更新遅れてスイマセン。
ちょっと多忙でして……。
関東と東北、両ラインの死力を尽くした
激闘となった決勝を制したのは
スマイルコウタこと、平原康多。

東北の軸となった新田との直線勝負を制し
通算8回目のGⅠ制覇を果たしました。
けっこう久々だよな、と思って確認すると
最後に特別を制覇したのは、2017年の
取手全日本選抜、4年以上も前なんですね。
それからレジェンド神山が衰えを隠せず
最強タッグの相棒だった武田も
度重なる負傷で往年の輝きを失い
頼れる兄貴分でご意見番だった後閑も引退
関東のトップとして戦い続けながらも
特別競輪では善戦止まりが続き
圧倒的な脚力を見せる脇本や新田の
ナショナル勢や、最強タッグの座を奪った
松浦清水、南関のトップに立った郡司の
後塵を拝する日々が続き
「頑張っても頑張っても落車が続き
なかなか波に乗れなかった。」
と、トップにいながら苦しんだ期間
それでも笑顔を絶やさぬ人柄で
オールスターではファン投票1位の支持
幼少期を過ごした準地元の弥彦で
見事復活の特別制覇
「震えるくらいの声援をもらって
すごく力になりました。」
と語るファンからの後押しと
「(宿口)陽一が宮杯を優勝して
肩の荷が下りたというか、
背負っているものがなくなった。」

宿口兄弟や黒沢、森田の埼玉勢
大きく成長して信頼できる先導役になった
吉田拓矢や真杉、坂井の関東勢
成長した後輩たちの頑張りが

「ここに来て、力以上のものが
出てくれた」
と語った、優勝への原動力と
なったのでしょうか。
「これでグランプリは陽一との連携。
緊張感はありますが、すごく楽しみな
レースになると思う。」
初めて同県とラインを組んで挑む静岡GP
残念ながら今回の決勝はラインを組んだ
諸橋が落車して、心残りを感じてましたが
年末の静岡で、今度は満開の
おめでとう、平原!
勝負のポイントは
①前を取った東北ライン
取れなかった関東ライン
②新山の突っ張り先行vs
平原の絶妙の捌き
③仕掛ける吉田拓と
番手捲りを打つ新田
④直線外を追い込む平原
一か八か内を突く諸橋
新田の斜行失格
まず号砲が鳴って
最初に飛び出したのは新田と諸橋
S取り合戦を新田が制して東北が前団
関東が後方で、単騎の山田庸は東北
野原は関東の後ろにつける完全な二分戦
これまで何度も見せてきた
「東北S取り突っ張り死に駆け大作戦」
の出来上がり、これで新田の完勝かと
思いましたが…………

赤板で誘導との間に車間を斬った
新山の突っ張り先行の態勢に対して
吉田拓も負けじとダッシュして
前に迫ったところで新田が牽制し
吉田は行き足が止まりかけるも、
新田との車間を開けてしまった菅田を
平原が外からキメて下げさせ、
吉田拓を新山ー新田の3番手に
迎え入れる超絶な頭脳プレイ
すかさず誰かが追い上げるかと思いきや
後方からの動きがないまま
腹を括った新山がド先行
野原がホームで踏み上げるも
新山のカカリがよくて行けずに終了

そして吉田拓は、まだ新山が脚を残して
駆けているバック手前で捲りに行き
新田もやむなく牽制しつつ番手発進
浮いた吉田拓が後退し、新田の後位に
収まった平原が直線で外に車を出し
諸橋は乾坤一擲のイン突きを狙いに行くも

新田がコースを消すような斜行を見せて
諸橋の前輪と新田の後輪が当たって
ゴール手前で落車する諸橋
そのまま平原ー新田の順でゴールして
3着には脚を溜めて直線伸びた大槻で
決まったかと思いきや…………
審議の対象は新田と諸橋
「どうせ諸橋が落車の原因だけど
地元びいきの裁定にするために
新田も審議対象にして、
『それぞれの動き』でセーフでしょ」
と、輪友の皆様の間ではたいして
意味なさそうという意見で一致した
審議だったんですが…………
新田失格のアナウンスに驚愕する
サテライトの場内
繰り上がり3着は平原に割り込まれた後
消息不明だったはずの菅田で、
けっこう荒れまくった今開催は
3連単19万の大穴の締め
平原の勝因は、なんといっても
菅田の位置をキメて吉田拓を入れて
3番手にラインまるごと嵌まり込んで
万全の体制を作ったことですね。
そして吉田拓が踏み出す位置も絶妙で
あまり早く行くと新山が生きてて
平原と二人いっぺんに浮かされて
自力で平原が踏む距離も長くなって
後続を引き出しちゃうし
新田の脚を削るにはバックで仕掛けて
番手から出させないといけないですから
あの位置の仕掛けがベスト

新田は…………そもそも菅田が
切れなかったら新山は吉田拓を
完全に合わせきってましたし
ライン4車で息を入れつつ先行して
吉田拓が力尽きたあとに捲ってくる
平原か野原に合わせて番手捲りで
楽勝だったと思いますし
直線の斜行失格もなかったですから
悔しかったでしょうねぇ。
岐阜の共同通信社杯は新田自身の
油断と思える動きで負けて
今度は後続が油断して負けですか。
しばらくツキの無さが続いてますが
さすがに今回は堪えたでしょうねぇ。
東北ラインがS取りに成功したときは
演説王のグランドスラム達成かと
思ったんですが…………
そして、新山と吉田拓の同期二人は
非常にいいレースをしてくれました。
特に吉田拓は、怯むことなく仕掛けて
平原のために新山と新田の脚を削り
絶妙の位置で退避して優勝の立役者

「獲らせたやつには
獲るチャンスがやってくる」
と思ってますので…………鼻ペチャよ、
次は関東の若手に獲らせてもらえ。
諸橋の直線イン強襲失敗は悲劇でしたが
そういうリスクがあるのは承知の上で
優勝するにはそこしかなかった
外を踏んでりゃ3着は取れてたはずで
平原ー新田ー諸橋の車券を持ってた方は
諸橋に怒ったかもしれませんが
もう地元特別で決勝に乗るなんて
最後かもしれませんから、あえて
そこを選んだのは仕方ないですね。
単騎の二人は大した見せ場もなかったので
ラインを組んで戦ってほしかったですが
まあ、それぞれの地区ラインに対する
想いもあるんで仕方ないですよね。
まだ若い野原は、今後何度も特別の上位で
戦うことになるでしょうから
いい経験をしたと思って頑張ってください。
あ、ジミー大槻は準優勝おめでとう!
落車と失格で恵まれたとは言え
毎日いい競走をしていたと思います。
最後に…………ちぎれてしまって
ライン崩壊の原因を作った菅田ですが

「全部オレのせいです。普通にあそこ
(3番手)にいれば、新田先輩の優勝だった。
何の言い訳もできないくらい脚力不足。」
まあ、今回は平原のデキが良かったのと
最初から菅田を狙ったような動きでしたね。
過去には死に駆けして新田を優勝させた
こともあるんだし、ドン底の夏頃の調子から
なんとか復調してきて特別決勝の舞台で
戦えるようになった菅田を、
いったい誰が責められるでしょうか。
次の戦いで、今日の後悔を力に変えて
また頑張って欲しいと思います。
また頑張って欲しいと思います………?
…………なんて、
新田の頭勝負したのに
そんな甘っちょろい
感想なわけねーだろ!
ふざけんなよコラ、
クソザコチョビ髭!

前を取った時点で新山が死に駆けで
突っ張り先行でダッシュすることも、
平原や吉田拓に狙われる位置なのも
どんなバカでも理解してるだろうが!
一番の勝負どころの赤板で
なにボーッとしてんだテメェ!
無抵抗であっさり割り込まれた上に
追い上げにも行かないで3着拾って
関東のスパイかお前は!
来年は埼玉にでも移籍すんのか!

9着覚悟で死に駆けした新山に、
勝負権のない4番手を固めた大槻に、
そしてグランドスラムを獲るために
ひとりでも味方を増やそうと
準決で連れ込む仕掛けをして
決勝に乗らせてくれた新田に、
東北ライン全員に詫びろや!

そしてクソレースを見せられた
車券を獲った奴と平原ファン以外の
全競輪ファンにその憎たらしい
チョビ髭を剃って詫びろや!
…………あ、すいません。
けっこう長時間、取り乱しました。
ええ、ご想像の通り、
筆者の買った新田ー菅田の車券は、
菅田が平原に割り込まれた瞬間に
ほぼ全てが紙屑になりました。

輪友の皆様も、かろうじて
力勝負の平原=新田で3着流しに
大槻まで持っていた、って方は
いたんですが………
新田の失格判定で絶望。
唯一、コメントで的中報告を頂いた
「花月園が主戦場」さん、
たいへんおめでとうございました。
しかも3枚ですか………素晴らしい。
いつものサテライトで
能書きをタレつつ打ってましたが
負け戦でけっこうヤラれちゃって
でも最終前にそろそろ決まると思った
レフトーケンヤ車券をまとめて獲って
決勝はけっこう打ったんですが
…………… あとはお察しください。
今年の特別は「トータル浮く」か
「決勝を獲る」のどっちかで
けっこう楽しんで終われてたんですが
そしてケンヤは賞金ランキング9位
競輪祭で既にGPを決めてる
郡司・松浦・宿口・古性・平原か
賞金で上位の守澤・清水・慎太郎の
誰かが取れば、ヤンググランプリを
飛び級してグランプリ出場ですか。
今の勢いならいける気がしますね。
さてこのあとも競輪祭まで
記念が続きますが、
防府は日曜日初日〜水曜日に決勝
四日市はナイターで土曜〜火曜
ちょっと忙しくて更新が難しいので
決勝くらいはたぶん打ちますが
次の更新は競輪祭になりそうです。
皆様お疲れさまでした。
筆者はしばらく、マジメに働きます。












