執念のチョビ髭と葛藤するチョビ髭・名古屋オールスター決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。


さて死闘の準決を終えて
決勝を迎えました名古屋オールスター
今年前半の競輪界を引っ張った中四国も
最強ワッキー率いる近畿も一人も残らない
ちょっと意外なメンバーとなりましたが
おそらく一番人気の本線は4車連携の東北勢

並びはすんなり菅田-新田-一成-慎太郎で
決まったようですが
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今回の活躍が目立つ一成は6月の宮杯の前に
長年活動してきたナショナルチームを離脱
「東北大震災で被災した
 故郷の福島・双葉町に
 勇気とメダルを届けたい」

という想いを胸にロンドン・リオと2回の
五輪に出場してきましたが、メダルには届かず

自国開催の東京五輪を前にKEIRINから
競輪の選手に戻るのは本人にしかわからない
口惜しさがあるのでしょうね。


その気持ちをバンクにぶつけたのか
今回は絶好調で勝ち上がり
二次予選では新鋭の松井、準決では脇本と
二人のナショナルチームを撃破した一成
おそらく2車単の一番人気は新田-一成に
なると思いますが、ナショナルチームで
長年一緒に過ごしてきた新田を差し切って
優勝を決められるでしょうか。




そしてライン先頭を任された菅田は
現在は賞金ランキングの11位
オールスターは賞金が高いので
今回は2~3着でも一気にグランプリの
出場圏内にジャンプアップが可能

しかしながら失格で10・11月は
斡旋が止まってしまうので、
オールスターで賞金を積めなかったら
9月には共同通信社杯があるものの
そこで優勝しないと圏内には入れない
開催前から本人もそれをコメントしており
準決までの勝ち上がりの走りには
執念を感じさせていたんですが……


死に駆けを求められるライン先頭で
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「明日が競輪最後って言ったら、 
 わがままを言うのかなと
 思ったんですけど。
 自分の中ではそれはなかったんで、
 先輩に気持ちを伝えて、
 先頭で頑張らせてくださいって
 ことになりました。」

おそらくいろいろと葛藤した上で、
優勝からも表彰台からも一番遠ざかる
ライン先頭の位置を志願した菅田が
果たしてどんな走りを見せるでしょうか。

二人のチョビ髭の情念を感じられる
決勝になりそうです。






そしてその二人に前後を任せる新田は……
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「準決は一気に仕掛けたのが
 良かったと思います。
 ガールズを含めた
 ナショナルチームの仲間の
 想いも背負って頑張ります。
 話し合って任されたので
 番手を回ります。」

これだけの内容の話を30倍くらいに
引き延ばして10分かけてコメント
相変わらずの演説王ぶり


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記者の皆さんもどこまでカットして
どこを記事にすればいいかを
悩むんでしょうね。




4日目振り返り
毎日ピックアップしてた宮本クンは
予選メイン→負け戦メイン→1R→1Rと
どんどん扱いが悪くなっていく中で
ようやく捲りで1着を獲ってお帰り

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……次の共同通信社杯では気持ちを改めて
清水との山口ラインを見せて欲しいですね。


特別企画のレジェンドレースは
チャレンジの爺達の負け戦みたいな
極端なスローペースではじまって
単騎で周回していた後閑が
先行する山本真矢を3番手からバック捲り
猛追してくる同期の吉岡を振り切って優勝

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「皆さん、やりました!」
とワイルドな笑顔でコメント
絶対コソ練してただろ……まあ後閑だから
マジメに取り組むだろうと思いましたが。

内林の懐かしい腕を広げたフォームの
パタパタ追込みも見たかったんですが
残念ながらバックで画面からフェードアウト



そしてガールズドリームは……
先行する児玉の番手を追走した
小悪魔から魔女風にやや劣化した感のある
石井寛子がゴール前で差し切り優勝。

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大本命を背負った小林優香は
初手の位置取りで失敗して終始後方
捲りを仕掛けるチャンスもなく
直線伸びてきたものの3着。

果敢に先行して微差まで粘った
児玉は……まあ、力を出し切って
いい競走だったと思います。
(買わなかったので冷静なコメント)


注目されたビューティー枠の太田りゆは
三番手を追走してましたが
併走しかけてきた高木を押し込んで
後輪を払った感じになり失格

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なんと太田と高木の二人は8月17日
同じ年の同じ誕生日だそうで………
残念ことに加害者と被害者になって
過ごす悲しいバースデイ…………。




死闘の準決振り返り


10R
前を取った東北ラインを
松浦-古性の順で斬ってから
アフロ山崎が先行態勢…………も
スローペースで流し気味の最終ホーム
新田が一気にカマシを打って前団を捉え
そのまま押し切って快勝

中川は山崎を見捨てて自力発進
直線で慎太郎を交わし猛追するも
新田までは届かずに2着

アフロ山崎が流しすぎた気もしますが
死に駆けというわけでもないので
あそこで一度流さないとゴールまで
持ちませんし、後ろの八番亭師匠は
車間も斬らずブロックもしないで
さっさと交わすだけなんで……ねぇ。

逆に新田はあそこから駆ければ
慎太郎-大森を決勝に連れ込めるし
交わされない自信もあったんでしょうね。
これは九州と東北のラインの信頼の差
まあ大森はちぎれましたが……。

そして……一緒にサテライトで見ていた
輪友の灰人さんが語った言葉ですが

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「このレベルのスピードになると
 ヨコがなくてタテのKEIRINで
 松浦とか古性でも空気なんだな。」

ホントに……GPを目指す松浦も古性も
何の見せ場もなかったですね。



11R
赤板で下げて8番手になった深谷に対し
打鐘前に先頭で徐々にペースを上げる清水
ここでたぶん清水は深谷のカマシを
出して3番手から捲り追込み勝負……と
考えていたんでしょうが躊躇する深谷

やむなく打鐘過ぎ2センターから
腹を括ってペースを上げて先行する清水
そして最終ホームからようやく
ダッシュした深谷ですが中団にいた
平原に合わされて不発

そのまま平原は捲り上げて……清水の番手の
小倉から2発くらいブロックを受けましたが
かまわず突き進む重戦車のような破壊力で
逃げた清水も振ろうとしましたが逆に押され
そのまま平原が直線伸びて1着
ゴール前で平原追走の諸橋を微差交わした
菅田が2着

「超絶な好走の翌日は凡走」

とは、長年にわたり深谷をウォッチした
筆者のセオリーなんですが………
またしてもやらかすダイエット仔豚

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柴崎の脚は仕上がってたと思いますし
今回は余計な左重心の男とか説教ゴリラが
消えていたので決勝行ければ中部の二人は
大チャンスだったんですけどねぇ………。



12R
前を取った脇本に対して
突っ張り警戒で早めに斬るハラケン
そしてそこをさらに郡司が斬って
打鐘過ぎから一気に新山の先行
けっこうなハイペースで飛ばす新山

それでも脇本は捲り上げてきましたが
一成が絶妙のタイミングで番手捲り
まったくスピードを殺さずに行ったので
さすがの脇本も合わされて苦戦

そのまま直線で先頭の一成を
追走の郡司が差して1着、脇本は
届かず4着で敗戦

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う~ん……脇本の調子も超絶な頃に
比べると落ちてたのかもですが
一成の脚が仕上がってましたね。

郡司が直線に入るまで仕掛けずに
南関まで味方に引き込んで実質5車で
ライン組んだみたいなもんだったんで
そこも脇本には辛い展開



車券の結果は……
10Rで新田=中川から流して
3着慎太郎を抜いてしまうという
マヌケで的中を逃して輪友灰人さんから
「なんでそんな当たり前のところを
 小銭をケチって押さえないの?」

とごもっともな苦言を頂き
11Rでは深谷は切って平原狙いで的中
しかも菅田が諸橋を差してくれたので
配当跳ねてラッキー

12Rは脇本が不発の時点でグッバイ

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まあそれでも負け戦も少々獲って
最終日も打てるくらいには
ライフが回復しました。




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決勝のゲストは元・ピンクレディーの
美唯(MIE)だそうで………

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いつものオールスターの路線らしく
昔のアイドルを呼んでお爺ちゃん達に
懐かしんでもらおうという人選

ですが……すでに還暦も越えて
いらっしゃるかと思うので筆者的には
特に感想ナシ

「ピンクレディーだから
 決勝は8番車のアタマ」
なんてこと言う方もいるかもしれませんが


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……ヒロシかぁ………そのアタマ車券は
売ってない気がするけど………………。



決勝メンバー
東北 ④菅田-②新田-⑥一成
           -⑨慎太郎
関東 ①平原-⑤諸橋
南関 ⑦郡司-⑧中村浩
単騎 ③中川

たぶん初手は東北が前で
4269/15/3/78
または平原が前でしょうか。

枠負けの南関が後方から斬って
そこを平原も斬りに行って
菅田は航続距離はあまり長くないので
打鐘からバックをゴールと思っての
実質1周踏みっぱなしの先行


ポイントは3つ
①菅田の先行で勝負になるのか?
②新田に競りに行く奴がいるのか?
③新田の番手捲りが決まるか?

……菅田の大舞台での死に駆けなんて
今まで1回もないはずなんですよね。
志願の先頭なんで逃げるんでしょうけど
果たして別線に抵抗されずに行けるかは
ちょっと微妙な所

そして新田に競りに行くのは……
平原はこういう時には分断よりも
力勝負を選択することが多いんですが
菅田が駆けるのが遅かったらさすがに
番手に行くしか選択肢が無さそう
郡司も自力で通用しないと考えれば
分断するのもやむなし
平和主義者の中川は競る可能性ゼロ

んで、最後の新田の番手捲りですが
あのカクカク捲りはスピードに乗るまで
多少の助走距離が必要なんですよね。
なんで踏み出しで多少車間を切ってから
行くことになりそうですが……

以上を踏まえて、軸は平原で購入します。
分断でもよし、位置取っての捲りでも
新田が踏み出す前に並ぶところまで行けば
カクカク捲りがスピードに乗る前に
抑え込んでしまえると思います。


相手は諸橋に、脚は仕上がっている一成
そして……何もしないで前が混戦なら
気まぐれな9番手捲りが炸裂する中川

3連単 1-356-23567
    35-1-23567
    
あとは一成の執念、ここは裏ナシ

3連単 6-123-1235

いまのところのオッズは
新田-一成-慎太郎で10倍を切り
断然人気となっていますが……果たして
先頭のチョビ髭、3番手のチョビ髭の
葛藤と執念がどう勝負に影響するでしょうか。



そして筆者は、黒い組織の指令により
悲しみの休日出勤をすることが決定

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たぶんリアルタイムでは見られないので
事前に投票してダイジェスト観戦します。



皆様のご健闘をお祈りします。
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