相対性理論 | ぐれむりんの気ままなブログ

ぐれむりんの気ままなブログ

勝手気ままな★備忘録★レビュー

先日、僕のクルマに乗った甥っ子が、車内に流れてる音楽を聴いてこう言ったのですけど・・・

「いつもチバ(チバユウスケです)とヘビメタしか聴かん人が何でこんなん聴いてんの?」

バカちん、俺は音楽なら何でも聴くんじゃ。

相対性理論です。

その時、流れてた音楽ね。

天才、やくしまるえつこ率いるワケノワカランバンドですね。

僕が相対性理論を聴き始めたのは、10年くらい前なんです。

CDショップ店員が選ぶ「第1回CDショップ大賞」で見事、大賞に選ばれたのが相対性理論の「シフォン主義」だったんだね。

それが聴き始めた切っ掛けなんだね。

 

言っておきますが、僕はファンではありません、ごめんなさい。

ファンとファンじゃない境目って何なのか?

僕的には、そのアーティストの新譜を心待ちにし、自発的に情報収集をするかどうか、それくらいです。

そういう意味で、僕は相対性理論のファンじゃないんです。

アルバムは全部持ってます。

先日、中古ショップで「天声ジングル」を見かけて購入しました。

ほらね、ファンの風上にも置けないでしょ?

天声ジングル 天声ジングル
2,268円
Amazon

相変わらず、捨て曲が無いバンドだね。

いや、この手の音楽を好まない人には全曲捨て曲かもしれないけど。

チバとヘビメタが好きな僕は、まるで正反対なこの手のバンドも好きなんです。例えば、クラムボンとか小島麻由美とか。

 

相対性理論の場合、何と言っても、やくしまるえつこ嬢の唄声と歌詞、繰り返されるフレーズが魅力だよね。

名曲?「地獄先生」ですね。

以前はPVを見かけてましたが、最近見かけませんね?

こちらは、人気曲ランキングだそうです。

 

何気に相対性理論って、公式PVがUPされてませんね。

まあ、YoutubeにUPするのは違法なので当然ではありますが。

 

普段、歌詞を重要視せず、歌詞カードすら見ない僕が、このバンドの歌詞にはグッと惹かれました。いいえ、惹かれても歌詞カードは見ないですけど。

なんていうんだろう、とにかくシュールで厨二病でバカバカしい歌詞の連続なんだけど、何気に奥が深そうな、色々な意味が隠れていそうな歌詞なんだね。

 

例えば「バーモント・キッス」なんて・・・

あたしもうやめた、世界征服やめた、今日のご飯、考えるので精一杯

なんて大きいのか小さいのか分からない女子の悩みが唄われてたり、「シンデレラ」では、シンデレラをお城へ送る魔法使い(?)のお話が描かれていたり(ですよね?)

しかも、シンデレラわたしの後ろへ乗ってタンデムでお城までって、ボンネビル(単車ですね)にニケツしてシンデレラをお城へ連れて行くお話だったり。

普通のバンドが唄わないタイプの歌詞の連続ね。

 

そして、僕が大好きな、気持ち悪いくらい強引で無理矢理に韻を踏みまくる歌詞ね。しかも分かり易くわざとらしく韻を踏みまくり。気持ち悪いのが一周廻って気持ちよくなっちゃうね。

 

そんなバカバカしい歌詞と同じようなメロディとフレーズに騙されそうになるけど、実は、ものすごくイイ曲が多いんだね。

BGMとして流してたつもりが、つい、曲に意識がもっていかれちゃうくらい。いや、これは繰り返されるフレーズのせいか?

 

ただ、僕は、ファンじゃないんです。

ファンなら、もうひと押し、バンドの魅力を紹介するのでしょうが、なんたって僕は、やくしまるえつこ嬢の顔を知らないくらいですから。

なのでどうしても、こういうイラスト(天声ジングルのジャケ写)が彼女なのかなって、思っちゃうわけなんです。

まあ、この「夏至」って曲も、BGMのつもりが意識をもっていかれた曲のひとつですね。

 

聴いてみてくださいませ。