


バックで捲った松井に合わせて
一成が番手捲りを打って抜け出し
相変わらず絶妙のタイミングで
前にいる志田を捨てた浅井が
松井との直線勝負に踏み勝ち2着



ためらわずに小原佑を捨てた一成
志田に「駆けずに東北の後ろを取れ」
と指示したらしい浅井


2着権利の勝ち上がりですから
さすがにシビアになりますねぇ。


7R
後ろ攻めになった嘉永の上昇を
小林泰が突っ張って出させず

 


そこを河端が斬って深谷が先行
人気だった嘉永は7番手からムリヤリ
ホーム過ぎに仕掛けるも車が出ず終了


 

バックで深谷の番手の岡村潤が
車間を斬って援護の態勢に入ったかのと
思いきや……付きバテでズルズル後退
結局、3番手から捲った河端が直線で
深谷を捉え、追走の小倉もゴール前
伝家の宝刀・ハンドル投げを炸裂させ

深谷を交わして瀬戸内ワンツーの決着。



初日もイマイチだった嘉永は
位置取りも失敗してますし
やはり熊本記念の落車の影響で
調整不足だったんでしょうかね?


8R
赤板で後ろ攻めから斬った犬伏が
先行体勢に入り……打鐘で一気に
ダッシュしたアフロ山崎……で
見慣れた光景、園田のブッチン。

 


 

アフロの番手にハマった犬伏でしたが
ホームで早目に踏み込んで発進
そのまま1周駆けて、追走の松本貴が
長い直線で差し切って四国ワンツー

 


ちぎれたあとにバックで追い上げる
トシノブさんの奥義「チギレ追込み」を
見せた園田が、四国3番手の橋本強と
イチャイチャした間隙をついた
大塚ケン坊が3着でマンシュー



マジで九州の番手回る選手って
ロクなのがいないですね。(絶望)


9R
前受けの寺崎を菊池岳が押さえて…
駆けるのかと思いきや、後ろをチラ見で
中野慎の先行を呼び込む中団取り



このあたりから激しくなった雨の中
中野慎が主導権を取って駆けるも
バックから捲った寺崎のスピードが良く

 


番手のイナショーをちぎって前に迫り
渡部幸が反則スレスレの牽制を食らわし
止めにかかったところを…



空いた中コースを突き抜けた和田健が
エグい追込みで1着、寺崎が2着で
駆けた中野慎は5着に沈んで終了


もうちょっと意地を張った叩き合いに
なるのかと思いましたが、
菊池岳は地元開催で後ろは南関なら
そりゃムリして駆けませんよね。


和田健と渡部幸から流したのに

寺崎がヌケた筆者は絶望





10R
前受けの新田は、押さえに来た根田を
突っ張って前々に踏んで打鐘を迎え



ダッシュしてきた太田海の番手の
桑原のクチが開いていると見るや
番手にハマろうとする演説王。


 

桑原が追い上げて並走になったところ
カマシを仕掛けた根田が迫るも…
太田海が併せきって根田は後退、
でも桑原も後退して裸逃げのカイヤ




脚を溜めてバックで捲った三谷竜ー南が
一気に前を捉えて近畿ワンツー決着
新田は太田海の番手から動けず
切り替えた成田が3着に。


う〜ん、初日は強かった太田海ですが
大雨が降って風がある悪コンディション
しかも番手に別線に入られる不利では
さすがに厳しかったですか。



11R
前受けの新山が、赤板でしぶしぶ上昇の
ヒデノスケを突っ張って先行


そのまま駆ける東ラインの4番手で
ケンヤの外に張り付くヒデノスケ…も
番手の暴君・荒井は早々に連結を外し
3角の手前でズルズル後退


 

 

サラ脚で4番手にいたケンヤが
2センターからの捲り追込みで1着
先行した新山の3番手から、中割りで
前二人を交わした諸橋が2着、新山3着



ケンヤは初手で新山ラインの後ろを
取り切り、あとは注文通りの展開


勝利者インタビューで


「準決勝は浅井さんとの連携になると
 思うんで、二人で勝ち上がれるよう
 頑張ります。」
と、心にもないコメントをしてましたが
中部二人なのに別々の番組とは…。



12R
前受けの眞杉を後方から小松崎が
押さえに行くも……出させずに
突っ張るギックリ首のメガネボーイ

3番手に古性が入り、単騎の郡司と松浦は
小松崎が叩けないと見るや近畿の後ろに
切り替えて迎えた2センターで、
小松崎は再度ダッシュして前に迫るも…

 


 

平原が牽制して出させず、小松崎は後退
慎太郎は3番手の古性の外で並走


バックで郡司が捲りに行き、その動きで
平原の意識が外に行ったスキを突いて
古性がインをシャクって平原の巨体を
弾き飛ばして眞杉の後位へ



そのまま古性ー山田久が直線抜け出し
近畿ワンツー、立て直して追い込んだ
慎太郎がゴール前で眞杉を交わし3着。


う〜ん……眞杉はやることやりましたが
サラ脚の古性が後ろにいちゃあ
さすがに厳しいですよね。

東北勢の作戦は、おそらく前受けして
イン斬り合戦を誘ってドーンと仕掛ける
みたいな感じだったと思いますが……
発送機から出る時に滑ってしまい
1番車なのにSが取れなかった


だいたい守澤のせい。



車券の結果は…二次予選から買って
6Rで一成アタマで買いながら
3着の松井が抜けてしまい
9Rで和田健アタマで買いながら
2着の寺崎が抜けてしまい
10Rで狙った成田は届かず3着

 

連日、抜け目だらけで
カスリ地獄に落ちたかと思いましたが
11Rでケンヤ→東日本ライン3名へ
流す車券を獲ってホッと一息
そして12Rは山田久=古性を中心に
買っていたので、ウラも押さえて
3枚的中でライフが回復



買ってなかった眞杉が3着に残りそうで
ゴール前では悲鳴を上げかけましたが
慎太郎、ありがとう。






準決予想
本日も弥彦はけっこう強い雨と風
そして気温は急降下して重いバンク
風向きによっては、予想を変えるかも。


10R
東北 ⑤新山ー②慎太郎ー⑥成田
近畿 ①古性ー⑨南
四国 ⑦松本貴ー④オグリュー
単騎 ③ケンヤ、⑧岩本

初手:526/19/3/74/8


ケンヤ「浅井さんと組むと思ってた」
岩本「どうせ単騎だろうと思ってた」



理事長杯、ローズカップとも
展開にやや恵まれたとはいえ
自力と捌きを駆使して勝ち上がった
古性が断然人気と思いますが……


新山も後ろの二人がしっかりしていて
仕事してくれるので、万全の態勢で
いつものツッパリ先行狙い


突っ張られるのは車番から言うと
後ろ攻めになりそうな四国の二人
そしてケンヤは二次予選みたいに
サラ脚で4番手なら新山の先行でも
捲れるのでは……と思いますが
古性と南が厳しく抵抗したら
東北ラインの後ろには入れない


今回のデキ、そして雨と風の強い
弥彦バンクと言う条件なら
古性の3連勝濃厚と思いますが…

3連単 1=9ー2678
    1ー23678−9


安いけどまあ、仕方なし
悪魔の一手を思いついたら
追記します。




11R
南関 ⑨郡司ー②和田健
東北 ⑥一成ー③守澤
関東 ①眞杉ー④諸橋
近畿 ⑤三谷竜ー⑦山田久
単騎 ⑧河端


初手:14/92/63/57/8


諸橋
「来年も親王牌は弥彦で開催されるが
 最後の地元のビッグのつもりで
 頑張りたい。」
 
悲壮な覚悟をして練習してきた
成果が出ているのでしょうか、 
2日間の動きは上々の地元の諸橋に
番組は眞杉をウマとして用意して
1枠でお好きな初手の位置を取ってね、
という忖度番組

まあ…地元唯一の出場なら、
このくらいの優遇はアリでしょう。


眞杉も当然、このメンバーなら先行を
考えていると思いますが、
強い雨と風があり、2車ラインなので
仕掛けの位置は難しい

なので初手はなるべく前を取って
別線にイン斬り合戦をさせてからの
カマシ先行が作戦でしょうか。

2日間単騎の郡司は、初日は立ち遅れ
2日目はバック捲り不発で調子不明
位置取って捲りか、早めのカマシか
眞杉の動き次第での仕掛けになりそう
番手の和田健は2日間キレキレの脚


北日本の両者は家族ぐるみの
付き合いもあり絆の深い関係
ただ雨バンクが苦手な一成は
このメンバーでは苦戦しそうで
逆に地脚タイプの守澤は弥彦バンクに
マッチした脚質で雨も苦にせず

三谷竜は、二次予選で太田海を沈めた
捲りはスピードも粘りも十分で好調
もともと地脚タイプなので弥彦の
重いバンクも雨と風も得意な脚質
そして山田久も、本人は普通の調子と
コメントしてるが、前走から動きは上々
近畿両者は出入りの激しい消耗戦を
最後に捲るのが理想

河端は…2日目は展開に恵まれて
ほぼサラ脚で3番手を取りましたが
もともとヨコはS級の中でほぼ最弱
このメンバーだと自力タイプも
道中の位置取りは甘くないので、
道中は切れ目に入って脚を溜め、
元・世界のスピードの捲り一発狙い


ここが準決で一番の激戦になりそうで
難しいのですが、悪コンディションは
むしろ歓迎な近畿の両者が最後に捲って
軸は三谷竜

相手は番手の山田久、執念を見せる諸橋
2日間の伸び脚がエグい和田健


3連単 5=247ー23479
    

眞杉が粘って諸橋とワンツー、みたいな
展開を地元ファンは願ってるでしょうが
そうなったら仕方なし

「郡司ツエー」で終わっても仕方なし



12R
東北 ⑧小松崎ー⑦渡部幸ー④佐々木雄
瀬戸 ①犬伏ー⑤松浦
関東 ⑥雨谷ー②平原
中近 ③寺崎ー⑨浅井


初手:15/62/39/874



佐々木雄
「小松崎が41歳、渡部幸が40歳
 俺が43歳。相手は若手だが、
 一矢報いるように頑張りたい。」
 

わしら
「SS優遇のあおりを受けて
 残り物が詰め込まれましたね。」


まあ、渡部幸と佐々木雄は
二次予選で中野慎を残せなかったから
仕方ないよね。



スマイル
「自分が前と思ったけど、
 雨谷君が前でやりたいと
 言ってきたので、尊重して。」

わしら
「地元忖度のあおりを受けて
 残った二人が詰め込まれましたね。」
 
 
もっと露骨に組み合わせて
眞杉ー平原ー諸橋、みたいなラインを
作るかと思ったんですが……
さすがにそれはやり過ぎですかね。


車番順の初手になりそうですが
枠負けの東北が強引に前を取りに
行くってこともありそう

いずれ犬伏は初手で前の方を取って
打鐘〜ホームのどこかでカマシ先行
過去には「犬ブッチン」を食らった
苦い経験のある松浦ですが
調子イマイチとはいえ、ココでは
離れるわけには行かないはず

じゃあ、別線がどう戦うかっていうと
雨谷と小松崎ができることは限られてて
犬伏と叩きあってハイペースにしたら
残らないんで、斬ってお待ちして
3番手にハマる、あるいは松浦が
追走にクチが開いたら一発食らわして
ズッポ狙いでしょうか。


寺崎は後ろの使い捨て名人・浅井を
たいして信用してないと思いますんで
位置取りにはあまり拘ることなく
二次予選みたいにバックからの
捲り一発狙い


う〜ん……平原に前回りを志願した
雨谷の覚悟がイマイチ解りませんが
しょせんは雨谷なんで、普通に
犬伏=松浦ー流しを買えば
お金が増えるような気がしますが……


九州勢はいないけど思い入れで
小松崎が置いていかれずにある程度
前々に踏んでいれば、渡部幸の
直線強襲で突っ込んでくる穴車券

相手は瀬戸内両者と、準決の走りなら
犬伏に通用するかも…と思わせる寺崎

3連単 7=135ー13459
おさえ 135−135−79


冷静に考えるとこのクラスで東北3名が
通用するわけが無さそうなんですが
これまでさんざん世話になっているので
カネドブ覚悟の思い入れ車券

筆者がこのブログで「思い入れ車券」と
書いた車券が当たる確率は、ほぼゼロに
近いのですが……



準決も決勝も雨模様みたいなんで
現地観戦の皆様は大変でしょうが
どうぞ風邪など召されないように。


そして、現地観戦されると伺ってる
らいちゃん人形さん

推しメンの古性は自身で応援されると
思いますし、三谷竜はおそらく現地にいる
イナガキネーサンが超音波みたいな
ハイトーンで応援すると思いますので

渡部ユキちゃんに、
「ユキノリ〜ッ!
 お前のアタマで買ったからな〜ッ!
 突っ込んできてくれよ〜ッ!」

と、身バレしない程度の声援を
送っていただければ……お願いします。



皆様のご健闘をお祈りします。