イスラエル出身のギタリスト
Oz Noyの新作
BOOGA LOOGA LOOを購入したのです。
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Booga Looga Loo
1,260円
Amazon |
輸入盤での購入です。
なんたって日本盤は解説封入だけで2592円と、1000円以上ボッタクリ価格の国内流通仕様だったもので……。
ちなみにケースではなく紙ジャケ仕様です。
CDが裸のまま、紙ジャケの中に入ってます。
紙ジャケが苦手な方はご注意くださいね。
実はOz Noyの新作、2月に発売されていたのですが、知りませんでした。先日、タワーレコードオンラインで何気なく「Oz Noyはまだ新作出さないのかな~」って思いながら検索して、いつの間にか発売されてたのを知りました……。
この手の知名度マニアック・アーティストは新作情報になかなかお目にかかれないので困ります。
前作「OZONE SQEEZE」は全曲ボーカルをフィーチャーしたシットリAOR系のアルバムだったため、僕的にはイマイチ好きになれなかったのですが、今回は、ラスト1曲を除いて、全曲インスト曲という、いつものOz Noy作品に戻ってますね。
※ちなみにボーカル曲は、ビートルズの「エイト・デイズ・ウィーク」です。前作でも「カム・トゥゲザー」を演ってましたけど、Ozはビートルズに影響を受けてるんですかね?
ただし、過去作に比べ、ロック色は薄れてます。
今回はかなりジャズ&ファンクな大人な作風に感じました。
まあ、これはあくまで僕の感想でして……ジャズもファンクもイマイチよく分からないリスナーの戯言だと読み流してください。
タワーレコードオンラインの紹介文の中に、今回はかなりジャス&ファンクな作品って書いてあったからそう思っただけかもしれません。
相変わらずと言いますか……
変幻自在の超絶スゴ技ギタリストって言われるわりに「Oz Noyってどこがスゴイの?」って言いたくなるような地味な演奏です。
いや、これは、音楽に詳しい人が聴くと「スゴイ演奏」なのかもしれないですが、僕にはイマイチ・イマニ・イマサンくらい理解できないです。
1分40秒辺りからOzのソロ・プレイが始まります。
ソロ・プレイが始まると……やっぱスゲーやってなっちゃいます。
そして、今回のアルバムは、聴いててとにかく気持ちいいです。
力が抜けている……とは違うかもしれないですが、過去作のような尖がった印象がまるで無いように感じます。
これは、フィーチャー・アーティストが多いせいかもしれません。
1曲目、尺八(?)のような和楽器テイストの管楽器で幕を開けます。
「あれれ? Ozのギターがまるで目立ってない……」
そんな印象です。
ただ、上に貼った動画でも分かるように、途中から相変わらずのギター弾きまくり楽曲に変わっていっちゃうんですけどね。
まあ、ここんとこの僕はデスメタルのような、最初から最後まで、ド派手以外のなにものでもない音楽ばかり聴いてたせいで、Oz Noyの新作が「癒される~」ってなってるだけかもしれないけど……。
興味のある方は、是非、聴いてみてくださいね。