主演は浅井、助演は内藤・四日市記念の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。


雨中の戦いとなった四日市記念を制したのは
地元のGP王者・浅井康太。
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最終ホームでは8番手の絶体絶命の位置ながら
高速捲りで番手捲りの関東勢を飲み込み
後続を突き離してゴール。
ゴール後は派手なガッツポーズで歓声に応え
スタンドにヘルメットを投げ入れウイニングラン。

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GP前のこの時期に出走を決めたのは
「2月の全日本選抜で途中欠場した
 借りを地元に返したかったから。」

との前検日のコメント通り有言実行の優勝
これで2018年は久留米・富山・豊橋
そしてこの四日市で四度目の記念V
競輪祭からの連続優勝で月末の静岡GPに
弾みを付けました。

最強・脇本が率いる近畿ライン相手に
どんな戦いを見せれくれるでしょうか。
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おめでとう!浅井!


レースはスタート牽制で浅井-園田が前を取り
その後ろに単騎の岡村、近畿-関東の順で周回
そして赤板前に上昇した吉田拓に併せて
岡村が踏み上げて浅井の前に入りかけて
その時点から吉田に抑えられた稲毛がダッシュ
併せて吉田拓もダッシュして先頭に立ち
若干叩き合って……外に浮いた稲毛がそのまま
飛んでしまう展開かと思いきや、内藤さんが
中団に迎え入れて稲毛-山本伸が4、5番手確保。

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内藤さんはあそこで関東の後ろに切り替えても
文句を言われない展開だったんですが………
赤の他人の二人を迎え入れたのは意外でしたね。

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切り替えたら上位入着もあったかもしれない
内藤さんですが……なんか近畿勢に借りでも
あったんでしょうか?


入れてもらった稲毛はバックで捲るも全然
車が出ずに結局後退……そして8番手から
猛然と捲った浅井が後続の園田をちぎって
番手捲りに出た鈴木ノブ-木暮を直線で
捕らえ優勝。そして内藤のおかげで蘇った
山本伸が直線外を踏んで2着。
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鈴木ノブはまだ吉田拓が踏んでるところで
浅井が来たので、スピードをもらえずに
自分で踏み上げるような番手捲りを
打たざるを得ず、浅井に飲み込まれましたね。

雨もあり重いバンク、解説の山田裕仁が
「こういうときの番手捲りはけっこう
 踏み上げるのがキツイんですよ。」

と語る通りで……稲毛が浮かされて脚を使い
浅井が後方になる、鈴木ノブと木暮には
最高の展開だったのに、ツキもなかったのかも
しれませんね。3角から鈴木ノブも木暮も
必死に車を振って浅井を牽制しましたが
むしろスピードが落ちるだけだったんで
自動発進でタテに踏んだ方がよかったかも………。

筆者の車券は鈴木ノブ-木暮が本線だったんで、
最終ホームではイタダキかと思ったんですが
浅井はともかく山本伸が来ちゃったのは
さすがに想定外。

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押さえで浅井-鈴木ノブ-木暮も
買っていたんですが………競輪祭で
何度も味方に裏切られて人間不信に
なっていたはずの緑色が大外伸びるのを見て
吐きそうになりました。
浅井のアタマで2万も付くのかよ……。





そしてレインボーカップチャレンジでは
小林泰正が混戦の2センターを抜け出し
捲り追込み気味に直線伸びて優勝。
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全員が初の9車立ての競走で戸惑うところを
上手く脚を溜めて混戦を抜け出し
見守っていた叔父さんで師匠の小林潤二も大喜び。

直線でちょっとマヌケな落車があったので
イマイチな感じでしたが……落車した3人は
ケガを治してもう半年チャレンジで頑張りなさい。

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ゴール前のスローで見ると5番の嘉永クンが
8番の鈴木輝クンを轢いちゃった上に一回転して
バンクに叩きつけられていましたので……
大怪我でないことを祈っております。




さて中一日で広島記念。
グランプリ出場組の三谷竜は今のところ
出走メンバーに入っていますので、
サボらずに出場するようですね。

そして毎年のように広島記念にゲストで
登場する広島カープの選手、今年は
一岡竜司とアドゥワ誠ですか。

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ようやく念願かなって広島記念に斡旋された
岡田征陽が、以前よくやっていた黒田博樹氏の
モノマネを披露する機会はあるのでしょうか。
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<本物>
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<偽物>

よく見るとあんまり似てないかも……?




広島記念も決勝だけ更新予定です。
皆様おつかれさまでした。
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