平塚グランプリのレース後、
引退した村上兄が脇本に
LINEを送っていたそうで………
ワッキーのコメント
「村上(義弘)さんからLINEが来て
ボクー古性の3番手を固めといたで、
みたいな感じでした。
今でも競輪の熱い気持ちを
忘れてないんだなと感じたし、
共有できたのが嬉しかった。」
しかし、和歌山記念の決勝で
現実に3番手を固めるのは
記念初優出の地元・藤田勝也。
最強超人・ワッキーー古性の3番手は
捲りやカマシならブッチン
先行なら別線が降りたり捌いたり
位置を狙いに来る危険地帯
4人並んだ東北ラインに
深谷・眞杉がもったいない単騎
前回の立川記念よりも豪華な
決勝メンバーの中で戦う藤田勝
慣れ親しんだ地元バンクで
タマシイの男が乗り移ったかのような
闘志を見せられるのか………………?
しかしなぁ…古性の
グランプリの後のコメントも
「来年は村上さんに安心して
もらえる年にしたい。」
ですから、いったいどれだけ
影響のある人なんでしょうかね。
準決振り返り
10R
赤板で上昇して前を斬った眞杉は
ペースを上げずに後ろをチラ見して
意を決した髭魔人・中西が
心臓を捧げる怒涛の先行
中団4番手に収まった眞杉は
前をガン無視して6番手の新田を
車間を切って牽制し続け
地元勢には絶好の流れ…も
バックで一気に捲った眞杉に
石塚は併せることができず
そのまま眞杉ー諸橋ー新田ー守澤で
一気に前団を捉えきってしまい
石塚は諸橋の内で多少抵抗するも
おそらく脚を余したまま終了
捲り切った眞杉を直線で新田ー守澤が
さらに追い込んで、結局SSワンツー。
う〜ん…近畿の掟から言えば
自力のある先輩の稲毛が後ろなので
石塚は後ろの状況を確認しつつ
2角の下りで番手発進、でも
良かった気がしますが……
気迫の先行を見せた中西の闘志が
報われずに、地元勢は全滅。
演説王は今回は自力で連勝と好調。
眞杉もやることはやったんですが
やっぱり力の差がありますね。
11R
前受けした南は赤板で上昇する深谷を
思いっきり突っ張ってそのまま先行
深谷は再度叩き返すかと思いきや
4車ラインなのに5番手に引き
南の気魄に圧倒されたか仕掛けられず
バックで古性が自動発進の捲りを打って
藤田勝ー伊藤旭が追走、深谷は立ち遅れて
万事休すかと思いきや、捲り追込みで
2着まで届き、3着に藤田勝で決着。
ずっと脚を溜めていた伊藤旭が2着まで
届くかと思いましたが、案外直線伸びず。
南は…好調だっただけに死に駆けで
使い捨てされたのは悔しいでしょうが
後ろの二人を決勝に乗せたので
まあ、立派な仕事でしたね。
それに引き換え、4車ラインなのに
自分だけ捲りでなんとか届く競走を
した深谷は………
でもまあ、武田や朝倉なんてしょせん他人
何のお返しもないんだから仕方ないか。
12R
青野が前受けのワッキーを抑えると
いつものように車を引いて7番手まで
すんなり下げるワッキー
青野が先行、車間を切った山ちゃんが
4番手で迎えた最終バック
初日・2日目とまったく同じように
ワッキーが捲り発進して、3角の山を
登るところで前団を捉えて
地元のトップ・東口は付ききれずブッチン
3番手の澤田さんは、踏み出した瞬間に
当然ブッチン
ワッキーが無慈悲に押し切り快勝
山ちゃんー友和が連下に入って
別線でも3連単1,000円の激安配当
最強超人
「(仕掛けが遅めなことについて)
気持ちの面での調子の悪さが出ている。
踏み上げている感じは悪くないですけど
良いころに比べればまだまだ。」
・・・・・・・・・・・・・・・。
悪いんでしょうけど…………………
結局、6名準決に乗った地元勢のうち
決勝に進んだのは一番キャラが薄い
記念初優出の藤田勝のみ
車券の結果は…5Rから打ち始めて
6Rで末木のアタマ流しから
今年初の万車券を的中するも
その後のレースはすべて激安配当で
ありもしない穴妄想で買い続けるうち
いつの間にかマイナスに転落し終了
……まあ、今回のSS4人は
他を圧倒する強さなので
こんな配当も…やむなしですか。
(ため息)
決勝予想
近畿 ①脇本ー⑤古性−⑥藤田勝
東北 ③新田ー⑦守澤ー
ー④山崎芳ー⑧友和
単騎 ②眞杉、⑨深谷
初手:156/2/3748/9
「肩の手術の直後に比べると
明らかに可動域が広くなって
調子が上がってきた。」
と、自身でも語っていたように
演説王・新田の調子は上向き
しかしそれでも特選ではワッキーに
先捲りのその上を越えられる完敗
ライン4人とはいえ、死に駆けを
するような並びではないので
早めからの先行という選択肢は
なさそうな演説王
一方のワッキーはいつもの組み立て
前取って押さえられたら引いて
東北が駆けるようなら高速捲り
ペースが上がらなかったら
ホーム手前からカマシ先行
単騎の二人は……深谷はいつものように
特に何の作戦も考えてなさそうで
行けるところからエイッと踏むだけ
眞杉は準決のように頭を使って戦う
姿勢を見せているんですが
単騎なのでできることは限られる
う〜ん………ライン3対4でも
ワッキーと新田の間には力差があるんで
近畿が有利、ワッキー本命なんですが
それを覆す悪魔の一手、奇襲作戦が……
演説王、2週連続の飛びつきですかね。
まともに叩き合っても勝てないので
前を斬って多少ペースを上げて
ワッキーがカマしてくるのに合わせて
古性のところにキャッチ&キル
3番手にいる藤田勝は守澤が捌いて
抵抗してもデンジャーブロックで瞬殺
輪界でヨコ最強クラスの古性ですが
ワッキーの高速カマシには後輪に集中で
追走しているはずなので、
内から当たればワンチャンスあり
古性が抵抗して飛ばなかったら
守澤が藤田勝をどかした3番手に
下げて入れてもらって直線勝負
さすがに番手捲りは打てなくても
番手に入ればワッキーを食えそう
3番手からだと微妙
問題は、先週キルした郡司よりも
古性のほうが競りは強いってことと、
その郡司が飛ばされた先週の立川決勝を
近畿の3人は当然見てるってこと
なんですよね………
しかしまあ、警戒してもしなくても
藤田勝のところなら飛ばせるし
勝手に切れてくれるでしょ
新田が軸ですが、相手はワッキーに守澤
隊列短くなったところを捲ってくるのは
あんまり信用ないけど深谷
眞杉はスピードの絶対値が深谷よりは
下なので3着あたりまで
キャッチ&キル成功なら
3連単 3=179ー12579
失敗の場合はワッキーの先行から
近畿ワンツーでしょうが、そこは安いので
古性の差し目だけ買いましょう。
普通に「ワッキーツエー」で終わって
負けたらふてくされて
酒飲んで大河ドラマ見ますかね。
今年の大河ドラマ「どうする家康」は
すでに何度も題材にされてる徳川家康で
ジャニーズの松本潤が主演なんで
オジサン向けではないのかな…と
あんまり興味は無かったんですが
初回の放送を見る限り、朴訥なメンツの
徳川家臣団がいい味を出していたり
ラスボス感満載の織田信長・岡田准一や
テルマエ・ロマエのローマ人にしか見えない
武田信玄・阿部寛もなかなかの貫禄
そしてキャッキャウフフと仲睦まじい
瀬名姫の有村架純は………史実の上では
おそらくドラマの中盤で、酷い惨劇で
子供もろとも●されると思われるのですが
そのあたりがどう描かれるのか……
昨年の「鎌倉殿の13人」は
数多くのブログネタを提供してくれたので
今年も期待して、とりあえずしばらくは
脱落せずに見続けようと思います。
だいぶ脱線しましたが
皆様のご健闘をお祈りします。