少し驚いたことがあった。
息子の何気ない一言だった。
自分では意識していなかった。
でも、
よく考えると確かにそうだった。
特に言葉遣いは、
良くも悪くも親の会話から学んでいる。
当たり前のことではあるが、
改めて気付かされる出来事だった。
■真似されて初めて気付く
子どもはよく真似をする。
言葉。
行動。
癖。
良いことも悪いことも。
我が家にはマルプーが2匹いる。
たまに粗相をした時は、
当然注意することもある。
その時の状況によって言い方は変わるが、
子どもは本当によく見ている。
例えば、
「こーら!ダメでしょ!」
「何やってるの!」
そんな何気ない言葉。
ある日、
息子がまったく同じ口調で犬に話していた。
その瞬間、
「あぁ、こうやって見えているんだな」
と少し反省した。
さらに先日、
こんなことも言われた。
「なんで馬鹿って言っちゃいけないの?」
「パパは僕に言うことあるのにダメじゃないの?」
正直、
何も言い返せなかった。
もちろん本気で馬鹿と言っているわけではない。
ちょっとした失敗や、
可愛らしい行動へのツッコミとして言うことはある。
でも5歳の子どもからすると、
言葉の意味は分かっても、
大人同士のニュアンスまでは分からない。
どんな場面であっても、
同じ言葉として受け取る。
だからこそ、
理解できる年齢になるまで待つのではなく、
まずは親である自分が気を付けるべきなのだと思った。
■5歳になると親の顔色も伺う
私はできるだけ、
仕事のストレスを家へ持ち込まないようにしている。
それでも、
疲れが溜まっている時や、
納得できないことがあった時は、
どうしても表情に出てしまうことがある。
そんな時、
息子の顔が一瞬曇ることがある。
自分では切り替えているつもりでも、
子どもには伝わっているのだろう。
申し訳なく感じる反面、
成長を感じる瞬間でもある。
以前なら、
お構いなしに遊びへ誘ってきた。
でも最近は少し違う。
少し時間を空けてから話しかけてきたり、
こちらの様子を見ていたりする。
逆に私から声を掛けると、
安心したようにいつもの息子へ戻る。
保育園で、
「相手の嫌なことはしない」
「嫌なことをされたらどう思う?」
そんなことを教わっているからなのかもしれない。
その積み重ねが、
こういう部分にも表れている気がする。
■未熟な親だからこそ悩む
最近は保育園のお友達や保護者の方が、
家へ遊びに来てくれることが増えた。
年長クラスということもあり、
親同士の交流も活発だ。
私は家を建てた時から、
こういう交流ができたら良いなと思っていた。
周りの友人からは、
「今はパパ友やママ友の付き合いなんてほとんどないよ」
とも聞く。
だからこそ、
今の環境はありがたい。
長時間遊ぶ日は、
子どもたちをまとめてお風呂へ入れることもある。
そんな時に息子が言った。
「なんで○○くんは怒られないの?」
確かに、
我が家なら注意することでも、
他の家庭では気にしないこともある。
その時ふと思った。
「もしかして自分は少し厳しすぎるのか?」
もちろん家庭ごとに教育方針は違う。
そして子どもたちがしていることも、
本当に可愛らしいものばかりだ。
決して悪い子ではない。
むしろ元気で素直な子どもたちだ。
本音を言えば、
私は人様の子どもを指導できるほど立派な人間ではない。
だから、
自分の子ども以外には基本的に何も言わない。
ただ、
これから小学生になり、
さらに世界が広がっていく。
その時に、
人へ迷惑を掛けないこと。
相手を思いやること。
そういった部分は大切にしながらも、
子どもらしさまで奪わないようにしたい。
最近はそんなことを考えるようになった。
【まとめ】
子どもは思っている以上によく見ている。
親の言葉。
親の態度。
親の表情。
全部見ている。
だからこそ、
親もしっかりしなければと思う。
・・・とはいえ、
完璧な親なんてきっといない。
私自身、
反省することばかりだ。
それでも、
少しずつでも胸を張って見せられる姿を増やしていきたい。
そして、
子どもらしさは大切にしながら、
人に迷惑を掛けないことも教えていきたい。
正解のない子育てだからこそ、
これからも悩みながら、
親として成長していければと思う。
でわでわお。