魂のブロック・名古屋ダービー決勝感想 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。

前回のブログ予想を書いた後に
サテライトで知り合い達と意見交換したり
決勝進出者のインタビューを見たりして
展開をイチから考え直しましたが
やはり川村中心で変えませんでした。

どうも中部の竹内ー深谷ー金子の
関係が微妙で、単体では強い3人でも
竹内が死に駆けするわけでもなく
深谷が車間切ったりブロックしたり
番手の仕事をこなすわけでもなく
金子師匠もうるさく言うタイプではなく
ラインとしては機能しなそうだったのと
インタビューでも深谷が人任せな感じの
コメントだったので中部ラインは軽視し
前回の買い目から特に
川村-村上・岩津-流し
新田・岩津-川村-流し
を厚めに購入して臨んだ決勝戦

赤板から三谷が全力で先行して
中団は新田で中部は7番手
竹内が巻き返した最終ホームで
川村が絶妙のタイミングで番手発進
村上兄が張って竹内不発
・・・よっしゃ竹内消えた!
続いて踏んできた深谷を併せながら
バックで猛然と捲りに行った新田を
村上兄がブロックして止める
・・・よっしゃ深谷も消えた!
  うわ村上凄え 新田止めた
そして4角村上兄のインをしゃくる岩津
・・・おーし踏め踏め岩津
  アタマまで来てええぞ!
なんと岩津まで締めて止める村上兄
直線に入ってまだ先頭粘ってる川村
・・・獲ったやろ川村川村かわむらぁ~!


イメージ 1
筆者の叫びは無情にも名古屋まで届かず
ぐいっとハンドル投げて・・・村上優勝
この人ホントにスーパースターだわ。
あんだけ仕事して全員止めてまだ
直線突き抜ける余力があるとは
いや痺れました。

村上兄-川村-新田の組み合わせは
一枚も持っていなかったので
惜しいところで車券は外しましたが
まあ凄いレースを見せてもらいました。
そして改めて振り返ると
三谷竜の赤板先行が良かったですね。
ダッシュがない地脚タイプなので
あのタイミングからふかして正解
特別初優出でも落ち着いて踏み上げ
出渋ったり緊張で脚が回らないこともなく
力を出し切って別線に脚を使わせて
村上兄が唯一竹内や新田に勝てる
消耗戦の展開に持ち込みましたね。

川村は・・・千載一遇のチャンスを
逃したのかもしれませんが
三谷からいいスピードを貰ったとはいえ
ホーム発進であそこまで粘ったのは立派
奈良記念で逃げて城に軽く捲られたり
静岡記念で八谷の先行を捲れなかったのが
番手捲りとはいえ新田深谷竹内に
先着するとは・・
仮に開催前日の筆者に誰かが
「決勝は川村本命で車券を買うよ
と言ったら
「お前は金をドブに捨てるの?
と笑って答えたに違いないと思います。
魔法の靴効果恐るべし
ダービー2着の賞金はでかいので
今後の成績しだいでSSまで狙える所
頑張ってほしいと思います。

竹内深谷は次代を担うスターのはずですが
竹内は三谷の気迫に押されて先行できず
深谷は自力で前回ってもいい所を人任せ
失格した浅井がいればまた違ったかも
しれませんが、ただ並んだだけでラインとして
何の力も発揮してなかったのは残念ですね。
まあこの反省がいい経験になるのかも
しれませんが、竹内はこれを繰り返すと
稲垣ばりの持ってない男になりそうで・・・

それからちょっとだけ怒りますが・・・
7Rで古性の後ろを巡って南と競って
両者落車、失格になった大塚ケン坊
意地を通しての絶対譲れない競りなら
とことんやっても文句はありませんが
あんなのは街角で殴り合いの喧嘩を
しているチンピラと変わらない行為
何か因縁があったのかもしれませんが
最終の4角で8・9番手にいる選手が
やりあって落車なんてバカでしょう。
少なくとも一緒に走っている選手や
大塚以外の車券も含め、あのレースの
車券を買った人には迷惑以外の
何物でもないテロ行為です。
ケン坊は昔から好きな選手でしたが
今後は当面応援しません。
お寺に行って猛反省してください。


ダービー開催中は沢山の競輪を愛する
世間でいえばロクデナシの皆様に
この妄想と愚痴と捏造だらけのブログに
足を運んで頂き、誠にありがとうございました。
道中見せ場はあってもなかなか決勝を
バチッと当てるヒットが出てませんが
皆様の展開予想の一助となればと思います。
次の静岡ダービー迄もう1カ月半位ですが
それまで日々の仕事でタネ銭を稼ぎましょう。
お疲れ様でした。