さて、やって参りました静岡グランプリ。
関東圏以外での開催は、武田が優勝して
長渕剛が熱唱した2013年の岸和田GP以来。
関東圏以外での開催は、武田が優勝して
長渕剛が熱唱した2013年の岸和田GP以来。
古くは江戸時代・清水の次郎長からの
博打のメッカで、首都圏で閑古鳥が鳴いても
特別開催なら2万人が来るといわれる
ある意味最後の聖地のような静岡バンク。
当然、開催に向けて運営は気合を入れており
キャラバン隊が各地でPRを行いましたが
……………最終日開催のグランプリには
盛り上げに肝心な地元選手の出場はゼロ。
前座のF1戦こそ渡辺晴智・雄太の師弟コンビ
岡村潤に簗田一輝と有力な地元勢が出場ですが
ヤンググランプリにも静岡の選手の名前はなく、
辛うじて初日のガールズグランプリに
出場しているのが

地元静岡の「田舎の中学生」こと鈴木美教。
先日行われた小川美咲の引退セレモニーでは

「ガールズケイリンのアイドルは
私が受け継ぎます!」
とコメントして笑わせてましたが……
けっこう根性ある走りを見せます。
そしてもう一人初出場なのは
トライアル快勝で出場切符を勝ち取った

「ガールズの山田花子」こと梅川風子。
こちらは石井寛子・高木真備と東京の先輩が
2名出ているので連携した作戦もありそう。
参考:山田花子

うん……まあええわ。
前夜祭の全体写真

女王の貫禄と渋めの柄がマッチして
なかなかお似合いの児玉と
旅館の女将みたいな石井貴子が
筆者としては高評価
なかなかお似合いの児玉と
旅館の女将みたいな石井貴子が
筆者としては高評価
ドレス組の石井寛子、尾崎、高木は
やはり二の腕の太さが目立つのがイマイチ。
そして忍者の装束みたいな梅川と
田舎の成人式みたいな鈴木の二人は
まあ初出場だから……今後頑張って下さい。
(何を?)
男子顔負けの豪脚とアホの子の頭脳を
併せ持つ王者・児玉碧衣が本命ですが、
この初出場の二人が果たして
どんな戦いを見せるでしょうか。

静岡は直線56mとほぼ平均な長さの
400バンクで特にクセはなく走りやすいと
言われていますが……建物の間からの風が
けっこうキツく、強風の日はホームでも
バックでも風を受けっぱなしになるので
先行逃げ切りは難しく追込み有利。
捲りは早めの捲りだと3角の山登りで
浮いて、消えてしまいやすく
「富士山が見えて飛んじゃった」
といわれるので遅めの捲り追込みが
決まりやすいバンク。
初日は風が強いようですね。
前座のF1の方は、出場予定だった
八番亭師匠・中川の欠場と
追加が入っていた吉澤の欠場で
地元・静岡勢の渡辺雄太が中心でしょうか。
まさか……敢闘宣言に出てきて

「ウルトラソウル!」
って叫んだりしないでしょうね。
さすがに地元の重鎮の晴智でしょうか………。
何しろ予選が多いので2班のザコが
たくさん斡旋されており、ここが期末の
ラストランなので降級選手は想い出作りの
ド先行とか歳末互助会にいそしむので
まともな展開にならないことが多そう
なので初日はガールズグランプリだけ
12R
①児玉 碧衣(福岡)
②梅川 風子(東京)
③石井 寛子(東京)
④石井 貴子(千葉)
⑤高木 真備(東京)
⑥鈴木 美教(静岡)
⑦尾崎 睦 (神奈川)
①児玉 碧衣(福岡)
②梅川 風子(東京)
③石井 寛子(東京)
④石井 貴子(千葉)
⑤高木 真備(東京)
⑥鈴木 美教(静岡)
⑦尾崎 睦 (神奈川)

過去5回のガールズグランプリの傾向
①決まり手は全て「差し」か「追込み」
自力で動く選手は不利
自力で動く選手は不利
②先行した選手は優勝していない
(過去最高は奥井の2着×2回で
それ以外は連にも絡んでいない)
③初手で最後方にいた選手は不利
(初手の7番手は連に絡んでいない)
昨年までは徹底先行の奥井が
他の選手を出させない逃げを打ってましたが
今年は不出場なので誰がペースを作るのか
微妙な感じですね。
そして初手の並びは……1枠の児玉は
スタートがヘタなので梅川が取って
2/3/1/4/6/5/7
あたりになるんでしょうか。
脚力上位なのはどう見ても児玉

「オールスターの優勝で自信が付いた。
絶対勝てるって自分に言い聞かせて
優勝できたので、そういう気持ちが
大事だってことがわかった。
絶対優勝するよう頑張ります。」
……相変わらずコメントは微妙ですね。
かつてはスタート失敗してテンパって
アホレースをして後方に沈んでましたが
さすがに1枠なら最後方にならないでしょう。
ただ、他が全員東日本なので味方はゼロ
みんなが児玉を警戒してますし、スタートで
後手を踏んだら意地悪されるかも

なんとかスタートで中団を取れば
石井貴子か鈴木美教か尾崎睦が
マークについてくれそうですが……
一方、昨年度覇者の石井寛子は
今年17回の優勝と絶好調もビッグは
7月のサマーナイトのみ

競輪祭の決勝でヤオくさい小芝居レースで
梅川風子を勝たせてあげたのは
グランプリの舞台への布石だと思いますので
初手で前を取って梅川を入れる東京連携
そこから児玉が上昇してくれば叩き合いを誘い
脚力消耗させてからイン捲りの変化技
児玉が叩き合いを避けて捲り勝負なら
ペース駆けさせて番手発進……でしょうか。

高木と石井貴子は石井寛子と児玉の
どちらかの後ろを取りに行くマーク策で
3角から捲り追込みで踏む作戦
そして初手で後方になりそうな
鈴木・尾崎の2人はイチかバチかで
児玉の後ろを取り合いでしょうか。
地元の鈴木は友達や親戚もたくさん
見に来ているでしょうから
内側に包まれたり後方にいるだけで
終わりたくない……と思えば、
玉砕覚悟で外を思いっきり踏んでカマシも
あるかもしれませんね。

ってことなんですが……
風があり重い走路ならやはり
叩き合って自力で勝つのは難しい
児玉も一気に押し切るのは難しそう
絞るのは難しいですが、児玉マークか
石井寛子マークのどちらかが取れそうで
どちらをマークしても叩き合いなら
差す脚がありヨコの動きもできる
石井貴子を軸にします。
相手は児玉と石井寛子、あと展開が
もつれたときには鈴木も
3連単 4=136-1367
おそらく大観衆の歓声に包まれる静岡バンク
筆者は今日が仕事納めなので……飲み会があり
リアルタイムで見られるかどうかは
ちょっと微妙なところなんですが
初出場の花子と田舎の中学生が
ツヨカワ王者と意地悪女王を相手に
果敢な戦いを挑むのに注目しましょう。

皆様のご健闘をお祈りします。
