義父の葬儀について | 元・フロリダ駐在妻フン子のブログ

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 ☆フンフンが口ぐせのフン子とフン太の珍道中☆
 2015年春~2年間のフロリダ生活を経て2017年春に帰国。
 アメリカでハマったゴルフ・スポーツ観戦・旅行のことなど。
 2022年10月にフロリダ州オーランドへ行って来ました!

 

こんにちは。

 

先日ご報告した義父との別れ。


 

お悔やみのコメントをくださった方、「いいね」は押しづらかったかもしれませんが押してくださった方々、本当にありがとうございました。

 

次は葬儀について記録しておきたいと思います。

 

最初に断っておきますが今回、通夜・告別式は行っておりません。

なので、ここでは葬儀屋さんとのやりとりがメインの内容になります。

 

毎回、暗いネタで申し訳ありませんが、ブロ友さんには同世代の方も多くいらっしゃいますのでアセアセ今後の参考になればとも思いまして。(勝手なお世話でしょうけど…ニコ

 

午後11時半頃、医師から死亡宣告を受けた私たち。

 

看護師さんから「この後は葬儀屋さんへ連絡していただき、ご遺体を引き取っていただきます」という旨の説明があり…

我が家にしても義兄にしても初めてのことなので

「せめて朝までの間、こちら(病院)に父を置いて頂けないでしょうか?」とお願いしてみましたが、病院側としてはNGとのことでしたタラー

理由としては「霊安室が無いから」だそうです。

 

後日、親御さんを亡くしたことのある職場の同僚数名に聞いてみましたが、どこの病院でも大体そうらしく。

「まだですか?」とせかされたご家族もあったとかガーン

 

というわけで、深夜12時過ぎ

ひと気のない病院の玄関前のベンチへ移動。

フン太と義兄で今後の予定をある程度打ち合わせた上で、葬儀屋さんへ電話することになりました。

 

ポイントは

・家族葬含めて通夜&告別式は行わない

・直接、火葬場へ行きそこで最後のお別れをする

・火葬場へ行くまでは葬儀屋さんで義父を預かってもらう

※この時点で火葬場へお坊さんを呼ぶことまでは決めておらず。(菩提寺が栃木の宇都宮なので遠いのがネックなのです)

 

義両親のマンションは賃貸に出しているし、最後に住んでいた有料老人ホームへ遺体を帰すこともできないし、近いとはいえ我が家に安置するわけにもいかないし…ということで、私の実家のような田舎とは違った都会ならではのフローとなりました…。

味気ないけど仕方ないよねショボーン

 

義兄は義父が亡くなる直前に葬儀屋さんについて調べ始めてたらしいけど、具体的な見当が付いていたわけでもなく。

それに、今回入院していた病院にはきっと出入りの業者があるだろうということで、看護師さんに聞いてみると1社をご紹介くださいました。

 

病院が紹介してくれただけあって、車で5分ほどの距離にある葬儀屋さん。

とりあえずフン太がそこへ電話をかけ、同時に義兄の方はネットで調べていた別の葬儀屋さんへ電話してみることにしました。

 

双方が電話でこちらの要望を伝えた上で大体の料金を聞き出します。(そうです、相見積もりです。笑)

電話を切った後、フン太と義兄で再度相談。

どうやら料金的には大差なかったようで、後は到着までの時間。

病院に紹介された方は車で5分程度で来れるとのことですが、義兄がネットで調べた方は1時間くらいかかるとのこと。しかもその業者が直接来るわけではなく近くの業者を手配する方式らしいので、どこにある業者になるか現時点ではわからないそう。

なら、病院に紹介された方が場所もわかってるし、早いし、料金も大差ない…ということでこちらに決定。

 

フン太が再度電話をし、病院まで来てもらうことにしました。

 

深夜1時過ぎ、病院の玄関前で葬儀屋を待つ私たち3人。

 

不謹慎ではありますが、

「車屋のキクチ」みたいな人が来たらどうしよう~アセアセて笑いながら。

 

ご存知ない方はこちらをお聞きください(音声のみ)↓↓

 

もうね、早朝からバタバタし続けた挙句の深夜1時なのでね、皆テンションおかしくなってますタラー

 

で、葬儀屋さんがやって来たわけですが、こちらへ挨拶にやって来るお兄さん(けっこう若め)とは別に、向こうの方では到着早々遺体を運び出そうとしている様子。

挨拶に来たお兄さんにフン太&義兄が

 

「ちょっと待った!手

 

「正式な料金を出してもらってからでいいですか??」と詰め詰め。

 

義父を葬儀屋へ連れていかれてしまうともう後には引けないですからね、その後で「やっぱりこれだけ料金がかかります」て言われてもこちらとしては支払うしかできなくなるわけです。そうならないためにも最初が肝心。(こんな時にここまでグイグイ交渉する家族がそう多いとも思えませんが…うちは兄弟でゴリゴリやってましたアセアセ

 

もう決まったもんだと思ってたらしく、葬儀屋のお兄さんはキョトンニコ

 

でもフン太&義兄の勢いに押され…

 

「わかりましたアセアセ

といったん車に戻り、10分くらいかけて見積書を作成して戻ってきました。

 

で、こちらの希望を組み込んで作成してくれた見積書に沿って、現時点での火葬場の空き状況等も教えてくれながら今後のスケジュールを含め、細かく説明してくれました。(若いのにしっかりした担当者で安心しました)

 

 

義父が亡くなったのは水曜の夜でしたが、火葬場は最短で翌週の月曜日。しかも朝イチ9時の枠しか空いてなくて、そこも残りわずか。

どうやら最近の火葬場は混んでいるらしい…。

 

義父は横浜市在住だったので横浜市の火葬場を使うことになりますが、お隣り川崎市の火葬場を使うことも可能。

ただ、市外の人は火葬料が割高になるとのこと。

横浜市の場合は12,000円だけど、川崎市の火葬場を使う際は60,000円もかかります。(ちなみに川崎市民なら4,500円。安い!ついでに東京を見てみると八王子市・日野市は無料、23区は区民であっても40,000~61,000円。高い!)

 

いちおう川崎市の火葬場の空き状況も調べてくれましたが、横浜市と変わらない状況でした。

 

 

ということで、葬儀屋さんへOKを出し、やっと義父の移動が始まりました。

 

ナースステーションで待っていると、葬儀屋さんのストレッチャーに乗せられた義父が出て来たので、一緒のエレベーターで下へ降り、葬儀屋さんの車へ乗せられ出発するところまで見守ります。

看護師さん達も車のところまで来て一緒に見送ってくださいました。

 

とりあえず義父とはここでいったんお別れ。

 

我が家と義兄も解散し、帰宅することにしました。

 

 

帰宅したのは午前2時頃。

病院へ行く前にお風呂を済ませていたものの、帰宅後はシャワーを浴び、ちょこっと夜食を食べ、午前3時頃に就寝。

 

この日は早朝5時に病院からの呼び出しで起きたため、22時間も起きていたことになりますガーン(海外旅行か!飛行機

いや~長い一日だったアセアセ

 

 

翌日(木曜)は私は元々仕事が休み、フン太も月曜までは休みを取ったため、午後から葬儀屋さんへ行き細かい打ち合わせや書類の手続きをしました。

前日にお会いした同じお兄さんが親切丁寧に対応してくださったので話もスムーズでよかったです。

結果的にこの葬儀屋さんへお願いして大正解でした。

 

打合せの前後には義父の顔も見ることができました。

この時、我が家に飾ってあった数年前のお正月に撮った集合写真と義父が好きだったチョコレートを持参して一緒に飾ってもらいました。

厳密には、通常は冷蔵室みたいなところに入れられてて、面会に来る人(基本は事前予約制)がいればその都度セッティングしてくれる仕組みだそうです。(だから毎回微妙に面会スペースが異なります)

 

その帰りに義父の入居していた有料老人ホームへ寄り、ご挨拶方々荷物整理。

 

退去済みの義母の荷物もまだ置かせてもらっていたので、2人分をいっぺんに整理しました。

捨てる物、持ち帰る物を仕分け、衣類については捨てる物以外をこの日に持ち帰りました。

捨てる物はホームで処分してくださるとのことなので甘えることにしました。

義父のリクライニングチェアは粗大ゴミ券を渡して処分してもらい、義母のリクライニングチェアはまだ新しいのでホームへ寄贈、

残った未使用のリハビリパンツやタオル類も寄贈、

仏壇とアルバムは後日、義兄と相談のうえ持ち帰ることにしました。

 

 

翌日(金曜)は義兄夫婦が葬儀屋さんへ義父の顔を見に行くというので、この日も元々休みだった私もフン太と一緒に合流して行きました。

前日、フン太が打合せした内容を再度確認し、義兄が宇都宮にある菩提寺のご住職に連絡を取っている最中であると説明。

そこにちょうどご住職から電話がかかってきたので、火葬場にお越しいただける近場のお坊さんをご紹介いただけないか打診しようとしたところ…やや被せ気味に

「私が行かせていただきます!」即答(笑)

 

聞けばこの辺の土地勘もおありらしく…月曜の朝9時前に横浜までお越しいただけると快諾してくださいましたキラキラ

 

いや~ありがたいピンクハート

 

 

これで実家の母が

「通夜・告別式しないの…。お寺さんにお経をあげてもらわないとお父さんも成仏できないんじゃないの?」と心配していたことも無事に解決。

 

火葬場ではありますが、初七日分までお経をあげてもらえることになりました。

 

で、その話が目の前で決まり、早速葬儀屋のお兄さんが

「この後こちらからご住職へ案内等のFAX送ります」とか

「ご住職へのお布施や車代の相場は…」などアドバイスしてくださり(紙幣を入れる袋もくださいました)、

まぁ手際が良いことキラキラ

 

このお兄さんには火葬当日もお世話になるわけですが、気が利くし、前に出過ぎず後ろへ引き過ぎず、動きや案内もスムーズで遺族にとっては本当にストレスフリーな環境を作ってくださりとてもお世話になりました。(仕事だから当たり前なのかもしれないけど、適性ってあると思う)

 

打合せの後は、4人で義父のホームへ寄り、仏壇含む残った荷物の搬出。

それまでの話の流れで、仏壇はてっきり長男である義兄宅へ行くもんだと思っていたら…

まだ置くスペースが無いらしく、急遽我が家へ来ることにアセアセ(一時的処置です)

我が家も「仏壇置くならここかな~」と一応アテをつけてはいたものの、ちょっと戸惑いがタラー

 

とはいえ、自宅へ搬入後はすぐに設置できましたグッ

でも仏具の置き方はググって調べるくらい、無知な我が家ガーン(私の実家とは宗派が違うし~←言い訳)

試行錯誤の上…なんとか飾ってみました。

 

そうそう、この日はパソコンのプリンターも買いに行ったんでした。

前日、フン太が遺影にする写真を印刷してたらプリンターが死亡しましてアセアセ

家電屋に行ったら今朝入荷したという機種を、まさかの6,000円でゲットしました(笑)

 

 

その他、喪服を引っ張り出したり、数珠や袱紗、靴やバッグを出して確認するなど、なかなか忙しい数日間でしたよね…

 

翌日の土曜日、フン太は引き続き休みでしたが、私は仕事へ行きました。

 

日曜は2人とも休みでしたが、家事をしたり最後の持ち物準備などしてあっという間に終了。

 

月曜はいよいよ火葬となります。

 

 

つづく。

 

 

↑↑

火葬の後、お骨と仮の位牌(白木)は義兄宅で預かってもらえるとのことで、中の仏具は義兄宅へ行ってしまい、我が家にはほぼ空っぽの仏壇が…。

義父の写真と義父作の一輪挿し(徳利?)にリンドウを生けてお供えしています。(あと山盛りのお菓子もピンクハート