2010年の前橋バンク
特別競輪デビューの寛仁親王杯で
いきなり決勝進出
そして兄弟子である市田と村上兄の
ワンツーを導く見事な玉砕先行
特別競輪デビューの寛仁親王杯で
いきなり決勝進出
そして兄弟子である市田と村上兄の
ワンツーを導く見事な玉砕先行
…………それから約8年が経過
オタクそうだったメガネ小僧は
オリンピック代表として東京五輪を目指し
メダルを期待されるアスリートに成長
メダルを期待されるアスリートに成長


その間G1の決勝に出ること11回
常に先頭で風を切って先行するスタイルゆえ
「ラインのため」の走りを余儀なくされ
多くの勝利に貢献してきながら
いまだにタイトルなし
常に先頭で風を切って先行するスタイルゆえ
「ラインのため」の走りを余儀なくされ
多くの勝利に貢献してきながら
いまだにタイトルなし
ダービー決勝の大舞台で近畿4車の先頭を走る
情念の競輪も競技のKEIRINも知る男
脇本雄太に勝利の女神は微笑むのでしょうか。
稲垣先輩からの温かいメッセージ

「いや、まだまだ早いんじゃないですか。
俺はデビューして初タイトルまで
苦節15年…………………(号泣)。」
準決振り返り…
の前に、本日のコメント大賞
の前に、本日のコメント大賞
8Rで後位が諸橋と大塚で競りになった
高橋陽介

「うん、不思議ですよね。捲りの俺の後ろを
諸橋さんと大塚さんで競るんですから。
何かあったのか、みんなに聞かれました
諸橋さんと大塚さんで競るんですから。
何かあったのか、みんなに聞かれました
(苦笑)。」
ちなみに諸橋と大塚の競りの結果は
打鐘あたりでは高橋陽介そっちのけで
ドカドカやり合った挙句に
両者とも高橋陽介を追い抜いてしまい
競り勝ったはずの諸橋が追い上げてきた
高橋陽介を無視して南関の3番手につける
わけわからん決着で終了

準決振り返り
9R
脇本はスタートで前を取って
別線にレースを動かさせてから
打鐘で一気に踏み出して後続をちぎり
そのまま村上弟と2車でグングンと
スピードにのせてそのままゴールする
圧巻の逃走劇、上がりタイムは
1周半踏み続けたのに10.9
脇本はスタートで前を取って
別線にレースを動かさせてから
打鐘で一気に踏み出して後続をちぎり
そのまま村上弟と2車でグングンと
スピードにのせてそのままゴールする
圧巻の逃走劇、上がりタイムは
1周半踏み続けたのに10.9

いやぁ……凄い強さでしたね。
もっと一成や山中が抵抗するのかと
思ったんですが、完全にシャットアウト。
そして南関がまとまるために
3番手を選択した郡司は後悔したでしょうね。
地元の特別の準決勝で、力を出せないままに
バック9番手……南関3人は必死で車間を
詰めましたが前が遠く、山中3着が精一杯。
10R
赤板で小松崎が上昇してきたときに
前を取った亮馬は、先輩二人のために
突っ張って逃げる覚悟があったようですが
悪魔のような競輪頭脳を持つ平原が
インに潜って中川を捌いてしまい、
亮馬の後ろには……突っ張ったはずの
小松崎が入り込む不思議な展開。
三谷は後方から必死に踏み上げて
前団をカマシ切った最終バックで……
踏み込んで近畿を追走しようとした
平原は、小松崎後位から近畿の後ろに
切り替えた慎太郎に一発もらって腰砕け
前団をカマシ切った最終バックで……
踏み込んで近畿を追走しようとした
平原は、小松崎後位から近畿の後ろに
切り替えた慎太郎に一発もらって腰砕け

この時点で筆者の車券はほぼ終了
直線では前のレースで脇本と弟が
決勝進出を決めたため、
お兄ちゃんがアドレナリン全開になって
三谷を差し1着
いったん止まりながら再び捲ってくる
平原を外に踏んで牽制した慎太郎の
内をしゃくった和田健太郎が
三谷と村上兄の間を伸びて2着
いやぁ…なかなか見ごたえのある
いいレースだったんですが、
あっさり平原に捌かれちゃった中川と
踏み出しでクチが空いて平原の侵入を
許しちゃった園田は……ああ情けない。

11R
後方から上昇したハラケンを
さらに山田英明が斬った打鐘のあたりで
柴崎が凄いスピードのカマシ先行
斬って浅井の後ろを追走するはずだった
山田英は……踏み遅れて新田-成田に
3番手を明け渡しちゃう大失態

この時点で筆者の車券はほぼ終了。
浅井は3番手に新田に入られるピンチも
柴崎の先行のカカリが良かったこともあり
微妙に牽制して新田を捲らせず
柴崎の先行のカカリが良かったこともあり
微妙に牽制して新田を捲らせず
そしてバックで後方から一気に捲ってきた
ハラケンのスピードが良くて、
一瞬出切るかなと思いましたが……
浅井が見事なブロックでシャットアウト
そのままタテに踏んで新田に差させず
1着のゴール。
そして捲ってきたハラケンが浅井に
止められた瞬間にすかさず内に入り
ハラケンに一発頭突きをくれて
直線だけ踏んで3着の香川先生は
何とも非情な判断ですが…まあやむなし。
3レースともなかなか見ごたえがあったんですが
熱い競走をした村上兄や浅井、脇本、新田の
引き立て役にしかなれなかった九州勢は………
ああ情けない情けない。

特に山田英は、あんなマヌケな競走してちゃ
ただ恵まれで記念獲っただけの男で
終わってしまうので反省しなさい。
車券は…
負け戦でチョイチョイ安いのを獲りましたが
準決勝は3連敗で終了。
……………ああ情けない情けない。

筆者も反省しております。
さて決勝予想
近畿 ③脇本-⑦三谷
-⑨村上兄-⑤村上弟
千葉 ⑥山中-④和田健
混成 ①浅井-⑧香川先生
単騎 ②新田
千葉 ⑥山中-④和田健
混成 ①浅井-⑧香川先生
単騎 ②新田
新田も山中も浅井も逃げることはないので
近畿が脇本の先行一車で4車ラインと万全
脇本が出切ってしまえば後ろの三人は
全員ヨコが強くてきっちり仕事する
どうみても近畿から優勝者が出そうなんですが
誰かヤケクソで三谷の位置で粘ったり………
しないよなぁ。(詠嘆)

初手は脇本のツッパリ先行を警戒して
浅井が前を取りに行って
18/64/2/3795
そこから脇本が赤板前あたりから
前団と車間を切って押さえずに
打鐘で一気に踏み上げるカマシ先行
浅井が前を取りに行って
18/64/2/3795
そこから脇本が赤板前あたりから
前団と車間を切って押さえずに
打鐘で一気に踏み上げるカマシ先行
3日間の動きを見る限り
絶好調なのは浅井なんで、
必ずどこかで仕掛けてくるのかと思いますが
村上兄が3番手でも車間を切りかねないですし
三谷も博幸も必死にガードをしそうなので
出切るのは至難の業
個人的には今まで近畿の先頭で
頑張り続けた脇本にご褒美があっても
いいと思うので…………
頑張り続けた脇本にご褒美があっても
いいと思うので…………
この後に書いている理由もあって
3連単 3-7=9
この2点を買います。
浅井と山中が必死に抵抗した時のみ
新田の捲りが届くような気もしますが
そもそも9番手濃厚ですからねぇ……。
悪魔の一手はちょっと思いつかないので
これから締め切りまでの間に考えます。

ダービー終了の翌日から開催の
福井競輪のF1
「日刊スポーツ杯・柴田勝家賞」で
昨年の高松ウィナーズカップで落車
大腿骨の粉砕骨折という大怪我を負い
1年以上の長期欠場をしていた
市田佳寿浩がバンクに戻ってきます。



長期欠場のために来期にはA級まで
陥落することが決定している市田
もう42歳という年齢なので
S級への復帰も簡単な道のりでは
ないのだろうと思いますが
また不死鳥のような輝きを見せることを
近畿の全員が願っていることでしょう。
脇本の兄弟子であり心の師匠
そして村上兄弟にとっては盟友
果たして近畿の4人はこの男の再起に向けて
エールを送る優勝者を出せるでしょうか。
………できれば脇本に、その役目が
回ってきてくれればいいと願っています。

皆様のご健闘をお祈りします。
