昨日は兄弟選手の話をいたしましたが
防府競輪決勝には二組の親子選手が
進出しました。
坂本貴史の父はロス五輪の銅メダリスト
特別競輪2回制覇に加えて
グランプリも1度制した坂本勉氏(57期)
ナショナルチームのコーチも務め
坂本一族や新山兄弟の師匠として
弟子の育成に励む偉大な父に対し
息子はこれがようやく三度目の記念優出で
記念優勝は未体験。

吉田拓矢の父は吉田哲也氏(51期)
長らくA級で地道に選手生活を送り
通算470勝は立派ですがS級優勝なし。
そして特別競輪にも出場なし。
父の悲願であったS級優勝を果たした
息子が今回は記念初制覇に挑みます。
強力自力の多いメンバーの中で
坂本は3車の東北ラインの先導役
吉田は単騎戦となるようですが
果たしてどんな結末になるでしょうか。
準決振り返り
10R
吉田ってホントに頭の弱い子と言うか
テンパる癖でもあるんでしょうか。
武田が郡司をどかさなかったら
イン詰まりでそのまま終了だったのでは?
武田は2日間の動きは好調そうでしたが
テンパる吉田の面倒を見ているうちに
狭い所を切り込んできた成田に接触して
不運の落車…郡司、成田も落車で、
全員結構痛そうな感じの落ち方
競輪祭に向けて暗雲が立ち込めますね。
北津留は特に何も仕掛けてないのですが
勇気をもってインをしゃくっただけで
決勝進出。濱田との3着争いに踏み勝った
大槻もラッキーな優出。
11R
松浦は先行した清水を必死にかばって
竹内に捲られたときに切り替えません
でしたが…もう完全に勢いが違ったので
自分で踏んでもよかったような気も。
ただなぁ…若手先行の少ない地区だし
清水の地元だから遠慮したのでしょうか。
ヤマタクは予定通りに行方不明でしたが
坂本が脚溜めて追っかけるし守澤も
無理に交わしに行かないしで着拾い
園田は半周自力捲りみたいな感じで
さすがに踏む距離が長すぎでしたかね。
12R
稲垣よ…なんで若手みたいに赤板前から
突っ張って先行するの?
初日に松浦に捲られたのを忘れたの?
そんな愚痴をこぼしたくなる稲垣39歳の
明日なき暴走…村上があんだけ車間開けて
援護したのに残せないとは…
ハラケンは展開待ちでなく自分から
レースを動かしに行って及第点
桑原が先に踏む権利のある内コースに
割り込んでいった坂上はちょっとコスイが
まあ他地区なので許せる範疇
車券?

さあね。(すっとぼけ)
単騎だらけの決勝戦予想
東北 ⑥坂本-③守澤-②大槻
中部 ①竹内-④坂上
単騎 ⑤ハラケン、⑦村上兄、
⑧吉田、⑨北津留
うるさい吉田敏とかがめつい浅井など
気を使う先輩がいない竹内と
ライバル新山に先を越された吉田拓は
ここで記念初制覇を果たしたいところ
こんだけ単騎が多いと展開も何も
絞れませんな…とりあえず竹内と
坂本のどっちかが先行濃厚、
くらいしか考えられませんが
どっちが逃げるにしてもそんなに
早めから行くことは考えづらいです。
おそらく車番的に竹内が前を取って
中団に坂本ラインか単騎勢になるので
しょうがそこも流動的
まあおそらく竹内を逃がしたら
捲れない東北が竹内を抑えて
単騎勢を抱き込んで先行でしょうが
ある程度ペース駆けな感じでしょう。
そこを8番手から竹内が巻き返す前に
競走を動かす可能性があるのは
やはり村上で、その後ろにいるのが
上位入着への最短ルートでしょう。
坂本の番手の守澤はけっこう凶悪な
ブロックをするので先まくりの村上が
抵抗されてしまうところを外から
一気に捲ることができるのは・・・・
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(長考中)
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展開待ちだけで新田や深谷の自力にも
勝ったことのある待ちのスペシャリスト
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「ハラケンやな。」
というわけで軸はハラケン
相手は吉田に北津留のバカ二人と
力で竹内、3着はこのメンバーなら
自力選手は当然、番手の坂上と守澤
インを突ける大槻も切れませんので
3連単 5=189ー全
42点なんて多すぎなんですが
正直展開一つでアタマを取れそうな
選手が多くて絞れません。
アタマの弱い子の吉田も心はチキンの
竹内も脚力だけなら軽く獲っても
おかしくないですし…
ただ人気割れそうなので42点でも
トリガミはなさそうですね。

くれぐれもお願いですが
坂本・竹内以外の自力の皆様が暴走モードで
逃げてしまってレースを壊しませんように。
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