競らせる度胸と仕掛ける勇気・前橋寛仁親王杯の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。

 
前橋寛仁親王杯を制したのは
G1制覇は5年前の全日本選抜以来
3冠目となる村上博幸。

打鐘からのカマシ先行を打った三谷竜を
直線で捉えて差し切り1着
年末のグランプリの切符を手にする優勝で
相変わらずユニクロで売ってそうなデザインの
だっさい宮家謹製のジャージを着ての表彰式
 
脇本・新田をはじめとするナショナルチーム勢が
台頭してスピード競輪に移行していく中で
自力のない追込みで上位をキープしていくのは
なかなか大変なことだとは思いますが
お兄ちゃんが「日本一の追込み選手は博幸」
と語る確かな技術とラインでの人望で
積み上げてきた絆の勝利
 

「この歳でG1を取れるとは
 思っていなかったので、
 ホンマにまさかでした。
 グランプリを目標にやってきて
 出場できるのはうれしいです。」
 
 

おめでとう!博幸!
 

でもなぁ……そうなると今のところ
グランプリでは脇本の番手が博幸かぁ………。
ちぎれんと追走できるんかな?
 
 
 
 
勝負のポイントは3つ
①清水の後位で小松崎に競られた中川
②カマシで仕掛けた三谷竜
③バックで捲りに行かなかった清水
 
 
まず①ですが……小松崎は初手の並びで
Sを取った時点である程度は競ることを
作戦として考えてたんでしょうが
清水はそれを見越してチンタラと押さえに行き
小松崎が中川の内で粘ったのを見てペースダウン
流しまくって敢えて中川を競らせる作戦
 
そして平和を愛する中川は巨体の小松崎に
並ばれただけで空気投げのようにスッ飛び
ズルズルと後退………
 
 
 
 
まあ飛ぶのは当然ですがまるでチャレンジの爺
想像を超える無抵抗・非暴力の八番亭師匠
 
 
そして清水のちょっと腹黒い作戦は……
まあ勝ちたかったら仕方ないですよね。
仕事はしなくてタテ脚はナショナルの中川
同じく仕事はしないで直線に賭ける園田
普通に逃げたらズタズタにされて
残す気なんかないでしょうから………ねぇ。

特に義理やしがらみのないラインの二人で
今後九州から世話になることもないでしょうし
競らせたら競ったヤツと九州の二人に
脚を使わせて自分の後ろに置けて展開有利
 
 
……この時もそんなことを考えてたんでしょうか。
いやぁ、ホントにいい度胸してますね、清水。
ともあれ中川は打鐘で吹っ飛んで後退していき
この時点で3冠の夢は終了
 

そりゃ友達のために全力で競らせないカマシを
打ってくれる脇本と、自分で獲りたい清水を
一緒にしちゃイカンよ、甘い甘い甘過ぎ。
 
 
そして②三谷の打鐘カマシですが…………
あそこまで清水がチンタラ流したら
さすがに駆けますよね。
千葉記念IN松戸から通算すると
なんと11日で8レースを走っていて
疲労のピークにあるのに最後の力を振り絞って
必死に駆ける三谷竜……
 
バンクの外ではアレですが、ちょっと感動しました。
単騎の浅井と木暮は、ここで三谷について行けば
勝負圏内だったんですが、ちょっと見ちゃって
瞬時に切り替えることができませんでしたね。
 
さてあとは③バックで捲りに行かない清水
上記の通りの競りで中川と園田は後退
浅井と木暮はボヤボヤしてて立ち遅れ
三谷竜-村上博 清水-小松崎-和田健で
最終バックを迎えたところで、絶好の3番手が
手に入った清水は捲らずに追込み勝負
 

ここで出切った近畿の二人に浅井か木暮
あるいは二人ともが追走をしていれば
清水もバックで仕掛けたでしょうが
絶好すぎる展開だったせいか
それとも後ろを引き出したくなかったのか
ここではいつもの度胸一番星になれず躊躇した清水
 

そして4角からの博幸の動きが絶妙で
微妙に清水に牽制をしてから追込み
最後はギリギリ三谷が残るチョイ差し
清水は400バンクならあの仕掛けでOK
でも前橋の直線は短くて………微差の3着。
 
 
 

ロングのカマシでも後ろの博幸との絆で
勇気をもって仕掛けた三谷竜と
後ろを見切ってレースを支配したけど
最後に捲る勇気がなかった清水……
どっちが正しい、というわけではないですが
今回は近畿の情念に勝利が訪れましたね。
 
 
車券の結果は……前回ブログ予想通り
三谷が軸で獲ったんですが………
展開が想定とは全く違っていたので三谷竜が
清水後位でイン粘り→番手捲りから買ったんで
 
 
 
三谷-博幸-清水は4枚あるのに
博幸-三谷-清水は1枚しかねぇよ
コノヤロー!!
 
 
 
 
 
博幸→三谷からはその後ろにいるはずの
浅井とか木暮の絡みでけっこう買ったのに
なんでさっさと切り替えないんだよ
この煽り運転とトンガリ頭!
 
 
 
 

二次予選・準決でけっこう浮いてましたが
平日で仕事なんで決勝しか打たないと決めて
昼飯の時にネット投票していて……
ダイジェストを見たら2着に買ってない
清水が三谷を交わしたように見えて
ついでにいっさい買ってない小松崎が
3着突っ込んできたように見えて絶望でしたが
 
 
スローで見るとなんとか三谷が残っていて
3着清水を確認して安堵しましたが
購入枚数1枚を見て……獲ってガッカリ。
 
 
博幸-三谷から木暮とか浅井とか和田健は
わざわざ買い足したのになぁ……。
まあでも、トータルはちょっとだけ浮いたんで
次も打てるだけ良しとしましょう。
 

(前向きな養分思考)
 
 
 
しかし思えば……理事長杯のワンツースリーを
そのままボックスで買うだけでも良かったのね。
 
 
 
 
グランプリを巡る戦いは寛仁親王杯を終え
脇本・新田・中川・博幸がタイトルで確定
慎太郎と清水が賞金で確定であと3枠
今のところ郡司と平原、そして競輪祭の優勝者で
決まりって感じで松浦は厳しくなりましたね。
 
負け戦の柴崎・古性・マクルを相手に赤板先行で
逃げ切った姿を見ても、今開催で一番強かったのは
松浦だったのに、同期の情けで準決でハラケンに
付けたことだけが悔やまれるでしょうね。
 
 
 
 
さて次の更新は……京王閣記念はパスで
地元・久留米で開催の熊本記念の決勝です。
しばらくお休みいただきますがご容赦を。
 
 

皆様おつかれさまでした。
また次の更新にお越しください。