長いサボり……いや充電期間を経て
高松宮杯に向けブログ再開です。
コロナ禍で色々と業務に影響があり
しばらくまともに打ってませんが
記念はいちおうチェックしておりまして……
別府記念では二次予選で浅井を置き去り
準決では松浦を完封した山口拳矢が
話題を集めましたが、優勝したのは
山口拳と松浦の叩き合いを捲った郡司を
ゴール前で捉えた守澤で
4年前の久留米以来、久々の記念制覇。
今年は記念でも特別でも優出しながら
なかなか優勝という結果が出ずにいましたが
郡司の体勢十分からのバック捲りを喰ったのは
自信を取り戻す差し切りでしたね。
そして……ちょっと見直したのは山口拳矢
今まではライン無視の狡い競走を
繰り返していましたが、準決での先行や
決勝でも松浦のカマシを併せ切る気魄は
たいへんお見事でした。
もうちょっと競輪頭脳が身についたら
記念くらいはすぐ獲れそうですね。
浅井「拳矢はノビノビ走らせて成長させる。」
拳矢「いや……十分ノビノビ走ってますから。」
あ、ヤマコウが息子について書いたコラムは
読みましたが、個人的には評価しません。
(あくまで個人の感想です)
息子についても脚力は認めますが
「好きな選手」として名前を挙げることは
当分の間は無いと思います。
(アツい手のひら返し)
そして昼・夜連続でのGⅢ開催となった
福井のGⅢでは、柴崎あっちゃんが
昨年の骨盤骨折の大怪我から立ち直って
吉田茂の先行を番手捲りして後続を振り切り
復活の優勝。
優勝して欲しかったですが……まあ、
柴崎の復活Vには納得です。
夜の部の松山GⅢでは、117期の大器
町田太我クンが、ジャンからのカマシ先行で
後続がちぎれて同期の菊池にズッポされながら
そのまま単騎で逃げ切るという驚愕の優勝。
まあ、ザコだらけの開催だったんですが
あの展開で勝ったのは自信になるでしょう。
寺崎・菊池と早期卒業の二人が先行していた
117期の出世レースでしたが、
町田と山口拳が競輪の実績では抜きましたね。
町田クンはこれで競輪祭の出場権も手にしたので
ぜひぜひ、地元名物の忖度番組に組み込まれて
中川とか井上とか園田あたりの
番手の仕事をしない九州のタイトルホルダーを
背負って頑張っていただきますようお願いします。
浅井「町田クンは素直そうでウラヤマシイな」
ってことで、明後日からは今年3回目の特別競輪、
岸和田高松宮杯の開幕。
約2年をかけてリニューアルしたバンクは
鮮やかなブルーにカラーリングされ
デコボコしていたと言われるバンクもまっさらで
走りやすくなったようですね。
ホームが向かい風で1角からバックにかけて
追い風になるので、わりと先行有利らしいですが
まあその辺はレースを見ながら傾向を掴むしか
無いんでしょうけど……。
旧バンクには何度か行ったことがありますが
ホームに特観席以外の観客席が無いのと
バックにはなぜかBMXの走路がある
不思議な作りで、何より印象に残ってるのは
なかなか香ばしい風貌のオッサンやジジイが
叫ぶ汚いヤジの数々。
筆者のホーム・小倉も全国有数の無法地帯ですが
岸和田もなかなかいい線行ってると思います。
今回は初日・2日目の平日だけ観客を入れて
3日目・4日目の土日は無観客の開催
まともに全レース見られるのは土日だけなんで
静まり返った感じの中での観戦となりそうですね。
そして特注選手は………
東は新田が欠場、主役を務めるはずの
平原が練習中の落車で骨折したそうで
層の厚い南関の自力を使い放題の
郡司がやっぱり中心になりそうですね。
先行有利のバンクなら
押さえ先行、カマシのどちらでも戦える
根田と、平原の欠場で繰り上がり出場の
真杉クンを挙げておきましょう。
西は脇本が不在なら当然のように
松浦清水の最強タッグが主役で
初日の前回りがどっちか気になるところ
今度は清水が獲らせてもらう順番ですかね。
地元開催で燃える古性とイナショーに
別府記念のデキをキープしていれば
山口拳矢も面白い存在でしょう。
開催全体でいえば3日目の
「準決4個レースで1・2位と
3位の中から1人だけ優出」
という方式がイマイチなんですが
まあ、後半2日間を中心にじっくりと
リニューアルされた岸和田での
東西決戦を楽しんでいくつもりで、
ブログも4日間更新する予定です。