【漫画】超可動ガール1/6 | ぐれむりんの気ままなブログ

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読む気は無かったけど、読んでみたら不覚にも笑ってしまった

OYSTERさんの作品

超可動ガール1/6をご紹介です。

全4巻ですね。

アニメ化もされてる作品ですね。

全4巻と書きましたが、現在は、続編の超可動ガールズが連載中のようです。一度、作品が打ち切りとなった後、2年後くらいでしょうか、名前を変えて連載が再開されたそうです。

打ち切りからの、続編開始ということで、別設定の内容かと思いきや、打ち切り最終回の直後のお話から「超可動ガールズ」として再開してますね。

 

作品のレビューでファンの方が「なぜこの漫画が打ち切りなのか理解出来ない」と書いていましたが、確かに、かなり面白い漫画でした。

 

ただねぇ~、タイトルが……

いかにもオタク向け、と、言いますか、ハッキリ言ってキモオタ向けって印象です。いやまあ、完全に僕の偏見ですけど。

日本が世界に誇るオタク文化、クール・ジャパンな作品です。

きっとアニソンも大々的に展開されて……

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と、思ったら、音楽作品はほとんど無いですね。

アニメ化されてるなら、もう少し音楽CDなんかもあるかと思いました。

アニメ作品は販売されてますね。

 

内容はですね、タイトルからお察しの通り(?)、ある日当然、美少女フィギュアが動きだすお話です。

オタク青年、房伊田春人が購入したフィギュア、「少女→惑星探査」※アニメですのヒロイン「ノーナ」(1/6スケール、全長約25cm)が、自らの意思を持って動きだしちゃいます。

しかも、彼女は、アニメ通りの記憶を持って動き出すんだね。

※最終回の1話前までの記憶がある状態です。

 

自分をフィギュア(人形)だとは思っていないし、自分の記憶が偽物(アニメ作品)だとも思っていません。

自らの使命である「星々を巡り知的生命を探す旅」の果てに辿りついた巨人の住む星に居ると思ってるんだね。

 

そして「ノーナ(フィギュア)」の付属品である「オズマ」※アニメに登場するノーナの相棒キャラも動き出しちゃいます。

正式名称、地球ロボット・オズマ

スーパー頭脳でノーナをサポートするロボットですね。

決して中国製ドラ○もんじゃないですよ。

 

このオズマ、流石はスーパー頭脳の持ち主だけあって、自分たちはフィギュアで、何らかの超常現象で動き出したことを理解しています。

 

そして、春人、ノーナ、オズマの奇妙な共同生活の始まりです。

 

でもまあ、すぐに、ノーナにはバレちゃうんだけどね。

彼女がフィギュアで、アニメ作品のヒロインだってこと。

ただ、春人の愛は本物です。

ってのは、春人は筋金入りのアニメオタクで、心底、ノーナを愛してるんだね。※春人は3次元の女性恐怖症って筋金入りアニメオタク。

 

そして、春人とノーナは結婚。

新婚生活の始まりです。

 

もうね、手が付けられないくらいテンプレートな、オタクな方々が夢にみそうな設定の、どうしようもない漫画……って思うでしょ?

※完全に僕の偏見です。

 

でも、これがなかなか面白いのです。

思わず「ププッ!」って吹き出しそうなハイテンションなギャグ満載。

 

アニオタ君が夢見る「美少女フィギュアと夢の新婚生活」な展開ではなく、1/6サイズの動くフィギュアとの秘密のドタバタ生活ですね。

先ず、ノーナの記憶は「アニメの中のもの」なので、現代日本の常識はほとんど持ってないし、ノーナの情報源はテレビ中心。

かなり偏った知識が身についてます……。

※二次元出身のノーナには、三次元の常識が理解できないようです。

例えば、アニメの作中に登場しない知識、「恋愛」や「性」などは認識できないらしいです。

そして「なぜ、フィギュアが動き出したのか?」を調べていくことになりますね。

さらに、調査の為に春人が新たに購入した美少女フィギュア……

ロール・プレイング・ゲーム「ドラグリウスサーガ」の女勇者「ベルノア」が動き出しちゃいます。

 

さらにさらに、ノーナとベルノアを狙う謎のフィギュアの存在も……。

 

ってことで、次々と動き出す美少女フィギュアに翻弄されながら、ドタバタ共同生活を送るオタク青年のハイテンション・ギャグ物語……。

それが超可動ガール1/6なのです。