ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

花粉症でボロボロです。



まず、お詫びからですが
防府ウィナーズカップの結果を
更新せずにしばらくサボったこと
誠に申し訳ございません。


もともと花粉症が酷くて
体調が悪かったのですが
いつものサテライトに行って
ウィナーズカップを打った帰りに
急に頭痛と目眩がしまして
そのまま倒れてしまいまして




帰宅後にそのまま寝込んでしまい…
所属する黒い組織の業務も休み
しばらくの間、競輪からも離れて
ダイジェストを見ていた程度で
(でも野球は甲子園・プロ野球
 MLBと見ていましたが…)
 

 

2週間経ってようやく回復したので
映像を見ながら、思い出しつつ
防府WCの結果を反省。


雨の中の激闘で優勝したのは、
2023年の青森共同通信社杯
以来のGⅡ優勝となる深谷知広。



 

吉田拓矢の先行を6番手から捲り
番手から踏み込んだ眞杉を寄せ付けず
完勝のVゴール。


直前は膝の痛みに苦しんでいましたが
「まだウェイトトレーニングは
 できてないのですが、
 膝を気にせず自転車に乗れているので
 治療など感謝しています。」

だそうで…
「まずはGⅠを優勝し、南関東勢が
 1人でも多くグランプリを走れるように
 皆で頑張りたいですし、
 このままではまだダメなので、
 この優勝をステップにできるよう
 考えて頑張りたいです。」


 
「南関東勢で優勝争いができる
 地区にしたいと思うので、
 その一員として頑張っていきます。」


南関東勢、という言葉が何度も
出ておりましたが…
デビュー時から飛び抜けた素質で
一気にトップクラスに君臨
現在まで多少の浮沈がありつつも
GⅡを優勝する力のある深谷

ただ…ナショナルへの在籍や
南関への移籍、ケガの欠場などの
いろいろな積み重ねがあるにせよ
「割に合わない先行」を
し続けて、自身のタイトル獲得数が
実力に見合ったものではない印象


南関に移籍してからはGⅠタイトルも
なかなか獲得できないままで…


 

郡司よ、キレキレダンスを披露するのは
別に構わんが…深谷にGⅠを獲らせるのを
南関のファンは望んでいると思うぞ。



ともあれおめでとう!深谷!
そして、フレッシュクイーンの

北岡マリアちゃんもおめでとう!

レースのポイントは…
・S取りに失敗した清水
 前受けに成功した深谷
・関東に付いていかない菅田
・カカリが悪かったヨシタクの先行
・追い上げ失敗の古性
・自動発進しなかった眞杉

まず…スタートで滑ったようで
清水がS取りに失敗して1枠なのに
7番手からの初手
逆に枠負けだった南関ラインは
きっちり仕事をする男・小原太が
Sを取って深谷を迎えて前受け成功

 


南関ー古性ー関東ー菅田ー瀬戸内ー山崎
のスタートになって
これが深谷には大きかったですね。


そして、清水が青板バックで斬って
そこをヨシタクが叩きに行くところ…
初手では関東の後ろにいた菅田が
ついて行かずに南関の後ろにスイッチ
おそらく菅田としては、関東の両者を
深谷が叩きに行く展開だと思って
スイッチしたんでしょうが


深谷としては、サラ脚で6番手があれば
無理に叩きに行かずに捲り勝負でヨシ、
って判断になりますんで…
眞杉を背負ったヨシタクは必ずバックを
取る競走をする、と考えれば
菅田の位置は眞杉後位が最善手だと思って
筆者は眞杉ー菅田を本線にしましたが
どうもアテがハズレたようです。

眞杉の後ろには清水が入り、ヨシタクが
腹を括って先行でしたが、イマイチ
カカリが悪かったようで…この開催の
ヨシタクの脚は仕上がってましたが

灰人さんからの、事前検討での

「半周駆けるだけならヨシタクは
 ダントツの脚なんだろうけど
 ロングで仕掛けるのは、しばらく
 見たことがないし雨走路だし
 先行したら消えちゃいそうで
 眞杉は軸にできるんだけど
 関東ワンツーは難しいよな。」

という指摘が的中
 
 
そして…アフロは準決勝みたいに
打鐘でカマシに行く選択もありましたが
仕掛けたのは最終ホームからで
深谷はそれを見て合わせて捲り
さらにその前にいた古性がホームで
追い上げに行ったため、深谷は
邪魔されずに勢いを貰う形で
一気に前を捉えて…
踏み出しで小原太はチギレて


 

「雨で深谷さんが見えなかった」
という眞杉は自動発進の番手捲りでは
なくて、むしろ古性を引き付けて
ブロックするような動きを取って…
一気に捲りきった深谷は3車身の
差を眞杉につけて完勝
3着は眞杉マークで仕掛けることが
できなかった清水が流れ込み



勝った深谷は立派でしたが
準決勝では落車がなかったら着外で
眞杉の二段駆けを捲り切るような
脚はないと思っていましたが…


灰人さんがレース後に


「単騎を含めて、他のラインの選手の
 一つ一つの動きが、全部深谷に
 味方した感じになったな。」
と、語ってましたが…確かに

・清水のスタート失敗
・菅田の眞杉を追わない判断
・カカリの悪いヨシタクの先行
・アフロの遅かった仕掛け
・ちぎれた小原太
・追い上げ失敗の古性
・雨で見えなかった眞杉

ほぼ全員の判断ミスが
深谷に展開の利をもたらすとは…

ヨシタクに死に駆けしてもらったのに
優勝できなかった眞杉は悔しかったと
思いますが、両者の連携の完成度は
まだ…関東でタイトルを分け合った
最強タッグの平原・武田と比べると
まだまだ、だったんでしょうねぇ。


車券の結果は…
眞杉の軸で買いましたが
深谷はまったく買わずに惨敗


今開催は、初日・2日目で深谷の
3着を買わずに悔しい思いをして
決勝でも深谷にヤラれて…と
なんとも反省のない開催でした。
負け戦でも良いところがなく終了
酷くヤラれたのが体調不良の
原因だったのかも知れません。

★★★★★★★★★★★★


続く3/24〜26の別府F1は
豊後の虎・小野さんのラストラン




初日をチギレて6着
2日目を3角から大ダレして
7着で終わった小野さんでしたが
最終日はヨコの仕事を思いっきり
食らわして…

 




場内が沸いたでしょうねぇ。
しかし、別線の捲りを止めたものの
そこで力を使い果たしたのか
ゴール前ではまったく伸びず
他の選手がハンドルを投げずに
1着を取らせようとするのに
車が出ずに3着終了の小野さん



でもまあ、「らしい」ラストラン
でしたね。
終了後には九州の選手や
同期の77期のメンバーが
列を作って小野さんと握手やハグ
そして同期のメンバーとの記念撮影


 

今回は弟子の甲斐俊祐も頑張って
準決1着で決勝に進み

決勝では、灰人さんが
「全盛期の小野さんの魂を継ぐ
 ファイトを持っている漢」
と語る森田優弥が優勝

落車や失格もないラストランで
めでたしめでたし…ってことに
しておきましょう。


★★★★★★★★★★★★


ウィナーズカップから中4日で
前検を迎えた豊橋記念は
SSは眞杉と阿部拓の二人の参加
でしたが…

眞杉は二次予選で仕掛け損なって
意味不明な動きを繰り返して
最終3角で河端に捲られて
いったん連携を外した同県の金子幸に
ブロックを食らわして、外にいた
山形を落車させて失格、29万の
大穴を残して強制送還






阿部拓は決勝進出して
新山の先行1車で

東北3名vs単騎6名のメンバー


駆けイチの新山の番手は絶好の
自身初の記念優勝のチャンスと
思われましたが…同期の鈴木竜の
追い上げマークにインで競り負けて

 


すんなり駆けた新山が優勝、2・3着に
競り勝った鈴木竜と流れ込んだ山田英が
入って…これでもマンシュー決着なのね。


初の東北での開催となる
いわき平のGP出場が目標、と
公言している新山は、3月は
この記念を含め3節連続の優勝で

「最近は運がいい。
 決勝も先行1車になって
 自分に向いたシリーズ。
 最近始めた何個かの練習の
 効果がでたのかな。
 GⅠでも結果を出せれば自信に繋がる。」

だそうで…やはり東北の選手で
グランプリには一番近い立場
年末を目指して頑張って欲しいですね。



おめでとう!新山!


なお、車券は…新山=阿部拓で
固く決まると思って…
あまりにオッズが安かったんで
買ってません。
結果としては、買わなくてよかったです。

 
★★★★★★★★★★★★★★


そして、先週末の伊東温泉記念では
古性優作が4連勝で完全優勝


SSは好調同士の古性とヨシタクが
順調に勝ち上がりましたが、
決勝は渡邉雅也が、ホームバンクの
大石剣士の前を志願して漢気先行


大石ー慎太郎で番手捲りしたところを
古性が猛然と捲りに行き、同じく
バック過ぎに伸びてきたヨシタクは
大石の後輪とハウスして車体故障
「この開催を目標に頑張ってきた」
と、勝ち上がりでも気合いを見せていた
大石は良く粘りましたが、古性が
直線伸びて優勝。



ここ数年は、記念開催よりも
特別に照準を絞った調整をしている
感のあった古性ですが
このシリーズは特選の9番手強襲
決勝の番手捲りをさらに捲る動き
仕上がってる…というか、強い時の
古性の動きだった感じがしました。

「中2日で西武園記念だけど、
 走ります。そこまで走り切って
 一本だと思っているので。」

なんか、記念を欠場したり調整に
充てているような感じが多かった
古性なんですが…意外なコメント。


ともあれ、おめでとう!古性!


記念の優勝賞金が640万円に
上がったんですね。

ここは決勝だけリハビリを兼ねて
打ちまして…好調だった大石が
333バンクの伊東で番手捲りなら
連に絡むだろうと軸にして
古性ー大石からは1枚だけでしたが
最後に突っ込んだ荒井が3着で
高めにしてくれて万車券



微差4着の慎太郎が3着だとかなり
値引きされてしまったオッズだった

ようなので…





最後に突っ込んできてくれて

ありがとう、パーマの暴君。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

さて…西武園記念
平原康多カップへ



これまでの「ゴールド・ウイング賞」
から、平原康多の冠大会になる
西武園記念ですが…


これまでに選手の名前の冠開催で
記念になっているのは

久留米:中野浩一カップ
松 戸:滝澤正光杯
(廃止前は千葉記念)
宇都宮:神山雄一郎カップ


この3選手のみで
人気・実績・人格とも申し分なく
埼玉のスター選手であった平原の
冠開催の記念になるのは、特に文句は
ないんですが…

当ブログ専門解説員:灰人さん

「なあ…なんで大宮記念じゃなくて
 西武園記念が平原康多カップに
 なってるんだ?」



筆者
「う〜ん…平原の最終的な
 ホームバンクは西武園になってる
 みたいだから、大宮じゃなくて
 西武園記念なんじゃない?」


「そうか…でも俺が見た限りでは
 西武園での記念優勝なんか
 ほとんど見たことがないし
 大宮記念は鬼の強さで
 何度も優勝してるのを見た気が
 するんだけどなぁ…」


「せやな。」


平原の西武園記念の優勝は3回
一方の大宮記念での優勝は9回
これは4日制になってからの
同一記念開催での優勝回数の
最多記録で、今後もなかなか
破られそうにない感じ


豪快な捲り・追込みで優勝を重ねた
印象が強い大宮が、平原の冠記念には
ふさわしいかもしれませんが…
まあ、いろいろ事情があるんでしょう。



自身の冠開催に向けて
各所で宣伝活動に頑張る平原
「第一回だし、ぜひ、地元選手から
 優勝が出て欲しい」

と語っていますが…

地元の後輩は
いまだに記念優勝がない武藤龍生
SSだったことを皆が忘れた宿口陽一


若き失格王・お寺の常連の森田優弥
ヤングラで出渋り小僧になった森田一郎
兄に良いDNAを全部持っていかれた
気がする実弟の平原啓多

非常に頼りない地元勢ですが
平原の薫陶を受けてSSになった
ヨシタク・眞杉の二人からの

二次予選・準決勝でのサポートが

あるのでしょうか?



西武園競輪場は直線が短く
47.6m、先行したラインが
有利で逃げが残りやすい400バンク

そして…2023年のオールスターの
優秀競走「シャイニングスター賞」で
5名が落車する事故レースになった際に
落車の原因となった平原康多を
地元裁定としか思えない謎の判定で
非失格にしたために、輪友の皆様からは
「セーフ園」と呼ばれております。


メンバーは、平原と同期の87期で

タイトルホルダーの岩津

87期唯一のGP王者・和田健

平原と名勝負を繰り広げた

レフト先輩・浅井が斡旋されていて

おそらく解説をすることになる平原が

昔語りをしやすそうな選手が多数


とりあえず初日は特選だけ
リハビリを兼ねておさわり程度に




郡司が斡旋されていたんですが

珍しく病気欠場なんですね。

ダンスの練習でどこか悪くした…

なんてことは無いよね?

 



森田と眞杉は別れてガチ勝負

阿部拓は菅田の前で自力自在

う〜ん…普通に考えたら眞杉が

先行してヨシタク有利なんでしょうが

森田がクレイジーな叩き合いを

挑んでしまう可能性も少々

 

そして…菅田に任された阿部拓は

位置取りするだけで終わることは

できないでしょうし、ライン先頭が

単騎の古性も含めて全員ヨコが

かなり厳しい選手なんで
ヤケクソでカマシたりもあるかも…

 

と…いうことで、激しい叩き合いを

俯瞰で捉えて、無理せずに最後に

踏み込んできそうな松浦を軸に

相手は番手の和田健に

伊東記念で仕上がっていた古性
展開上はバック番手で回れそうな

ヨシタク

3連単 5=178ー12378

タテ脚よりも技術と頭脳の

勝負になって欲しいですが…



筆者個人としては
「平原康多カップ」には賛成なんですが
それによって、これまでは記念開催時に
かつての名作競輪マンガの
主人公のホームが西武園競輪場という
設定であったため、特選レースで

 


「ギャンブルレーサー関優勝牌」
が開催されていたことがあるんですが
おそらく今後は無くなるんだろうな、
と思うと寂しいですが…


平原から競輪道を伝えられた心の弟子
ヨシタクと眞杉による地元介護を
見守りましょう。

この後は決勝戦を更新する予定です。

皆様のご健闘をお祈りします。