野良犬の執念と地元歓喜のイン突き・高知記念決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。


雨中の決戦となった高知記念を制したのは
地元の山中貴雄。

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嬉しい記念初優勝を意地元で飾りました。

インタビューではヤマコウと一緒に
不思議なよさこい踊りで喜びを全身で表現
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高知と言えばなかなか選手が育たずに
ここ15年くらいずっと看板選手が
佐々木則で、特別出場も一人だけ
近年は四国で次々に若手先行選手が
イキのいい活躍を見せる中
ビッグウェーブに取り残された感のある
寂しい地域でしたが………

準決勝の後の勝利者インタビューで
佐々木ノリからは
「これからはタカオに高知を
 引っ張っていってもらいたい。」
とのエールもあり、今回の地元記念優勝で
バトンを受け取った形になるのでしょうか。
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今、一番勢いのある瀬戸内の中で
いい位置とオコボレをもらえるには
もうワンステップ必要と思いますが……
今後の精進に期待しましょう。
おめでとう!山中!



………ところで、ヤマナカといえば
全日本選抜で浅井から酷すぎる
よそ見追突を喰らっちゃった
山中秀将はまだ復帰できないんですかね。
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レースのポイントは……
・中国ライン3人の甘い競走
・諸橋と山中の執念のイン突き
の二つでしょうか。

ジカ競り経験が初めての清水は
外競りで諸橋を競り落とすまでは
気合を感じましたが、バック線で
さっさと番手捲りを打てば十分に
優勝するチャンスがあったのに
取鳥を残そうとしたのか
後ろをチラ見して内を空ける失態

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そして取鳥は、ダッシュしてスピードの違いで
クチの開く諸橋を潰すタイミングがあったのに
流し続けて他ラインに詰められ
また諸橋の復活を許す失態
雨でカカリが悪かったのかもしれませんが
ラインから優勝を出す先行っていうより
自分にもチャンスを探してのスケベ根性の
流し先行に見えました。
………地元地区のSSを付けてるのに
まだそんな格じゃないだろオマエ。


松浦は……前の二人に任せて3番手を
固める競走だったので仕方ないですが
競り負けた諸橋に外から絡んで
浮かされてしまい、結果的にVロードになる
山中が通る道をインに作ってしまう失態

3人のマンモーニが甘ったれたのが
ラインから優勝を出せなかった要因

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競られるってことはナメられてるって
ことなんですから、次回に同じことを
されないように、きっちり殺し切らないと
いけないってことなんですよね。
特に清水と松浦は、今後の瀬戸内連携では
番手を回る機会も多いでしょうから……。


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まあ、3人ともトップの競走では
こんなジカ競りのディフェンスを
経験したことがないでしょうから
この失敗を次回に活かせるよう
頑張って下さい。


諸橋の執念は……素晴らしいですね。
以前も木暮と競ったときに、競り負けながら
着では勝ったことがあるのでこういう
しぶとい野良犬ファイトをやるだろうとは
思っていましたが……

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最後まで相手の油断を待って執念のイン突き
中国ライン3人をひとりで粉砕して
もうちょっとで優勝というところまで
いったのはさすがです。


そして山中は、準決の競走を見て
脚ができていたのは判っていましたが
ここしかないというインのコースを
ズバッと割って執念の優勝

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オニギリ田中も頑張って仕掛けて
勢いをもらった山中でしたが
諸橋のところが開かなかったら
イン詰まりか落車のイチかバチかのイン突き
諸橋が外によれて運も味方しましたね。


吉田敏と村上はもう溜めての捲りで
届くか届かないかの勝負でしたが
捲りの効かない高知バンクに加えて
雨で直線の外が伸びなかったのが
ゴール前のわずかな着差に………
4角では届くと思ったんですけどねぇ。



車券の結果は……惨敗。
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博幸と山中は買っていても
諸橋の3着は総流しじゃないと
手が届きません。


読者のKSU*********さんが
山中-全-全で的中されたようで
たいへんおめでとうございます。
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ブログのネタでずっと地元コンビを
ピックアップしていたというのに
一度も山中で車券が獲れずに
お恥ずかしい限りです。
今節は展開も選手の調子も
あんまり読めて無かったなぁ………。


さて次回は漢気大将の郡司が
主役を務めるナイター川崎記念
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ナイター記念だと番組の並びや
コメントの発表が遅いので
平日はちゃんと予想記事を書くのが
難しいかなぁ………。

ブログで車券予想をするのは休みの
日曜日の決勝ぐらいかもしれません。


皆様おつかれさまでした。
とりあえず川崎記念の初日は更新します。
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