晴天で暖かくなった
佐世保記念決勝を制したのは
SNSで薩摩川内市の銘菓

「ち●こ団子」を宣伝する
甘党の策士、S級S班・松浦悠士。
今年最初の記念優勝を決め
賞金560万円を獲得

平原の引退に伴う繰り上がりで
S級S班となりましたが
昨年から続く度重なる落車で
調子が戻らない時期が続き
今年は特別の優出もナシ

「自分で戦う脚力はまだまだ。
本当にラインのおかげでしたね。
コンディションが暖かくなって
くれたのも大きいですね。」
今年のあと2回の記念
伊東温泉と地元・広島にも
出場予定になっている松浦

「今年はなかなか走れない時期が
多かったので、
走れるだけで感謝です。
もうちょっと余裕を持てるように
脚力にも自信が持てるように
戻していきたい。
あと2場所、精いっぱい頑張って
来年に繋げたいですね。」
赤パンは脱ぐこととなりましたが
まだまだ衰えぬ技術と頭脳を持つ
松浦の、来年の特別競輪での復活を
期待しましょう。

おめでとう、松浦!

地元の暴君からも祝福の言葉が
あったそうで…
ポイントは
・Sを佐々木龍に譲る荒井
・北津留にフタをする犬伏
・イナショーのインを突いた
佐々木龍と角
まず…たいへん謎なんですが
初手で1枠の荒井は前受けを
取れそうだったんですが、
佐々木龍に譲って車を引く動き。。

坂井と佐々木龍が前受けして
中団に九州4名が入り、後方に
犬伏ー松浦でその後ろに稲川の並び

青板過ぎに犬伏が上昇して
3番手にいた北津留にフタをして
そのまま赤板を過ぎて打鐘あたりまで
ずっと並走する動き
北津留は無理やり内を突こうとするも
きっちりと締め込まれて動けず
打鐘で犬伏が一気にダッシュして
前を叩いて先行、中四国両者に稲川が
続いて中団に東の二人、北津留は
なんとか仕掛けようとするも
車が出ずにズルズル後退

自力で仕掛けようとした荒井は
4番手から捲りに行った坂井に
合わされて不発、その坂井も捲りに
行こうとして3番手の稲川に張られ
車が出ずに終了

松浦は2センターで早めに踏み込み
佐々木龍は3角で稲川が坂井を張った
内を突いて松浦に迫り、角は佐々木龍の
作ったコースを追走して直線の入口で
稲川を張って3番手を追走

早めに犬伏を捨てて踏み込んだ
松浦が押し切って優勝
2着に佐々木龍、3着が角で
3連単21万車券……
今年の記念優勝が無くて
なんとか勝っておきたかった松浦
記念初優勝が欲しかった佐々木龍
二人の争いでしたが…

なぜ、荒井は前受けでも後方でもなく
初手中団という愚策を選んだのかが謎で
前受けして中団に東の2名と稲川を置いて
5186/43/7/29の形なら
北津留にツッパリ先行をさせられたし
初手で佐々木龍に前受けさせて後ろ攻めで
43/297/5186の並びなら
逆に犬伏を抑え込んでから打鐘で先行を
することができたんですが…
東の二人とイナショーを抱き込んで
SS2名vs残りの7名、みたいな
展開の持ち込むことができたはずなのに
実際のレースでは稲川と東勢二人が
敵に回るような形になって
九州4人vs他の5名、という構図に
なったのは暴君の愚策

荒井が北津留に「前で頑張れ」と
伝えたと信じて
九州二段駆けから車券を買った皆さんは
内に詰まってフガフガする北津留を見て
絶望されたと思います。

ええ、筆者も佐々木龍からの勝負でしたが
松浦は一銭も買いませんでしたので…

皆様と一緒に絶望しました。
負け戦も特にヒットがなく、ダラダラと
打ってライフを減らしまして…
準決勝くらいからやり直したい
気分で一杯になっております。
読者の方で的中された方がいたそうで…
おめでとうございます。
お金貸して下さい。
考えてみりゃ、競輪祭の準優勝で
タイトルは取れなかったけど
賞金的にはお腹いっぱいの荒井が
もう過去に取っていて、優勝しても
競輪祭の2着の賞金の5分の1くらいの
地元記念にそんなに気合いが入って
いるかっていうと微妙で

今年は記念優勝が無くて1本取りたい
松浦や、思い出の地で記念初優勝を
取りたかった佐々木龍のほうが
ガツガツとしていたのかも知れませんね。
さて…この後は伊東温泉記念
リニューアルした広島記念と続きますが
週末もけっこう忙しいので
決勝くらいは打つかもしれませんが
たぶんブログ更新はしません。
前夜祭のある19日に並びも発表に
なるでしょうから、それからGPに
向けての記事を書く予定です。
皆様お疲れ様でした。
次回更新は、たぶんGP初日です。



