山田兄弟の孤独な闘い・高松ウィナーズカップ3日目 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。

ウィナーズカップのポスター
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なかなか立派に鍛えられた背中を
見せているのは、地元の池田憲昭
だそうで…
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今開催は残念ながら誘導の参加
しかも高目の決勝の誘導は
お金にうるさい香川先生が
絶対譲らないでしょうが
次回の開催の参加を目指して
頑張って欲しいものです。

そして競走の方に話を進めると…
佐賀の山田兄弟の活躍が目立ちますね。
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兄の英明は①①で勝ち上がり
弟の庸平は優秀競走で平原の後位を
取り切り価値ある2着
九州から準決勝に進んだのは
二人だけなので番組が分かれて
それぞれ単騎での戦いのようですが
勝ち進んで決勝で連携することが
できるでしょうか。

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二人ともが孫弟子であるゲスト解説の
佐々木昭彦さんも大喜びで、
司会の吉岡の「優秀競走の注目選手は?」
の問いにほぼノータイムで食い気味に
「⑥山田庸平です!」の答え…
準決でも推しそうですね。

激闘の二次予選の振り返り

6R
取鳥も古性も組み立てとしては
うまくいったと思う展開でしたが
郡司の力が一枚上でしたね。
そして古性は外を踏んだ椎木尾を
ド突いて内の東口のコースを開けて
しまう泥沼の展開で20万車券…

7R
深谷がイン突きで番手を取るのを
初めて見ましたが、落車欠場後の
中川ならまあ飛ばせますよね。
イン狙いは北津留だと思ってましたが
思わぬコソ泥でしたね。

8R
山中はちょろちょろ動いて脚をなくし
松岡はヤケクソで逃げて叩きに行った
新山と共倒れ…脚溜めた稲川に展開が
向きましたが、まさか伊藤信まで
連れてくることができるとは…驚きです。

9R
初日に落車した浅井は怪しいと
思っていましたが…案の定
二次予選で敗退したらコメント拒否
途中欠場でお帰りでしたね。

ためらいなく駆けた鈴木竜二を
ためらいなく番手捲りした杉森は
なかなか腹黒い競走
浅井と荒井がガチガチやり合う内を
スルスル伸びた坂口のお蔭で
配当ハネあがりラッキー。

10R
志村に張られたり牽制されても
ものともしない三谷はさすがの強さ
そして松浦は…三宅達也の捌きで
3番手が取れたのに仕掛けない
着拾いでそのまま流れ込みした松浦は
岡山の重鎮二人をつけてこの競走は
ちょっと狡いような…。

11R
ジャン前から全力でふかして
師匠を1着に導いた根田
師匠のために直線で武田憲をキメて
通り道を作ってやる吉澤
いや素晴らしい師弟の絆でした。
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しかし吉澤、落車しすぎだろ…
前に頭蓋骨を骨折したことあるのに
今年は走るたびに落ちてる印象で
大丈夫なんですかね?

師弟の絆に感動した裏で
捲りかけてやめちゃった川村、
吉澤を捌けずに三番手の悦夫に
無駄な体当たりする三谷次男と
意味がわからない近畿のマヌケぶり
ここで叩き合いを誘って共倒れを
狙えないようではただの咬ませ犬

12R
最初からみえみえの中団狙いのハラケン
前回りなのに一気にカマす度胸がない
一成と、あくまでも先行一本の吉田拓
これは覚悟が違いましたね。
平原は二車ゆえに内外をケアして
吉田を残すことができませんでしたが
まあ盤石の1着
初手から平原の後ろに付けた山田庸の
選択は大正解で、竹内はショートの
捲りが打てない脚質なので仕掛けが
難しかったですが踏み続け3着

車券は…負け戦の5Rで
初日出渋った神田が先行して
初日番手捲りされた長島は後方だと
決めつけて小嶋の番手捲りアタマを
買ってマンシュー頂き

9Rでは浅井が壊れてる読みが
正解でブログ通りの買い目
3着ド高めの坂口で三万シュー
最終まで浮いていたので
買い目には挙げてませんでしたが
平原がアタマを取る展開なら
後ろに山田庸がいるだろうと
平原-山田庸-流しを追加

山田兄弟に助けられた一日、
なかなかの戦果でした。
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コマギレすぎる準決勝
そして二次予選には大勢いたはずの
南関はなぜか三名になってしまい
三日目の負け戦の特選競走が
南関だらけになったカオス番組

10R
近畿 ③三谷竜-⑦稲垣-⑨伊藤信
徳島 ②ハラケン-⑧オグリュー
混成 ①新田祐-④中村浩
単騎 ⑤山田英、⑥杉森

勝ち上がり地域が偏って
番組屋も苦心してますね
九州二人の山田兄弟は単騎で
杉森は武田や平原の前は回せないし
東北二人の新田と一成はSSで
二日連続で組んだんで分けないと…

先行の確率は三谷竜が90%、
ハラケンが10%くらいでしょうね。
三谷先行なら山田が4番手もしくは
伊藤信をどかして3番手取って
捲ってくるハラケンと新田を
稲垣が併せに行った瞬間に
インをしゃくりに行く展開で
2~3着拾い
3連単 237-5=123478
オグリューとか中村浩は
ちぎれそうだけどインが空いたら
3着くらいはありそうで切れません。
ペースで駆ける三谷も残れそうで
点数多くなりますね。

11R
茨城 ①吉田拓-⑤武田
岡山 ③河端-⑥筒井敦
中部 ②深谷-⑧坂口
近畿 ⑨稲川-④東口
単騎 ⑦一成

これもけっこうな激戦ですが
ライン先頭でただ一人捌いて
位置が取れる稲川が選択を
間違わなければ好位置を取れるので
タテ脚は最弱ですが有利そう
あとは展開縺れるかですが
初手の位置取りは
 15/28/36/7/94
稲川が斬って河端上昇で…
そこを一気に深谷が先行か
吉田がカマシかという流れ
…叩き合ったら河端でも
軽く捲れそうじゃない?
3連単 3-569-45689

吉田拓がテンパらずに先行して
深谷が捲りに構えた場合は
武田は安易に番手捲りせずに
残そうとするので3番手とれば
稲川が直線強襲
3連単 9=45-14568

12R
関東 ②平原-⑦木暮
中部 ①竹内-④金子師匠
南関 ⑥根田-③郡司
中国 ⑤岩津-⑧松浦
単騎 ⑨山田庸

郡司
「奈良記念の時の僕の死に駆けの
 借りを返してくださいね」
根田
「……バナナが食べたい」

ってことで先行は根田なんでしょうが
案外とその後位はもつれそう
岩津が前回りなのは、二次予選で
岡山の先輩二人をつけて
仕掛けない競走をした松浦に
見切りをつけたためだと思いますし
いずれ先行の三番手を捌くのなら
自分でやった方が良いという
判断でしょう。

ただ油断ない平原や単騎の山田も
前々に攻めるので三番手は大渋滞
どうも根田が怪しいのですが
先行さえできれば郡司も今回は
非情にタテに踏んでも許されるので
3連単 3=2579-2579
おそらく激安の平原-木暮は
来たら仕方ないと諦めます。

昭彦さんが見守る中、果たして
山田兄弟は準決の激闘を
勝ち残ることができるでしょうか。

皆様の健闘をお祈りします。

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