デブと新ルール・函館記念3日目 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。



函館記念の4日目には
チャレンジのレインボーカップが開催
113期の新人たちが中心なんですが
既にS級優勝を決めている同期の
松井や藤根、黒沢からは遠く離された
成績で、しょせんは特進できなかった
ザコどもの寂しい戦い

7月からデビューする115期に
あっという間に抜かれてしまう
そんな寂しい集団

ほぼ定期昇級で7月からはA2に
上がるメンバーなので今のところは
たいして興味もないんですが

ただ………キャラクターとして
島田ブーの後継者として競輪界に
「カロリーゼロ理論」
を提唱してくれそうな
168cm・91kgの小太りな
中嶋宣成クンに注目しておきましょう。

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29歳だそうですがこの貫禄……
40代でもおかしくないですね。


そして7月からデビューする115期は
もうすでに7月の斡旋が確定してますが
ネームバリューだけでいうと注目なのは
脇本雄太の弟・勇希と南潤の弟・蓮

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めっちゃ期待の視線を浴びての
デビュー戦になるでしょうが
ただ残念なことに脇本弟も南弟も
在校成績はイマイチで35位と31位
しかも先行での連対率がゼロ

よっぽどデビュー後に精進しないと
兄を超えることはできないでしょうね。
新山・太田・山崎賢とここ数年の
デビュー後の一番出世の選手は
みんな学校時代は先行で連に絡んで
成績上位でしたから………。

あ、ヤマコウの息子、山口聖矢クンも
学校ではいいトコなかったみたいです。
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奥様似なんでしょうか
あんまりヤマコウの遺伝子は
受け継いでなさそうですね。




二次予選振り返り
Bは……まあ、どうでもいいや。
6Rの池野にちょっと注目してましたが
あんな持たないバカ逃げをこのレベルで
やるようじゃダメでしょ。

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記念の二次予選Bの時間は
最近「もぐもぐタイム」で
お昼ご飯を食べる時間になってます。


9R
不調の雄太がムリヤリに駆けて
佐々木豪はイン粘り……と思いきや
巨体の小埜を避けてブッチン病の海老根を
捌きにいく、顔に似合わぬ頭脳プレイ
そして坂本坊っちゃんは相変わらずの
タイミングの遅い仕掛けで小埜に合わされ
追走の和田圭はコースを探して2着

輪友・灰人さんに
「南関で一番強い追込みは小埜」
と言わしめる巨体
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なんか貫禄が付いてきましたね。

10R
逃げるしかない藤井が主導権を取って
ホーム手前からカマシを仕掛けた
新山の後ろの圭尚はブッチンで行方不明
「海光房」では今年も祝勝会は開催中止で
残念会の仕込みを開始

捲る新山を南が止めようとして泥仕合の様相
ずっと中団で脚を溜めてた南関勢にとっては
漁夫の利を頂く絶好の展開が訪れ
よっしゃ桐山、捲ったれッ!
………と思いきや、なぜか南後位の坂上を
インからしゃくりに行って捲らないデブ

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「(佐藤)龍二まで連れ込みたかった。
 新山にスイッチしたかったけど、
 飛び付けなかった。
 坂上(樹大)さんを飛ばさないと
 龍二が4、5着に入れないって思って。」










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内差さないで普通に捲ったら
ラインワンツースリーがあっただろうに
南のブロックが怖かったから内差して
自分だけ届く選択をしたんだろうが!

……………この言い訳デブが!

11R
先行態勢を取った藤根が打鐘後に緩めると
打鐘2センターで凄いスピードのカマシを
打つ古性………から、ちぎれかけるお兄ちゃん
松戸ダービーのブッチン2連発のに続く
失態かと思いきや、涙を流しながらリカバリー
なんとか追いついて……直線ズタズタに
交わしちゃう追込みでお兄ちゃんが1着

古性のダッシュは凄かったんですが
なんだか一成みたいな黄金のタレ
そして藤根クンは先行できずに3番手を
追走したまま流れ込みの2着

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「(車間が空いたことに関しては)
 僕に心の隙があったと思いたい」

と、お兄ちゃんの反省コメント
そのうちトシノブさんみたいに
一旦ちぎれて行方不明→直線で復活の
奥義「チギレ追込み」を身に付けそうですね。


12R
黒沢は2車で打鐘前から果敢に先行
そして清水の後ろの番手戦はあっさりと
増原が取りきったもののハイペースの展開に
ついて行けず最終バックで徐々にフェードアウト
捲った清水に併せて諸橋が番手捲りを打つも
ずっと後方で脚を溜めてガマンしていた
小松崎-トシノブさんがひと捲りのワンツー

トシノブさんが差したら配当が倍だったので
直線では「差せやトシノブ!」だったんですが
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「諸橋の横を締めこみながら踏んで
 ちぎれなかっただけ良しとします」

わしら
「せやな」


車券は9、12Rを獲って
高松宮杯で失ったライフが
焼け石に水程度ですが回復

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ちょっとやる気を取り戻しました。
(訓練を重ねた養分の発言)




準決予想

10R
南関 ①渡辺雄-⑦桐山-④白戸
中近 ⑤村上兄-②村田-⑧坂上樹
東北 ⑨小松崎-③守澤-⑥稲村


お兄ちゃんが自力ッ…………!!
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しかしまあ、このメンバーなら
魂先行なんてことはなくて
早めに動いてごちゃごちゃにして
泥仕合狙いでしょうね。

初手は174/528/936
そして泥仕合に持ち込みたい中近は
早めに前を斬って撹乱して
調子悪い雄太の仕掛けを迷わせたいところ
そして田舎策士の小松崎は一策練って
雄太が迷っている間にカマシ先行

う~ん……うまく中近に中団取らせて
カマシたら東北ワンツーで良いんじゃない?
軸は番手の守澤で、捲りなら小松崎も
穴ならお兄ちゃんがお膳立てした
泥仕合に恵まれて脚を溜めて
直線こっそり伸びてくる村田

3連単 3=279-25679
    9-237-23567


新制度になってから
「二次予選Aで6着4名の中から
 ひとりだけ準優に進んだ選手は
 準決で恵まれて決勝進出」

みたいなジンクスがあるんですが
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今回は白戸かぁ……ちょっと厳しそう。


11R
東北 ⑤新山-①和田圭-⑧中村敏
大阪 ②古性-⑨南
関東 ⑥中島-③諸橋
南関 ④嶋津-⑦海老根

う~ん……群馬に嫌いな奴がいる
諸橋がハンパ自在の中島なんぞに
前を任せるとは思いませんでした。

新山がスピードでカマシ切って
中団取った古性が捲り……は
誰でも考えそうな展開
二次予選で見せたスピードなら
古性がヨコの甘い和田圭の牽制を避けて
あっという間に捲りそうですが
だがしかしそこは安いので……。


う~ん……………


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何か悪魔の一手がないかと考えましたが
たいして思いつかないんで保留


12R
南関 ⑦小埜-②内藤-⑧成田
西混 ③清水-⑤園田
東北 ①藤根-⑨トシノブ
関東 ⑥宿口-④小林大

ここも意外に難しいですね。
格上である清水は初日は逃げてズタズタ
2日目は黒沢の逃げを捲り切れず4着
宮杯からの疲れがあるのかも……?

そしてメンバーを見るとほぼ藤根の逃げイチ
清水は強引に3番手を取りに行くか
それともホーム辺りからカマシ先行か……

いずれにしろ清水が調子の割に
過剰な人気を背負いそうなので
先行した藤根の3番手をサラ脚で取れば
トシノブの牽制は厳しくないので
あっさり捲って園田とワンツーなので
その時は諦めますが……展開もつれると
悪魔の一手を考える余地がありそう

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巨体の小埜と3番手の取り合いをすると
外併走では簡単にキメられないし
3車対2車では下げられないので
内に詰まる展開も少々

園田はこういう時に気の効いたサポートを
してくれないんで苦戦の展開
藤根がマイペースでスイスイ先行し
2日目の伸びが異常に良かった宿口が
捲り追込みで迫るドリーム車券

3連単 1=69-345679

中団の取り合いを避けた場合は
早めにカマシに行ってもある程度は
藤根と併走で叩き合ってしまうので
この時は中団が取れそうな小埜が
バック過ぎからの捲りで仕留める

3連単 7-2359-23569
    25-7-23569

点数多くてスミマセン。


二次予選Aで活躍した自力選手は
小埜、桐山、藤根、小松崎と、みんな体重が
80kgを遥かに超える巨漢揃い
6月からの新ルールは誘導上がって
ダッシュ型が苦戦して体格のいい地脚型が
有利のような気がします。


筆者もお腹周りが気になる昨今
一般社会ではデブの立場は
イマイチ良くないようですが、
競輪界では大ギヤ全盛の頃みたいに
冒頭の中嶋クンや島田ブーが台頭する
デブの時代が到来するんでしょうか………?

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皆様のご健闘をお祈りします。
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