西武園オールスターで
多くのSS戦士たちが落車したため
その後の記念は優勝候補の欠場が多数
ちょっと寂しい開催が続きましたね。
新田・古性・守澤が欠場した
松戸ナイター記念・滝澤正光杯では
二次予選でヒデノスケの番手で競り
暴君・荒井を競り落とすナイスファイトを
見せた義朗さんの息子・川越勇星
準決で、落車明けとはいえ
自力の郡司を相手にガチな先行で
不動会の兄弟子・小川勇と
ラインワンツーで大物食いをした
テンホー岩谷
若者たちが頑張った開催でしたが
決勝では南関別線を選択した深谷が
絶対S取るマン・大森と
死に駆けした川越のアシストを受けて
地元の岩本・和田健や平原を
寄せ付けない完勝。
「ラインのお陰で優勝できた。」
と語る深谷、賞金でもGP圏内に
近付く、今年2回目の記念優勝。
おめでとう!深谷!
続いた向日町記念・平安賞では
ワッキーと松浦が欠場
SSはお寺帰りの慎太郎一人だけと
ちょっとショボめなメンバーで
しかも特選で山田英が渡邉雄を
落車させて失格、両者がお帰りして
さらにショボショボなメンバーに
地元勢が3人勝ち上がった決勝を
制したのは、記念初優勝となる
オールドルーキー・北井佑季。
太田竜・坂井・山田久といった特別常連の
自力選手をライン2車の先行で完封し
番手の慎太郎にも差させない
文句のつけようがない逃げ切りでの勝利
「先行という戦法にこだわってきた。
その先行で優勝できたことが嬉しい。」
と優勝インタビューで語った北井に
解説の村上お兄ちゃんも満足気な感じ
きっと師匠の高木トカちゃんも
喜んでいるでしょう。
おめでとう!北井!
……ところで、お兄ちゃんが引退したら
向日町記念は「魂・村上義弘杯」みたいな
サブタイトルに変わると思ってましたが
まだ「平安賞」のままなんですね。
そして、今年は正月に新田が優勝した
立川記念が、9月に再度開催。
来年の正月開催は大宮記念なんですね。
GPが立川である影響なんでしょうか?
タイトルホルダーとなってから
初の出走となる眞杉に
新山・北井・犬伏など先行タイプに
力のある選手が揃ってなかなかの
激闘となった開催で………
SSもサボらず参加して豪華メンバー
ブログ更新しようかと思ったんですが
台風13号の関東への接近で
開催自体が1日順延されるかも、
と微妙だったのと、決勝が関東5車の
連携になってしまったので止めました。
決勝はその関東5車連携から
同期で仲良しの眞杉の死に駆けを利した
若き失格王・森田優弥が番手捲り
付きバテしたらしいスマイル平原と
忖度したのかハンドルを投げなかった
なまくら小僧・佐々木悠を抑えて
うれしい記念初優勝。
まあ、関東5車が連携して先頭が眞杉
そして別線の自力は全員ヨコの捌きが
できないって時点でもうラインから
優勝がでることはほぼ確定でしたが…
おめでとう、森田!
若手の中では森田をイチ推ししてる
当ブログ専属解説員(無報酬)
灰人さんが、称賛してやまない
漢字の「競輪」を、これからも
見せて欲しいと思います。
筆者は業務がけっこう多忙だったのと
松戸・向日町はカスメンバー
立川は決勝の関東5車連携で
どうみても安そうだったので
ほとんど打っておりません。
9月の上旬はバスケやラグビーの
ワールドカップの熱い戦いを見たり
サッカー日本代表がドイツやトルコの
強豪国相手に圧倒するのを見たり
我が愛するホークスが
優勝はおろかBクラスに転落しそうで
指揮官の顔色が日に日に悪くなるのを
冷ややかな目で眺めておりましたが……
そろそろ競輪に戻りましょうか。
さて……ここからは青森共同通信社杯のお話
青森でビッグレースが開催されるのは
2009年の寛仁親王牌以来14年ぶり
ちなみにその時の優勝者は
大人の諸事情によって現在はA級の
海老根恵太で、このときが初タイトル
表彰台に登ったのは
2着がレジェンド神山雄で
3着が伊勢神宮好きの伏見
なかなか時代を感じますなぁ…。
青森競輪場は市街地から離れた
丘の中腹みたいなところにあり
直線は約59mと長目の400バンク
2センター側にあるバックに吹きつける
陸奥湾からの向い風が強い日は
自力選手の仕掛けどころが難しく
カントがきつめなので捲り・追込選手の
脚を溜めての直線強襲が
筋違いで穴車券の出やすいパターン
そして……10年くらい前から
葵 萌輪(あおいもりん)を
競輪場のキャラクターとして推し続けて
各種のグッズやサイクルウェアを
販売しております。
筆者はかつて一度だけ、
青森競輪場に旅打ちで行ったことが
あったのですが……
青森駅から無料バスで約30分くらいで
市街地からは隔離された山の中の
のどかな感じの競輪場に到着
スタンドで地元の皆様が話す津軽弁が
九州人の筆者には、まったく理解できずに
選手の名前はかろうじ聞き取れるのですが
掛け声が声援なのかヤジなのかもわからず
競輪場で誰にも話しかけることができず
コミュ障になってしまう………という
ちょっとショックな体験をいたしました。
あれからけっこうな年月が経ちますが
萌え効果で若者の入る競輪場に
なってるんでしょうかねぇ。
さて……選手の方に目を移すと
ワッキーは早々に欠場を表明
松浦も骨折からの復帰は難しく欠場
その他のSSも落車や不調でイマイチな
選手が多いのと、立川記念に出場した
選手は中3日での強行出場で……
調子の見極めが肝心
特注選手は……
オールスターで連日の先行を見せた
太田海也と、地元地区の中野慎詞
一次予選・二次予選は自動番組ゆえに
個の脚力>ラインの結束
となる傾向が強くなりそうなので
変な番組を組まれなきゃ準決あたりまで
進む力は持っているはず
※たいへん申し訳ございません。
どうも勘違いしていたみたいで
太田海也も中野慎詞も
斡旋されておりませんでした。
慎んでお詫びいたします。
そして地元代表、青森の選手たち
春先は戦法に悩んだりパーマにしたり
いろいろ方向性に迷いを見せた後に
ツッパリファイターに変貌した新山響平
おそらく選手代表で敢闘宣言するんでしょう。
デビューした頃は同期のワッキーよりも
はるかに期待された逸材だったのに
いつの間にやら30代も半ばになり
煮えきらないままの坂本の坊ちゃん
コメントはいつも泣きが入り
ネガティブ全開ながら
東北人らしく粘り強くしぶとく戦う
じょっぱりファイター永澤剛
自動番組でなければ地元の優遇が
あったと思うんですが……残念。
そしてこの開催の特徴は
「オール予選のシードなし」
「選考順位による自動番組」
ということで、
通常のSSや地元を優遇したり
地域別のラインのある番組ではなく
一次予選・二次予選は自動番組
極端な場合は同県の自力が多数
詰め込まれたり、地元のSSが単騎に
なってしまうような偏りのある
メンバーの番組ができてしまうことで
「本日限定」の地区を越えたラインが
多数組まれる可能性あり
まあ、年に1回くらいはこういう
自動番組の開催があっても良いのでは…と
筆者個人としては思っておりますが
一次予選は5着まで+6着のうち3名が
二次予選に勝ち上がりとけっこう緩く
二次予選B(4レース)は3名、
二次予選A(3レース)は5名が
準決勝に勝ち上がれる条件
よって一次予選では勝ちに行く選手と
中間着を狙って着拾いをする選手の
温度差がけっこうあったりして
二次予選Aは準決並みのメンバーが揃い
優勝候補同士の潰し合いとなってしまう
なかなか車券が絞りづらい開催
いろいろと荒れる展開を考えるのが
楽しい開催ですよね。
初日は、残念ながら黒い組織の業務が
けっこう忙しいのでおさわり程度ですが
2日目からは休みの予定(たぶん)
なので後半はガッツリ打てそう
ブログは毎日更新予定です。