近畿と東北、両ラインの
意地のぶつかり合いとなった
激戦の決勝を制したのは
地元の三谷竜生。

赤板から東北勢を叩いて駆けた中西
ホームで番手発進した山田久から
バックで三段駆けとなる自力捲り
演説王・新田との鍔迫り合いを制して
地元で4連勝の完全優勝。
かつては抜群のスタミナから
「地脚モンスター」と輪友の皆様から
呼ばれる、強靭な末脚と闘志あふれる
競走スタイルでダービーを連覇し
2018年はグランプリを制覇するなど
近畿ラインの中心となって活躍し
「三谷時代」の到来かと思われましたが
ゴニョゴニョ……な私的の事情もあり
成績が下降線、落車多発で苦しい時期を
過ごしている間に、超人化したワッキー
成長した古性に近畿の主役の座を譲り
「もう終わったのか?」
とヤジられる日々が続きましたが
主役のはずだった近畿のSS二人が
アクシデントで途中欠場する中、
ラインの中心として主役を務め
前を任せた二人の献身を受け
難敵の東北SSの二人を打破し
何度も歓喜のガッツポーズ。

敢闘門では頑張った中西と山田久に
感謝を伝える様子が映し出され
スタンドの地元ファンに向かっては

「優勝はラインのおかげ。
もう一度グランプリを獲りたい」
と、再出発の決意表明
素晴らしい闘志と絆を見せた
地脚怪物の完全復活が果たされるのか
今後の戦いが楽しみですね。

おめでとう!三谷竜!
レースのポイントは
・Sが取れなかった近畿
取りきった新田
・「ここしかない」所で
仕掛けた中西と
息を入れてしまった
阿部拓の覚悟の差
・最終ホームで発進した
山田久の番手捲り
・3角で新田の捲りに
出られかけながら
耐えて振り切った
三谷竜の強烈地脚
・内を突く慎太郎と柏野
このレースは初手の攻防が大事だと
思っていたんですが……
号砲が鳴ってダッシュした新田が
三谷竜を制してSを取り
東北ー近畿ー混成ラインで周回
この時点で、東北ラインの
ツッパリ死に駆け作戦が成功したかと
思いましたが……

青板バックで上昇してきた皿屋を
突っ張った阿部拓が息を入れるところ
すかさず、「ここしかない」
タイミングで叩いた髭魔人・中西
メイチのダッシュで叩いたんで
4番手の栗山が切れましたが
中西ー山田久ー三谷竜まで3車が出切り
阿部拓はなんとか仕掛けようとするも
中西のペースが落ちないので行けず
う〜ん……阿部拓もそれなりの覚悟を
持って前を志願したとは思うんですが
もうとにかくホーム線をゴールと思って
仕掛けた感じの中西のほうが、
完全に気持ちで上回ってましたね。

そして最終ホームで中西を捨てて
山田久が発進する番手捲り
これは前回のブログで書いた通り
地脚型の山田久と三谷竜だからこそ
成り立つ仕掛けで、スピードの絶対値で
勝てない新田に捲らせないための作戦


それでもこの展開でバックで捲って
前に出かけた新田はさすがでしたが
三谷竜が必死のブロックで止めて
そのまま併走が続き……締め込めずに
後退する新田を制した三谷竜が優勝

2センターで新田が力尽きるのを待って
内に入った慎太郎が2着、青板バックで
皿屋が突っ張られて後退してからは
存在を消していた柏野元首相が
こっそりと3着入線。
三谷竜の優勝の要因は……
髭魔人・中西の献身に尽きますね。
今回は4日間地元勢のために駆けて
すべてのレースでラインの選手に1着を
獲らせる、気持ちが伝わる素晴らしい
先行を見せてくれました。

「獲らせたヤツには
獲るチャンスがやってくる」
このレースを見た近畿の若手たちが
今度は中西の優勝のために前を志願し
駆けてくれる日が来るのを願ってます。
そして山田久も絶妙なタイミングでの発進
あの仕掛けが早くても遅くても
新田に捲られたと思いますんで……。
車券の結果は……
7Rの負け戦から打ち始め、決勝は
前回ブログの通りに的中しましたが
新田絡みの安いオッズのところを
トリガミがないように厚めに買ってしまい
また、負け戦でヤラれ続けちゃったんで
1枚しか買えずに……1日トータルだと
昼飯代とオヤツ代が浮いた程度で終了

皿屋のアタマとか、余計な車券を
買わずに三谷竜にもっと厚く
ぶち込んでりゃよかったなぁ………。
そして柏野元首相には、この2日間
たいへんお世話になりました。
いったんは9番手で画面から消えつつ
脚を溜め続けてチャンスを待ち
2センターあたりで予定調和のように
コースを探って内に入って3着を拾い
競輪祭の出場権を獲得、お見事でした。
11月の小倉でお待ちしております。
さて…この次は静岡記念
日本一、アツい客が詰めかける
競輪場として有名な静岡ですが
地元の深谷、そして南関の大将・郡司が
どんな連携を見せてくれるでしょうか。
皆様おつかれ様でした。
次回更新は、たぶん静岡の準決です。


