「やることひとつ」の鼻ペチャ・西武園オールスター決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

熊本全日本選抜 参戦…?



 

西武園オールスターは
突然降り出した雨の中
激闘の準決勝を終えて
決勝進出の9名が決定


メンバーが決定してから
並びが発表されるまでの間までは
筆者は決勝で買う車券の軸を

眞杉ー吉田拓ー平原ー武藤で

関東が並ぶと想定して
吉田拓矢にするつもりでした。



オリオン賞では見事な番手戦を見せ
準決は早めの捲りでラインワンツー
今回は超人ワッキーも策士松浦も不在
強敵になりそうだった東北は全滅して
骨のある相手は犬伏と古性くらい

先行超有利な西武園バンクで
眞杉に前を任せて、裏切りナシで
地元の平原ー武藤が後ろを固め
今までの関東ラインへの貢献から
番手捲りを打っても許される立場

2つ目のタイトルを獲って
S班への返り咲き

今回は車券で世話になったんで
人気になって配当が安くても
決勝でもよろしくね……って
考えておりましたが




鼻ペチャ
「自分から関東の一番前を志願した。
 だから、やることはひとつ。
 とにかく、関東から優勝者を
 出したいですね。」

 
 


…………………マジで?




メガネボーイ
「吉田さんの番手へ。
 この申し出は嬉しいですね。
 最初は、自分が前と思っていたので。
 ヨダレが出るより緊張が先立つけど
 自然体で走りたい。」





………マジで言ってんの?
そしてなんで、奥様っぽいポーズなの?



いろいろネット上のコメントを

確認しましたが、マジみたいですね。


さすがに「やることひとつ」の
宣言をした選手を車券の軸にしたことは
筆者のムダに長い競輪歴のなかでも
一度もありませんので…………
考え直したいと思います。



あ、それから……



気まずいスマイル
「関東4人で話して、この並びになった。
 自分は、どっちが前でも3番手と
 思っていた。
 落車した人達の分も頑張らないと。」





オイオイ……ちょっと違うなぁ。 
「落車させた人達の分も」でしょ。

 
 


ハードパンチャー顔
「関東ラインの4番手です。
 特別競輪の決勝は
 京王閣ダービーに続いて2度目。
 今回は、信じられないぐらい
 伸びている。」

 


うんうん、中田健と山田雄の着てる
Tシャツは、ちょっと怖いけど
関東ラインの4名のコメントで
キミの言ってることだけは
ちゃんと理解できたよ。






9Rに降り出した雨が
10Rに本降りになって
11Rは豪雨になった感じの
準決勝振り返り



本日はいつものサテライトで
3Rから輪友の皆様と観戦


ふぬ競・特別専属解説員(無報酬)
灰人さんによる、エッジの効いた解説を
お届けします。




「まず、シャイニングスター賞の
 リプレイを何度も見返したけど
 新田はかなり酷い落ち方をしてて
 身体にも自転車にもダメージあり。
 郡司と一緒に故障者リスト入り確定で
 中野慎がウマとはいえ、今日のレースで
 新田のアタマを買うヤツは養分確定。」
 
 
「古性は自転車はハネてるけど
 身体にダメージは少なそうで
 ムリすれば戦える状態、
 でもフレームは曲がってるかも。
 ケンヤは自転車が滑りながら落ちて
 叩きつけられた感じはないから
 擦過傷は酷いだろうけど
 そんなに深いダメージはなさそう。
 でも、そもそもの身体の強さは
 古性のほうが遥かに上だからなぁ…。」
 
 
 
筆者

「好調だと思う選手は?」



「吉田拓、武藤、犬伏、松本貴。
 嘉永は二走目で橋本強に止められて
 車が進まず印象が悪かったけど
 二次予選では強かったんで見直し。
 あとはアフロもまあまあ良い。」
 
 
 
「なるほど…そこはだいたい一致。」



「太田海也と中野慎嗣は
 まだほとんど競輪競走を見てないから
 どのくらい強いかは、わからんね。
 ナショナルチームの格付けでは
 寺崎やアフロよりは上なんだろうけど
 競輪の強さと競技の強さは
 イコールじゃないからなぁ…。」
 


9R
赤板手前で後ろ攻めのケンヤが
後ろ中団にいた犬伏を押さえて
犬伏は最後方に引いて……


打鐘手前でケンヤがフルダッシュして
一気に前団を叩くも…レフト浅井は
不意を突かれたのかついて行けずに
内をしゃくるドリルマンに変身

 


でも前受けの菅田が油断なく内帯線を
締めたので、浅井はココで内抜き失格。



ケンヤが半端にペースを上げたので
犬伏はホーム手前から一気にカマシ
ものすごいスピードで先頭に立ち
立ち遅れた古性が必死で追いかけるも
前までは届かずに、番手の庸平は
かろうじて犬ブッチンを食らわずに
でもぜんぜん差せそうにない感じで
犬伏ー庸平ー古性で入線。





「いやぁ……犬伏は強えな。
 もうちょっと古性が前に迫って
 イナショーあたりまでチャンスが
 あるかと思ったんだけどなぁ。」
 


10R
絶対S取るマン・大森のダッシュで
東北ー関東ー中国ー九州の順の初手


最後方にいた伊藤颯が青板のホームで
上昇して…新山を押さえに行くのかと
思いきや、6番手にいた太田海を押さえて
太田海が引かないと見るや、
また最後方に戻る謎のムーブ。

そのまま赤板が過ぎても伊藤颯は
前を斬りに行かずに、まるで瀬戸内の
3番手みたいな感じで後方待機

 


 

やむなくカマシ気味に前に踏んだ
太田海が……突っ張ろうとする新山を
清水がちぎれ気味になるくらいの
ものすごいハイスピードのダッシュで
軽く叩き切ってしまう、サプライズ展開


吉田拓は太田海が叩き切った後を
追走して行って、最終1センターで
一気に加速して太田海を捲りきり
そのまま押し切るかと思いきや……
ゴール寸前で武藤が差し切って1着
吉田拓が微差の2着で、太田海から
関東の後ろに切り替えた清水が3着。


 




「太田海が新山の突っ張りを叩き切って
 そのまま押し切ったら、ワッキー並の
 バケモノだったけど、出切って
 緩めたところを行かれたんで
 ワッキーレベルの脚には
 まだいってないってことか。
 
  しかしなぁ……東北3人は
 見せ場もなにもなくて7〜9着か。
 ぜっかくツッパリ先行に開眼したのに
 あんなにあっさり叩かれて終了じゃあ
 新山はショックを受けてそうだなぁ。」


 
 
11R
9Rで降り出した雨がどしゃ降りになって
バンク状況が一変してしまった最終レース

東北ー関東ー瀬戸内ー九州の初手で
赤板手前で後方のアフロ山崎が
上昇してくると……前受けの中野慎が
誘導を外して突っ張り先行の態勢



それを察知した吉田有は、すかさず
ダッシュして中野慎を叩きに行き
両者で激しいもがき合い……に
ついていかない眞杉ー平原



「これは…『見殺し捲り』の態勢ッ!」

 




見殺し捲りとは、ライン先頭に
別線を叩きに行かせて、もがき合わせ
でもついていかずに車間を切り
叩きあう両者が消耗するのを待って
見殺しにして……まるで最初から
別線だったかのように自力捲りを繰り出す
やってることは番手捲りとあまり
変わらないけど、見栄えの悪い戦法

 

<民明書房「悪の競輪奥義」より>

 

 





中部の帝王・山田裕仁が
若い頃の小嶋社長や金子師匠、

説教ゴリラ吉田敏あたりを犠牲にして

よく使っていた作戦で
平原も30代中盤あたりまでは
関東全域の若手で繰り出していた印象


中野慎は必死で抵抗するも
雨走路でダッシュが効かないため
並走する吉田有に脚を削られて消耗

最終ホームから眞杉が自力で発進し
新田は抵抗できずに乗り越えられて
アフロ山崎のバック捲りは前まで届かず



眞杉が余裕たっぷりで押し切り
直線で3番手にいた松本貴が
外を牽制しようとした平原のインを
しゃくって伸びて2着、平原3着。



「平原は松本貴を締め込むことも
 できたと思うけど……昨日のことが
 あったんで厳しく行けなかったかな。」
 

「九州の二人は、眞杉が仕掛ける前に
 思い切ってカマシを打てば
 多少はチャンスがあったと思うけど
 あれじゃあ届かんわな。
 そもそも、雨走路なんだから
 ダッシュ型のアフロじゃなくて
 地脚型で捌きもできる嘉永に
 前回りを変えれば良かったのに……」
 
 
車券の結果は……

負け戦の4Rから打ち始めるも
ぜんぜん見当違いの展開予想で
連敗が続き、カラータイマーが点滅
輪友の皆様は本日はわりと好調で
まずまずの配当をゲットするのを
妬ましい気持ちを抑えて褒め続け
迎えた準決勝



9Rは犬伏=庸平から流すも
3着古性は安すぎたんで押さえも買わず
納得の不的中


10Rは、狙った吉田拓が捲り切って
武藤が差して好配当で的中しましたが

 


吉田拓ー武藤ー清水は4枚あるも
「厚め」とブログに書いたくせに
ウラは1枚しか買わずに…反省

 

 


ほぼ同じ読みで購入して
3枚獲ったらしい灰人さんに


「チッ、表は15枚買ってたのに
 ウラは3枚しかねぇんだよ。」

と、隣でいろいろドヤられてしまい
心のライフが削られる結果に



11Rでは
狙った九州勢は惨敗しましたが
顔見せの周回中に大雨になったので
ダッシュが効きそうにないバンク状況
スピード型の中野慎とアフロより
地脚型が連結した吉田有ー眞杉と
関東の後ろを取って着拾い出来そうな
こっちも地脚の松本貴にチャンス…と

 

嘉永アタマの車券は買いましたが

厚めに買い足すのをやめて



眞杉=嘉永松本貴ー流しを追加
3着平原はド安めで1枚でしたが
マンシューを拾って終了


期待した九州勢は、庸平しか決勝に
進出できずにガッカリな結果でしたが
準決2本獲ったので良しとしましょう。


嘉永はあのバンク状況だったら
前回りすればよかったと思うけど……
とりあえず、腐らずにまた頑張れ。



で、筆者はとりあえずライフ復活

 

決勝まで打てそうです。





決勝予想

関東 ④吉田拓ー⑨眞杉ー①平原ー⑥武藤
四国 ②犬伏ー⑧松本貴
混成 ⑦清水ー③山田庸
単騎 ⑤古性


初手 4916/5/28/73
又は 4916/5/73/28

前述した通り関東の並びは




「そういうこと」案件確定


24歳の眞杉に初タイトルのチャンスか
それとも平原が復活の地元特別制覇か
いずれにせよ関東勢には大チャンス


そして清水は……犬伏ー松本貴の
間に入れてもらう並びもあったかと
思うんですが、自力で戦うと宣言
そこに庸平が付くことが決定


輪友の皆様の間では
「瀬戸内はひとつ」で3車連携
犬伏ー清水ー松本貴
犬伏ー松本貴ー清水
どっちかで意見が割れまして


「瀬戸内の作戦会議が長引いたら、
 大師匠の小倉さんが出てきて
 『もう、この並びにせえや』
 って、オグリュー裁きをする」
 
ってことで結論づけられましたが
ダービーのときは犬伏ー香川先生の
間に入れてもらって番手捲りを打って
ケンヤの直線強襲に惜敗した清水が
今回は自力を選択
いざとなったら奥の手の飛び付き等の
自在戦も考えつつ……でしょうか。


うれしい特別初優出の松本貴は
初連携の犬伏の番手回り

ただ……犬伏のエグい高速カマシに
自力持ちとはいえ、ついていくことが
できるかどうかは……道中で別線の
煽りを受ける可能性もあるので微妙
数々の追込選手に赤っ恥をかかせてきた
犬ブッチンが発生するのかも


初手は関東が前受けで、単騎の古性は
そこに続く感じで後方に清水と犬伏
赤板で上昇してきたラインを
吉田拓が突っ張って先行態勢

先に斬りに来るのが犬伏なら
突っ張って下げさせてしまえば
そこから再度カマしてくるまでに
ペースを上げることができるので
凶悪カマシが飛んできても
ヨコもできる眞杉が対処するし
松本貴を捌いてズッポすることも可能


ただ……先に来るのが清水なら
ヨコもできてけっこう器用なので
眞杉とか平原の横あたりで止まって
競りかけることもありそう
初タイトルで緊張してる眞杉や
諸事情により横に大きく動けない
平原が相手なら、へばりつけそう


そこに犬伏のカマシが飛んできたら
決まるかも……ですね。


古性は準決を見る限り
落車のダメージは少ないようですが
高知全日本選抜や別府WCの頃のような
超抜の調子ではないような感じで
単騎で捲るか、どこかに切り込むか
戦い方が難しそう


以上を踏まえて……
当ブログの本命は眞杉匠に
決定いたしました。


好調の吉田拓が前で駆けると宣言
後ろの二人も裏切りはナシ
獲れる条件は十分なので

あとは別線の誰かが切り込むか
緊張で脚が回らなくなる……
みたいなことが無ければ
普通に獲るでしょう。

 

 

 


 

 

 

 





「絶対勝つ」っていう意志を持って
掴み取れ、メガネボーイ。

相手は……配当が安いけど
後ろにいるんでやむなく平原
直線の伸びが凄い武藤
単騎でも何とかしそうな古性
3着になんとなく庸平と清水

3連単 9ー156ー13567


眞杉が負けるとしたら、
直線に入って緊張で脚が回らずに
好位置にいる誰かの強襲で
今回は平原よりも決め脚が上の武藤
脚を使わずに位置を取れば古性

3連単 56ー1569ー1569


配当はたぶん全然つかないので、
上記のみであとはどこを厚めに買うか
オッズを見て考えます。

もちろん犬伏が豪快カマシを決めたり
四国と関東の叩き合いを清水や古性が
捲ってしまうこともあるでしょうが
その時は諦めましょう。

穴車券は負け戦で買うことにします。

でも……負け戦でけっこう余裕ができたら

九州人として庸平の頭の車券だけ

小銭で買うかも………(小声)



さて……
長かった真夏の祭典も本日で終了
今節は残念な落車や不明瞭な審議で
消化不良の方も多いと思いますが………

決勝はアクシデントがないように
「やることひとつ」宣言の鼻ペチャが
情念と絆を感じさせる競走を
してくれることを願っております。


皆様、6日間のお付き合い
ありがとうございました。
ご健闘をお祈りします。