チバユウスケさん率いる日本のガレージ・ロック・バンド
The Birthday
2019年第1発目のシングル
「OH BABY!」を購入したのです。
OH BABY! [ THE BIRTHDAY ]
1,188円
楽天 |
3月に発売されるニュー・アルバム
「VIVIAN KILLERS」からの、3枚目の先行シングルですね。
本来は発売予定ではなかったそうですが、チバユウスケさんの強い推しで急遽発売になった楽曲です。
急遽発売です……
そのせいか(?)賛否が分かれてる気がするね。
「すごくイイッ!」ってファンもいれば、「そんなにイイか?」ってファンもいるようです。
僕的には「どうでもイイね!」って感じ。
いやいや、僕の言う「どうでもイイ」って、これは否定的な意見ではなくて、僕としてはチバユウスケさん(関連)の新曲が聴けるだけで満足ってことです。
ただし、チバさんの曲なら盲信的に全部イイって意味じゃないです。
今回の新曲に点数を付けるなら、100点満点中の65点ってとこでしょうか。悪くないけど、良くもない。あくまで曲に対しての印象です。
ただ、65点の曲を、チバユウスケさんがシャガレた声で唄い、時代錯誤なギター・ロック全開で演奏してくれるから……。
それだけで、僕の中では80点くらいまで得点が上がっちゃいます。
50歳をむかえるロックンローラーが、約20年間、音楽性を変えずにずっとガレージ・ロックを演奏し続けてる。※ミッシェル・ガン・エレファントはちょっと別格なので除外です。同世代のロック・ミュージシャンがいつの間にか表舞台から消えたり、音楽性が変わって丸くなっていく中で、ここまで変わらないのは奇跡だって思ってるよ。
おっと、危ない。
曲の紹介を忘れるとこでした。先ずは、聴いてみてください。
今回の新曲「OH BABY!」です。
どうですか?
アマゾン先生のレビューには、「OH BABY!」の繰り返しで……なんて否定的な意見も挙がってましたね。
でも、僕には「これでイイ」のです。
だって僕、チバさんにJ-ロックなんて求めてないんだもの。
メロディアスな楽曲や胸を打つ歌詞なんてものは、ミスチルやスピッツにまかせときゃいいのです。
チバさんは、ロック・ミュージシャンなんだからさ。
昔、ローリング・ストーンズの「サティスファクション」って曲に対し、こんな未完成な名曲は日本人には作れないって、そんなこと言ってた評論家がいました。
日本人は、とにかく完成度の高い曲を作りたがるって。
でも、ロックってのは、こういう完成されていないモノの方がカッコいいって、そう言ってるレビューを読んだ記憶があります。
ミスチルやスピッツは5回聴くと飽きるけど、The Birthdayは5回聴いても10回聴いても、10年聴き続けても飽きることがないんですよ。
まあ、ただのファンの戯言ってヤツなのですが。
ただ、ちょっと残念なのは……
最近のThe Birthdayにメロディ重視の曲が多くなり始めてることかな。
いや、もちろん、些細な問題です。
初期のThe Birthdayはメロディアスな曲が多かったですから。
※あくまでThe Birthdayレベルの話で、ミスチルやスピッツ的なメロディは想像しないで下さいね。
僕は、ゴールデン・ウェット・フィンガーズを経由して、完成度の低い勢い任せのガレージ・ロックを演奏してたThe Birthdayが大好きだから。
イイ曲じゃなく、カッコイイ曲を聴かせてくれてたから。
でもまあ、メロディアスだろうが勢い任せだろうが、チバさんがあの声でがなり立て、ギターをかき鳴らしながら唄えば、全てカッコいいロック・ミュージックになっちゃうわけですが。
はい、ただのファンの戯言です。