超新星と呼ばれて1年・小倉浜田翁カップの結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。


新設された小倉「第1回浜田翁カップ」を
制したのは、南潤。
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取鳥の先行を後方からの捲りで仕留め
追走する村上博、吉田敏を振り切って
2回目のGⅢ優勝を果たしました。

ちょうど1年前のこの頃には
エリート揃いの111期のルーキーチャンピオンを
圧巻の単騎先行で押し切り、その勢いで
函館GⅢでデビュー最速記録の記念制覇
全プロの競技1kmタイムトライアルで優勝して
寛仁親王杯の理事長杯にシード………とまさに
超新星の勢いでしたが、そこから新人訓練で
落車し調子を落として、同期のアフロ山崎に
先を越された感があり、ヤンググランプリでも
絶好の展開になりながら太田竜のイン捲りに
屈して少々勢いが落ち始めていた感のあった南

しかし積極的に駆ける姿勢を曲げずに貫き
徐々に復活し始めて前々走の宇都宮F1で
函館記念以来の優勝を遂げ
すでに来年のSSを決めた中川
番手にいた今期SSの村上博
3日制とは言えこのメンバー相手に
優勝できたのは自信になるでしょう。

113期も松井・藤根・宮本・河合など
すでに上位相手に活躍している選手が多い中
数いる若手の中からトップクラスに抜け出すのも
なかなか大変かとは思いますが

ちょうど来年の開催日程で
ホームの和歌山で高松宮杯の開催が
発表されたばかりなので
そこの出場・特選シードを目指し
さらに上昇して欲しいと思います。

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おめでとう!南!


しっかし吉岡は、いつまでたっても
インタビューの振り方がヘタですねぇ……。



レースのポイントは
①前を取った中川
②取鳥の先行の3番手に行った中川
③叩き合いを避けて捲りに構えた南
そのくらいでしょうかね。

まず①ですが……黙っていれば事故点で
パンパンの工藤が取りにって有利に
運べたと思うんですが………なぜか
前を取りに行く八番亭師匠

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そして取鳥が後方から踏み上げたときに
②引かずに3番手に入ろうとした中川
さすがにそこに入られては勝負にならない
田中が慌ててフタをしに行き
勝負所の打鐘で内に詰まりズルズル下げる中川
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ここで本命の九州勢はほぼ終了

南は最初から取鳥とは叩き合わずに
捲りと決めていた感じでしたが
前で3番手がもつれたので一気に
踏んで出切ったのがナイスタイミング

番手の博幸、好調の吉田に差されるかと
思いましたが……直線でも踏み直して
そのまま押し切り南の優勝
園田は早めに中川に見切りをつけて
自力で追い込んでくるも、さすがに
前が遠くて4着が精一杯

中川があまりにマヌケな競走で
自滅してくれた感もありますが
まあ豪脚とモロさを兼ね備えてるのが
八番亭師匠なので………別府の優勝で
ホントにハイリスク・ローリターンな
選手になってしまいましたねぇ。



あ、ついでに児玉碧衣ちゃんもおめでとう!
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こっちは完全に横綱相撲の先行押し切り
対抗人気の山原と奥井をおさえて土屋が
2着に入ったんでマンシューですか。
こっちは児玉の優勝は見えていたので
ローリスク・ハイリターンだったのね…………。
捲り勝負でやっすく終わると思って
買ってませんでしたが、いや難しいですね。


車券の結果は……

中川のアタマを切って
博幸の2~3着までは
合っていたのに、肝心の南の
アタマはありません。
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近畿には捲りの選択肢もあるって
考えとかなきゃいけなかったですね。


さて2018年度の競走はこれで終了
新年度1発目は武雄記念
筆者は土曜の準決勝に今年初の現地参戦で
武雄まで行く予定です。
昭彦さん、茂徳さん、待ってろよ!
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今のところ、SS5名を含む
超豪華メンバーなんですが………
ホントにサボらずに来てくれるんかいな?


皆様おつかれさまでした。
次の更新は武雄記念です。
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