関東同士なのに木暮や飯嶋とは
ガチで競ったこともあり
杉森、山田義あたりの自在選手には
「あの程度なら自分で動いても一緒」
と番手につくことを拒否
三番手からでも容赦なく内をしゃくり
逃げた選手はきっちりガードするけど
出渋る先行選手にはさっさと切り替え
一発頭突きの置き土産
同期の小林大介いわく
「たぶん、あいつの友達は俺だけ」
その唯一の友達とさえも…
小林が引いてラインを固める形以外では
ここ数年連携していない
良く言えば孤高の男
悪く言えば嫌われ者
武雄共同通信社杯を制したのは
そんな男、新潟の野良犬……諸橋愛。


解説のヤマコウが語っていましたが
先輩・後輩や同県・同地区の人間関係と
先行・番手の信頼関係が大事な競輪で
「嫌われてもいい」姿勢を貫くというのは
なかなか難しいことなんですが、
諸橋はそのなかで良くも悪くも勝利のため
自分の意地を通す姿勢を貫き続けている
希少価値の「ブレない男」だそうです。

筆者も車券ではお世話になることが
多い選手なんですが、やはり戦術的に
「ブレない男」であることがその理由の
一つだと思います。
諸橋、おめでとう!
そして胴上げでは、東北の震災の後
しばらく弥彦に練習の拠点を
移していて、一緒に練習し
「勝負に対する姿勢が勉強になった」
と諸橋が語る成田が参加していたのも
微笑ましい光景でした。
あれ?でもYOUTUBEの動画で
顔が確認できた胴上げ参加メンバーは
成田、山崎の福島勢と小林大介
池田勇、山田義の埼玉勢

新田とか平原の胴上げのために
帰らずに残って待機していた選手が
人数が足りないから仕方なく
参加したんでしょうね……。
もちろん木暮とか神山の姿は
ありませんでしたし。
レース展開は最終バックまで
ほぼ前回ブログの予想通り
村上兄の先行をスピードで制する一成
そして二段駆けが発進する前に
1コーナーから捲りに行く平原
ただ…一成が予想よりもあっさり
村上の抵抗を振り切ったので
新田がバック過ぎくらいから番手捲りに
行けると思ったんですが…
勝負を分けたのは新田が車を
振り上げたわずかなスキを突いて
インに潜り込んだ平原の動き
あそこでスピードを殺さずに
内に斬り込む動きができるのは
さすが平原で、あの動きに即座に対応した
諸橋も凄かったですね。
一成は…今までの失敗を反省したのか
なかなかいいカカリで村上の抵抗も
ものともせずに出切る見事な先行
ただあの形だと展開が平原に向きますし
大舞台での経験値という意味では
平原が一枚上だったと思います。
車券の結果は…
諸橋-平原が本線なので
もちろん取りましたが……
けっこうオッズが安かったので
3着に強弱をつけて資金配分を
したんですよね。
初手から関東の後ろにいそうな松谷
好調でいい位置にいるはずの村上弟
この二人をかなり厚めにして
新田・守沢・稲川の三人を押さえ
叩き合って共倒れする一成と村上兄は
切ってました。
もう平原が内に斬り込んで
直線抜け出した瞬間に勝利を確信して
あとは3着だったんですが……
ゴール前を見てると流れ込んだのは
オッズ的にもド安めで枚数少ない新田
アレ?と思ってダイジェストで見直すと
厚めに買った松谷と村上弟が
守沢の反則ブロックで
二人とも殺されてました。

守沢…死ねよこのカス(直球)

ってことで松谷か村上弟が3着なら
この開催の負債すべて取り戻して
お釣りがくるぐらいでしたが
新田だったので焼け石に
ジュっと水かけた程度で終了。
もっと新田-守沢が売れると思ったのに
平原=諸橋がけっこう安かったのも
誤算でしたねぇ…。
お気に入りの武雄競輪場でのGⅡの開催
台風の影響で売り上げ悪かったようですが
個人的には2日間観戦できたし
決勝が生で見られなかったのは残念ですが
そこそこ現地観戦を楽しめました。
スタンドも売り場もコンパクトなので
特別競輪の開催はできないでしょうが
またいつかサマーナイトなんかが
回ってきてくれればと思います。

そしてこの後は青森記念
広報担当者の趣味なのか
例年「萌え」を前面に打ち出す
特殊な宣伝をする競輪場ですが…

うん、今年も全くブレない路線ですね。
皆様お疲れさまでした。
またお会いしましょう。
