木暮の乱・岸和田高松宮杯決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。

岸和田高松宮杯は激闘の準決勝を勝ち抜いた
9選手が決勝にコマを進め……

決勝のゲストは元ビーチバレー選手の
浅尾美和だそうですね。
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(現役時代の画像)

たぶんほとんど競輪のことなんて知らずに
「わぁ~……競輪は初めて見ましたけど
 選手たちの闘志や迫力が凄いですね」

みたいな当たり障りのない話をするだけで
スタジオでは中野さんとかにいじられて
車券なんか買わないんでしょうが

近況の画像を見ると……
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まだまだイケますね。(何が?)


さて………決勝を戦う9選手ですが
すでに並びを確認された皆様はご存知の通り
吉澤の番手を巡って木暮が武田と競るそうです。
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特別の決勝で同地区の師弟に競りこむというのは
筆者の長い競輪歴の中でもちょっと記憶に
ありません。

中野浩一さんのインタビューで
「このままただ出るだけの選手で
 終わっちゃダメだよ」

みたいなことを言われていた木暮、
これまでも武田と連携した実績は多数ですが
けっこう冷たい扱いを受けることも多く
思うところはあったのかもしれませんが……

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今後の武田ファミリーをはじめとする茨城勢や
平原との関係が破綻するのは間違いないですし
なぜ競りに行く決断をしたのかは
知りたいところですね。

んで……ほぼ実現しない話でしょうが
今回の参加者で群馬は木暮だけ
北関東、甲信越から参加してるのは
犬猿の仲の諸橋と志村大賀だけってことは
優勝しても誰も胴上げに参加してくれないって
寂しいこともあるのかも知れませんね。

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まあ、やるからにはそれなりの気持ちが
あるんでしょうから、ガチでお願いします。




準決振り返り………の前に
本日のコメント大賞は4Rでイン突きして
直線でアタマまで突き抜け28万9千円の
大穴を出した裏切りゴリラこと笠松。
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「香川(雄介)さんもいたし
 入ってくるだろうから、自分は内を締めていた。
(最終)4コーナー手前でちょっと詰まって、
 コースを探してバックを踏んだ。
 そこから確実に行けるところを踏んだ。」

コメントはマトモですが、画像は完全に
凶悪犯の表情ですな………。
そこはかとなくイン突きを正当化する
言い訳も混ざってますし。


さて準決振り返り

9R
大方の予想通り吉田が先行態勢
そして大方の予想に反して新山は
同期の鼻ペチャに叩き合いを挑まず……で
吉田の先行もけっこうかかってたんですが
踏み出すときに神山拓がちぎれて
平原が3番手にズッポシ

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これで勝負ありかと思いきや
捲りに行った平原に案外勢いがなくて
芦澤弟が渾身のブロックを喰らわして
直線失速しかけた平原は追い込んできた
木暮と菅田に交わされズブズブ。

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新山を捨ててからのリカバリーが見事だった
チョビ髭菅田は見事に2回目の特別決勝進出を
果たしたんですが……もう一人のチョビ髭
一成はどこにいたのか判らない凡走
新田の後ろで甘い汁を吸うくらいしか
できないのかもしれませんね。


10R
小川が見事な死に駆けで後続を完封して
ハラケンがバック番手捲りで快勝
ただ、地脚モンスターの三谷相手なら
もうワンテンポ、三谷が来る前に自動発進で
踏まなきゃいけませんね。

後続の小倉は三谷にヨコに張り付かれ
さんざん締めこまれてゴール前にも
押されていたので……失速して
必殺のハンドル投げが繰り出せず。

そして村上弟は4角から早めにコースを
探して伸びる位置に車を進めて直線勝負で
川村と小倉を交わして3着……
結果から言えばこの3着での優出が
大きいですね。

見事な小川クンの死に駆けでしたが……
ハラケンによるとあれは作戦じゃなく
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「前を斬って深谷か三谷が来たら
 飛び付きの作戦だった。
 いきなり真太郎が逃げちゃって、
 作戦じゃなかったので驚いた。」

でもまあ、三谷ラインに飛び付いたら
深谷に捲られちゃうからあれで良かったのかも。
落ち着いて仕掛けてきっちり駆けた
小川真太郎は出渋り小僧のインモグラー太田に
ずいぶん差を付けましたね。


11R
やる気マンマンだった根田が前を斬りに行くと
吉澤はいったん出させずに踏み上げて……
ちょっと牽制があった後に
意を決した根田がカマシ気味に先行に行くと
ちぎれた……というよりついて行かない海老根

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いや……これはいくら実績ある先輩でも
決して許されない行為

悲しげにペースアップする根田の先行が
けっこうカカリが良かったので
新田もなかなか捲りに行けずに
ライン4車の吉澤は油断なく新田が来る前に
バックで番手捲り……コーナーだと
膨れる可能性もあったのでこれは正解

結局、吉澤と武田が1着同着で
インタビューでは師弟並んで
「決勝も頑張ります」と
嬉しそうな表情を見せていましたが…………
まさか木暮に競られることになるとは
夢にも思ってなかったでしょうね。


12R
筆者は北津留・山田英・浅井のアタマで
車券を買っていたので
脇本が前を取った瞬間はシメシメで
稲垣が斬って竹内が一気に先行して
ペースアップした瞬間は「デキた!」
と思わず呟きましたが……

浅井は稲垣を魔の失格技「浅井払い」で
後輪払って車体故障させて失格…でも
前団が失速したので北津留の捲り頃
一気に捲り上げてヨッシャと思いきや……

物凄いスピードで最後方から捲って
踏み出しで古性をぶっちぎり
そのまま前団を飲み込んでしまった
外国人のようなユウタ・ワキモト
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大外ぶん回してあのスピード
いやマジで、新田よりも強いかも
知れませんね。


車券の結果は………惨敗。
実は予想を出さなかった11R、
悪魔の一手で吉澤が根田のカマシを
出させて3番手から捲れば……みたいな
妄想で吉澤頭のフォーメーションを
買ってまして……ゴールの瞬間は微妙な
着順に見えましたが、カメラが吉澤を
中心に映していてよし獲ったと思いきや
同着で……ウラはないので半額に。

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サテライトの輪友の皆様は
準決けっこう獲っていたようで……
なかなか寂しい1日でした。



決勝予想

近畿 ①脇本-③三谷-⑤村上弟
混成 ⑧ハラケン-④山田英
関東 ⑦吉澤-(②武田・⑨木暮)
単騎 ⑥菅田

初手は近畿が前を取って
135/84/6/7(29)
吉澤が上昇して先行態勢でそこをハラケンが
斬るかどうかですが…どっちにしろ
外国人並の豪脚を見せるユウタ・ワキモトが
カマシか捲りで決着でしょう。

自力の古性でさえちぎれたので
踏み出しに難のある三谷や村上弟が
クチが空いてしまうことだけが波乱の目ですが
厳しい牽制もなさそうですし
気が強い吉澤が三谷の位置を狙うことも
なくはないんでしょうが
競りで後ろが見えない状態で後方からの
カマシに飛びつく、というのはちょっと
ハイレベルすぎるので……。

普通すぎる予想ですが

3連単 1=3-5

これだけでいいんじゃないでしょうか。
個人的には九州で応援している山田英に
頑張って欲しいところなんですが
もうちょっと脚力が違いすぎるので……


悪魔の一手としては
道中クチが空き気味の三谷か村上弟に
山田英が一発食らわしてちぎれさせて
ハラケンが追っかけて恵まれる

3連単 1=8-3467
そのくらいにしておきますか。

……筆者が木暮の立場なら
「優勝に一番近い、脇本君の後ろです」
で三谷竜と競りに行って
関東ラインにも角が立たないように
するんじゃないかと思いますが……
諸橋よりも堂々とはしていますが
なかなかのクサレ外道な行為

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いずれ木暮は腹を括っての
武田との競り宣言でしょうから
堂々と道中から併走して
気が済むまでやって欲しいと思います。




この件については賛否両論あると思いますが
皆様のご意見もお聞かせください。

ご健闘をお祈りいたします。

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