皆様、毎日クソ暑いですね。
現場やサテライトに行かれる皆様は
熱中症に十分お気をつけください。
しばらく更新を休んでいる間も
バンクの内ではアツい戦いが続いており
少しだけピックアップ。
久留米記念では九州4車連携で
若者たちの献身を受けた北津留が
阿部ー伊藤颯の3番手から抜け出し
郡司の猛追を抑えて優勝。
昨年の秋、同じバンクの熊本記念で
嘉永を引っ張って優勝させて
瓜生にも競輪祭の権利をプレゼント
その善行が報われる日が来ましたか。
「獲らせたヤツには
獲るチャンスが巡ってくる」
が持論の筆者としては嬉しい限りで
これで競輪祭の権利も確保して
現地参戦では誘導員・北津留に
ヤジを飛ばすこともなくなり
ホッとしております。
自身の冠開催で地元・九州勢が久々の
優勝を遂げて、中野さんもご満悦
頭皮改造後の人
「どう?このあと、その賞金を賭けて
『割れ目でポン』の麻雀でも………」
頭皮改造前の人
「……………遠慮しときます。」
そして上位陣相手に健闘した阿部将大と
テンホー岩谷は、嘉永・瓜生・伊藤颯に
続いて、筆者と輪友の皆様が選定する
「九州の未来を担う若手メンバー」入り
伊藤旭クンも今回は頑張りましたが
6月の玉野F1で、伊藤正樹を金網に
叩きつける愚行の失格があり
その他にも前科多数で保護観察処分中
メンバー入りは見送られました。
続く小松島記念では
期待を集めた犬伏が二次予選で敗退も
太田竜・阿竹・小倉・室井健と
4人の地元勢が決勝進出
松浦が室井健の介護を買って出る忖度で
太田竜ー阿竹ー小倉のラインが
人気を集めましたが………………
予備校生みたいな風貌の太田竜が
高久保の先行を許し、内に詰まって
魔の奥義・インモグラーを繰り出し
地元勢は全滅、単騎で捲りを打った
メガネボーイ眞杉が優勝
苦労人の志智さんが2着に入り
3連単は大荒れで約16万車券
単騎でもきっちり仕掛けた眞杉と
開催中に異常な伸びを見せた志智は
大健闘でしたが……
人気した地元勢の不甲斐ない戦いに
スタンドと実況のモムラーさんからは
深い溜め息が漏れたでしょう。
おめでとう、もはや誰もが認める
「先行日本第二位」だぞ、
メガネボーイ眞杉。
そして平塚では開始10周年を迎えて
初のガールズのみの単独開催が行われ
今までのガールズの歴史を支えてきた
選手たちにとっては感無量と思われる
イベントとなりました。
ツイントーナメントの片方では
市田の弟子・柳原真緒が優勝
そしてもう一方では
ナショナル最強・佐藤水菜と
ツヨカワ女王・児玉碧衣が
同着での両者優勝
「差したと思ったのに」と悔しがる
負けず嫌いの佐藤水と
「賞金が半分になった」と悔しがる
相変わらずの銭っ子・児玉は
平塚名物・シャンパンファイトでも
微妙なやり合いを見せて一同失笑
選手から色々な声が上がってるように
まだ組織の運営方法や選手の待遇には
多数の改善点があるようですが………
なんにせよ10周年を迎えたのは
もう、引退された皆様も含めて
初期から頑張ってきた選手のご苦労に
支えられてきたものだと思います。
ガールズはあまり打たないのですが
これからの発展を祈念いたします。
最後に、直前の福井記念では
過去に地元Vを5回達成し、今回も
特選・二次予選では無双の強さを
見せつけた最強超人・ワッキーが
完全優勝かと思われましたが……
バンクの中が洪水みたいになって
まさかの準決勝3レースが中止
ガラポンで決勝進出選手が決定され
ワッキーと松浦がまさかの落選。
松浦はともかく、ワッキーは
アクシデント以外で負けることは
考えられなかったんですが
いやぁ………こんな事があるんですね。
競艇場ではモーター抽選のために
ガラポンが常設されていますが
競輪場でも抽選のために下のどちらかが
必ず備品として準備されているというのを
初めて知りました。
そしてワッキー不在の決勝では
誘導妨害で長期斡旋停止からの
復帰戦だったチョビ髭・菅田壱道が
涙を流して駆ける坂本周作の番手から
バックで番手捲りを放ち、猛追する
古性を抑えて優勝
長期欠場の間は筋トレに励み
胸板が厚くなったそうで
中3日で挑むサマナイにも
気合十分で戦いそうですね。
しかしながら、筆者は昨年の寛仁親王牌の
決勝で、あっさりと平原に捌かれて戦意喪失
新山の死に駆けをムダにしてしまい
新田のグランドスラムを阻止した愚行を
まだ許していないので…………
「おめでとう」は言いません。
さて……………
本題の玉野サマーナイトフェスティバル
プログラムがちょっと特殊でして
前半の3レースはガールズトーナメント
男の方の予選は8レースの内
1・2着16名と3着2名が準決行き
ちょっとシビアな勝ち上がり
特選レースにシードされているのは
SSの8名と前年度ヤンググランプリの
覇者・小原佑太の9名。
ヤンググランプリの優勝のオマケ
みたいなものですが、
これまで出たYGP優勝者たちは
トップクラスへの挑戦で粉砕されるか
先輩を背に死に駆けするかで終わっており
多少の爪痕を残す程度の戦いしかできず
唯一、YGP→SMFを連覇して
「夜王」を自称した近藤龍徳は
その時が競輪人生のピークだったらしく
その後目立った活躍がありませんが
特選で新田と慎太郎に前を任される
小原は、どんな挑戦をみせるでしょうか。
そしてSS班からのシード落ちは
選考期間中に長欠があった守澤と
もはやネタにするのも痛々しい、
番手が用意されてるんだろうなぁ……。
玉野バンクは直線47.9m
楕円に近い形状をしていて
自力選手が割と有利な印象ですが
海が近いので風の影響を受けやすく
開催中の天気は良くないようなので
コンディションの変化はチェック要
特注選手………というか目立つ地域は
太田竜・小川真・ハラケン・島川・犬伏と
自力選手がズラリと揃った徳島勢
「でも、勝ち上がったら、
準決では松浦と清水に任されて
いいように使われるんじゃろ?」
地元からの参加は柏野元首相と
栃木から岡山に移籍した隅田
そして予備から繰り上がりの片岡
岩津とか取鳥は選ばれてないのね
九州人としては特別初挑戦の阿部将、
そして闘志あふれるイケメン嘉永の
泥臭くしぶとく戦う若者二人に
期待したいですが……………
予選で暴君・荒井さんや
八番亭師匠・中川に前を任され
連携失敗とか使い捨てされる悲しい姿が
うっすら見えるので微妙ですね。
ナイターGⅡで優勝賞金は1、200万
今年は古性・ワッキーの二人が
既に1億円超えの賞金獲得でGP確定
賞金でも慎太郎・松浦の二人がほぼ確定
その下の平原・清水あたりは
ここで賞金を積んでおきたいところ
果たして、真夏の夜の祭典を制する
夜王は誰でしょうか。
ガッツリ打つことができそうです。
あ、ガールズトーナメントの方は
筆者はとくに予想しませんので
ふぬ競・ガールズ特別顧問である
ベッカム似さんがコメント欄に
降臨されれば、決勝は丸乗りします。
皆様、3日間よろしくお付き合いください。