山中さわお「どうかなりそう」 | ぐれむりんの気ままなブログ

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勝手気ままな★備忘録★レビュー

日本のロック・バンド、

the pillowsのフロント・マンで

ソロ・アーティストでもある

山中さわおさんの新作、

「どうかなりそう」を購入したのです。

ええと……

いつもならココで、CDジャケ写とアマゾン・リンクを貼ってCD布教活動を行うとこなのですが、今回は「ライブ会場限定」「通販限定」販売のニュー・アルバムです。

一般流通はしていません。

 

僕は公式「RED BAT」通販で予約購入しました。

発売は3月27日ですが、このブログを書いている時点(3月25日)ですでに手元にCDが届いています。

 

早速、1周目を聴き終りました。

 

公式のディスコグラフィでは「9thアルバム」と表記されていますが、収録内容は新曲7曲にボーナス・トラックとしてライブ音源が9曲入りの全18曲です。

 

内容的にはミニ・アルバムって感じですね。

 

前作「Booty Call」※こちらもライブ&通販限定から約11ヶ月での新作発売です。しかも、この間に「さわおとしおり」名義で7曲入りのアルバム※これまたライブ&通販限定を発表しているので、とにかく、たて続けに作品がリリースされてる感覚です。

 

ちなみに、アルバムの7曲目はタイトル名が「空欄」になっていますが、こちらは収録時間1分46秒の、ギター&ピアノによる静かなインスト・ナンバーです。タイトルは無いようですね。

 

さて、今回の新作ですが……

1周目(ライブ除く)を聴き終った感想は、

控えめに言って、

山中さわお完全復活っ!です。

……あ、いや、この言葉は既に6thアルバムの頃から言い続けているので、もはや第2の全盛期って感じでしょうか。

 

the pillowsがエイベックスに移籍した後の、あの悪夢のような駄作連発時代の名残は影も形も残っていません。※あくまで往年のファンによる個人的意見です。

2019年以降、the pillowsでの新曲発表が無くなり、天才・山中さわおの才能も枯渇してしまったのか、なんて勝手に思い込んでいた時期が嘘のような「名曲連発」の多作っぷりですね。

 

ってことで、先ずは先日公開された新作PVです。

この曲だけ聴くと、往年のファンの中には「う~ん?」と渋い顔をする方もいるかもしれませんが、アルバム収録曲の中ではこの曲は「山中・オルタナティブ・さわお」全開って感じの楽曲で、アルバムを通して聴くと、分厚いギター・サウンドで勢いのある楽曲が多いって感じでした。

 

エイベックス移籍後に「さわお離れ」を起こしていた人が聴いたら、「え? the pillows(第3期)の作品?」って思ってもおかしくないような全盛期さながらのカッコよさです。

いや、まさに、今が全盛期ってコトですね。

 

ちなみにコチラは、昨年10月に発売された「さわおとしおり」名義のアルバムからの楽曲です。

この「さわおと○○」名義の作品、今年の4月始めに第3弾となる「さわおとケンジ」名義で、The Birthdayのフジイケンジさんとのコラボ・シングルがライブ&通販&タワーレコード限定で発売されますね。さわおさんとフジケンは過去に一緒にバンドを結成したこともある音楽仲間なのだそうです。

ちなみに、「さわおとしおり」でコラボしてるBase Ball Bearの関根史織さんは、7thアルバム「Muddy comedy」から山中さわおさんのバンド・メンバーのひとりとして作品に参加している女性ベーシストです。

 

デビューから30年以上、「無冠の帝王」と呼ばれながらも常に名曲を作り続けるオルタナティブ・ロック・ミュージシャン山中さわおさんです。

 

興味のある方は、是非、聴いてみて下さいね。

サブスクは、あるかどうか分かりませんが……。