昨日とほぼ一緒なんですが
タイトルの手抜きを疑ってはいけません。
前橋寛仁親王杯は激闘の準決を終え
決勝の9戦士が出揃い
脇本・新田のナショナル2強に
今年ここまでの競輪界を牽引する
松浦と郡司のSS2名も勝ち上がり
そして英明と庸平の山田兄弟が
現役ではおそらく村上兄弟くらいしか
果たしていない兄弟同時の決勝進出

前回、共同通信社杯の自動番組で
同乗した時には別線選択でしたが
今回はきっちり兄弟連携する様子
山田英明

「(前回は)お互いの戦法とか
思いとかあると思うんで、
折り合わなかったんで
そういう風(別線勝負)に
なったんですけど、
今回は自分が前で。
弟も頑張ると言って
くれたんですけど、
僕も一応自分なりに
プライド持ってやってるんで。
とりあえず僕が前で頑張ります。」
山田傭平
(決勝は兄・英明の)後ろで
しっかり頑張ろうと思います。
練習はあまり一緒にはやってないです。」
正直言って相手が強いとは思いますが
果たしてどんな戦いや兄弟の絆を
見せてくれるのでしょうか。
葉隠戦士の激闘に期待すべく
筆者は山田兄弟の故郷・武雄の名物
「井手ちゃんぽん」
を夕食にして決勝に備えます。

……野菜たっぷりで旨いんですが
食べた後に腹回りが気になるくらいの
凄いボリュームなんですよね。
準決振り返り
10R
青板バックで前を斬った郡司を
さらに斬った村上兄を叩いて
新山が先行……も、死に駆けでなく
自分が残りたいペース駆け
最後方になった太田竜が目の覚めるような
カマシを打って一気に先頭に躍り出て
ジャイアントキリングの期待が一瞬だけ
高まるも……
すかさず新山を見切った
演説王新田が捲り発進して
オグリューの牽制のはるか上を越えて
東北ワンツーかと思われたところ
捲り追い込んできた郡司が2着。
一緒に見ていた輪友の灰人さん
(ふぬ競 専属解説員)いわく

「郡司は太田竜が叩いた瞬間に
小倉を追走して新田を
内に詰めなきゃダメ。
あの走りでも確実に優出は拾えるけど
決勝のことを考えたら
GP権利のかかる新田・守澤を
消すことを同時にやらなきゃ甘い。
今の松浦や昔の平原は
そのあたりがシビアだったから
タイトルが獲れている。」
なるほど……納得しました。
11R
青板バックで後方から上昇した
取鳥クンの4番手をめぐって
山田英と平原が一瞬踏みあうも
脚を使ってでもそこが取りたい
山田英が必死に確保、
いつものようにちぎれかかる
園田も必死のパッチで追走
そのまま取鳥が駆けていて
結構ペースが速いのかな……と
思いかけた最終ホームで
後ろをチラチラ見る松浦、
そして1センターから一気に踏み出す
別線を引き付けない自動発進の番手捲り

いやぁ……決勝に残すために
取鳥を多少は庇うのかと思いきや
あれはおそらく作戦通りの自動発進
山田英は車を外に持ち出せず追走いっぱい
そして平原も捲りに行けずに
苦し紛れに内を突いてしかも伸びず
結局、山田英が多少迫るも
松浦-橋本がそのままワンツー
山田英にいい展開になったと思いましたが
4番手をとるのに踏みすぎて
そして流さない取鳥の先行からの
自動発進ではスキがなかったですね。
過去には結構ヘタを打っていた
取鳥クンは、見事な死に駆けでした。

きっと松浦か清水が玉野記念くらいなら
プレゼントしてくれるでしょう。
12R
スポニチの伊集院先生の
辛口コラムを読んだのでしょうか
脇本は青板手前から車間を斬って
東口と三番手に付けた山田庸を連れ
一気に前団をカマシで飲み込む
「ナメカマシ」で後続を一本棒

清水も浅井も一成も何もできず
あと一周走っても押し切れたような
そんな恐るべき先行で
ラインワンツーを決めた超人ワッキー
そして山田庸は初手の位置取りから
ワッキーの3番手を考えていたそうで
おそらく道中はずっと
「切れるな東口!」
と心の中で叫んでいたと思われます。
清水の捲りもなかなか差が詰まらず
3着キープを果たした山田庸
めでたく兄弟での決勝進出が確定
明日のスポーツ新聞では
佐々木昭彦さんと井上茂徳さんは
脇本がいようが新田がいようが
山田兄弟に◎〇を打ちそうですね。

車券の結果は………
負け戦で3連複ながら3Rの
真杉-松尾信の万シューを取って
その後は順調に溶かし続けて
勝負レースだった準決の11Rで
軸に狙った山田英が届かずに青ざめるも
12Rで山田弟が3着になる車券を
本線の脇本-東口から
厚めに獲って辛うじてライフ回復

兄との和解はなりませんでしたが
弟はイイ奴ですね。
負け戦は相変わらずけっこう荒れて
20万車券が2本飛び出しましたが
本日は落車があっても失格ナシ
けっこう荒いレースで車体故障や
怪しい牽制もあったんですが
審議はすべてセーフの不思議
輪友の灰人さんいわく

「昨日まで落車や失格で
お帰りが出過ぎたんで
予備の選手を出し尽くして
補充が間に合わなくなって
急に審議が甘くなったんだぜ。」

「明日は最終日だから
もう補充の心配はないし
高額の賞金を出したくない
JKAの上層部から
お達しが出ちゃって
また審議が厳しくなるぜ。」
なるほど……。

さて決勝予想
近畿 ①脇本-④東口
東北 ⑤新田-⑨守澤
瀬戸 ⑦松浦-⑧橋本
佐賀 ②山田英-⑥山田庸
単騎 ③郡司
理事長杯で激闘を繰り広げた
脇本と新田の再戦
そして山田英・郡司・守澤は
勝てばもちろん、2・3着でも
グランプリが見えてくる位置
初手の位置は……脇本に前を取らせると
突っ張り先行されかねないので
山田英か守澤が必死のS取り
枠負けの瀬戸内は厳しそう
59/26/14/3/78
26/59/14/3/78
あたりと想定
単騎の郡司は先行する脇本ラインに
近いところに位置したいところですが
そこは松浦も意識していそう
理事長杯と準決の強さを見ると
もうワッキーが先行しちゃったら
別線に出番はなさそうで
波乱があるとしたら内に詰まって
下げてしまったローズカップの展開
しかしその時には清水が逃げましたが
決勝のメンバーには脇本以外
徹底先行は不在
叩き合ったら自分も消えちゃうし
準決を見たら東口は脇本の
カマシ先行には付けきるんで
ペースに入った脇本を捲るのは
至難の業
普通に脇本-東口で決まって
3着探しみたいな気もしますが

イチかバチかで東口と競るとか
飛び付きに行くのは………
すでにグランプリを決めていて
力勝負で脇本に勝ちたい男
準決で脇本相手に何もできなくて負けて
悔しさのあまり検車場で号泣したらしい
盟友・清水の無念を背負った松浦に
隊列が短くなってしまえば
持ってない男・山田英は………
とりあえず捲りに行くでしょうし
新田は最後方からカクカク捲りで
大混戦が発生
ワッキーがラインで決めたら
仕方ないと諦めて
今まで世話になってる郡司が
新田や山田英より先に
捲り追い込んでくるのに期待
相手は脇本新田で
3連単 3=15-145789
山田兄弟?
どう悪魔の一手を考えても
ワッキーや新田に勝つ姿は
思い浮かびませんでしたので……
小銭で応援車券を買いますかね。
ブラックな労働が続いてましたが
ようやくぐっすり眠れるので
悪魔の一手を夢に見られるよう
願っております。
皆様のご健闘をお祈りします。







