シカゴ空港で爆走しました… | 元・フロリダ駐在妻フン子のブログ

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 ☆フンフンが口ぐせのフン子とフン太の珍道中☆
 2015年春~2年間のフロリダ生活を経て2017年春に帰国。
 アメリカでハマったゴルフ・スポーツ観戦・旅行のことなど。
 2022年10月にフロリダ州オーランドへ行って来ました!



約4週間の日本滞在も終わり、日曜日にオーランドへ戻ってきました。

その途中、シカゴ空港での乗継ぎが大変だったので記録も兼ねて書き留めておきます。
空港でこんなに焦ったのは初めてでした…。


先日のブログでもご報告した通り、当日の朝になって成田出発が2時間半の遅延。
午後6時25分発の予定が午後9時になってしまいました。


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そこで気になるのが「乗継ぎには間に合うのか?」ということ。

幸い、元々シカゴでの乗継ぎ時間が4時間もあったので2時間半を引くと1時間半となります。

この時点では、まあ何とかなるかという感覚でした。

ちなみに成田からのシカゴ空港到着は午後6時45分の予定、シカゴ発オーランド行きの便は午後8時10分発。オーランド到着は午後11時50分です。(オーランドはシカゴより+1時間の時差あり)

これより後にオーランド行きの便があるかどうかまで調べませんでしたが、この便を逃すとシカゴ泊まりの可能性もあるなとうっすら考えていました。でも決してそんなことにはならないだろうとも思っていました。

そしてほぼ定刻通りに成田を出発。

なんと予定より20分早くシカゴ空港へ到着!
…したと思ったらゲートが満杯で着陸から降機まで約1時間待たされ…降機時点で乗継ぎ便「出発」時刻まで残り50分!

1時間切ってますけど…大丈夫かな??と少し不安に。

降機してしばらく速足で進むと、エスカレーターを降りたところで空港職員数名が何やら叫んでいます。

「ニューヨーク!」「◯◯!」…「オーランド!」

どうやら乗継ぎまで時間がない人に声を掛けているらしい。

すぐさま駆け寄って「オーランド!」と叫んでみると、職員の方が壁一面に貼られたオレンジ色のチケットを指して「名前は?」と聞いてきました。
よく見るとオレンジ色のチケットにアルファベットで名前が書かれています。
私の名字もすぐに発見!

名前を言いながら指差すと、そのチケットを私に渡し、「エクスプレスレーンに行って!」と言われました。

そのチケットがこちら。

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写真の向かって左側に私の名字が書かれ、裏には乗継ぎ便のチケット(半券)が貼られていました。
※緑の字MCOはオーランド空港、2010は出発時刻、154は乗継ぎ便の便名です。

大きさはエアーチケットよりひと回り大きいくらいです。


この後、このエクスプレスチケットで各所のエクスプレスレーンからどんどん突破していくことになります。


①入国審査
チケットを手に、引き続き速足でその先の入国審査へ進むと、1番奥にエクスプレスレーンを発見。チケットを見せると職員の方が誘導してくれました。

でも、エクスプレスチケットを持ってる人は結構いて、結局10分ほどは待たされました。

ちなみに質問されたのは「Why Orlando?」だったので「夫が働いてるから」と回答。(ビザに夫の名前と企業名の記載あり)

さて、入国審査を抜けた時点で乗継ぎ便の出発時刻30分前。シカゴでの乗継ぎ4回目ともなると、この後に待ち受ける数々の難関を想像しかなり焦ってきました…。


入国審査を抜けると…


②預けてたスーツケースの受け取り
ターンテーブルに行くと、すでに空港職員の方が私のスーツケースを用意してくれていました。
(ちなみに、税関があるのでどうしてもここで1度ピックアップする必要があるらしいです)
スーツケースをカートに乗せるのも手伝ってくれて、「急いで!」と。「オレンジ色のエクスプレスチケットは必ず手に持って!(空港職員に見えるように)」とも言われました。「税関を抜けたら左手に再度預ける所があるから!」と、説明もしてくれました。
その他、すれ違う職員にも「走って!」と声を掛けられました。


そしてターンテーブルの先に進むと…


③税関
ここでは申告書を渡すだけでスルー。
ちなみに入国審査の時に「どんな食べ物を持っているか?」「肉、野菜や果物は持ってないか?」と聞かれました。(持っているのはキャンディとスナック、と回答して終了)


その後、エクスプレスチケットを手に進むとすぐにアメリカン航空の荷物を預ける所が。職員のお姉さんがこっちこっちと呼んでくれます。


④スーツケースの再度預け入れ
2、3人がわらわらと寄って来て奪い取って行く勢いで持っていかれました。


まだまだ続きます。
経験者の方はお気づきかと思いますが…


⑤モノレールに乗り乗継ぎターミナルへ移動←!!
シカゴ空港では到着と出発でターミナルが異なります。周りにも日本人の方がちらほらいらっしゃいますね…。

いつもならのんびり窓の外を眺めたりしてますが、この時は乗継ぎターミナルへの到着をジリジリと待ちます。

そして到着前にドアに近づき、ドアが開くやいなや飛び出す!!大丈夫、行く方角は分かってる!!

途中の通路にある電光掲示板で乗継ぎ便のゲートを確認。ゲートNo.はiPhoneのアプリともエクスプレスチケットに貼られてる半券とも違ってました…!!(最終的にだいぶ手前に変更になってて助かった)

そしてこっからが最大の難関!!


⑥保安検査!!
エクスプレスレーンを発見し、通常の列に並んでいる人達をかき分けて進みます。
ちなみに、アメリカの保安検査場はとにかくいつも大行列!!並び始めてから抜けるのに20分以上はかかるかな…でも今回はさすがに5分くらいで突破できました。
(私のホームベーカリー、かなりじっくりチェックされてて、その次のおじさんの荷物がなかなか出て来ずおじさんちょっと困ってた…すみません(._.))


さて、ここまで来たらゴールは間近。


⑦搭乗ゲートへ
ゲートに到着すると、すでに皆んな搭乗済みであとは私みたいに遅れそうな人を待ってる状態でした…。チケット見せると「乗って!乗って!」と促されここでも小走りで。
オーランド便はいつも混んでてしかも飛行機も国際線に比べると小さめなので、人のギュウギュウ感がハンパない(笑)
真ん中1本の通路も狭いし、ホームベーカリーを持って奥の方の席へ向かうのは至難の技。「エクスキューズミー」を10回くらいは言ったかも。そして通路側のほとんどの乗客(ほぼアメリカ人)が私のホームベーカリーを不思議そうに覗き見る(笑)振り返ってまで覗いてたな…。

ちなみにこの荷姿↓↓

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大きさを考えて、以前ハワイのメイシーズでもらったバッグを用意してました(笑)



さて、シカゴ空港を爆走した結果、乗継ぎ便の座席に着いたのが出発時刻ジャスト。
ちなみに搭乗してすぐ機内のお手洗いに行きました…。
私の座席、周りが満席にも関わらず3席まるっと空いてたけど、程なくして2人乗って来られました。(うち1人は同じ成田からの乗客だったと思われる)

ということで、無事に乗継ぎ完了。
と~ってもホッとしました。

もう、行く先々で「オーランド!!」と叫び(シカゴは乗換えする人が多いので他にもNY行きとかワシントン行きとかの人もいた)、行く先々の空港職員に「走って!!」て言われるから走るし(そうは言っても6キロのホームベーカリー持ってるからそんなに走れないけど)もう髪振り乱して汗だく。
1人でのシカゴ乗継ぎも3回目なので空港内の場所がある程度分かってるからまだよかったけど、よりによって大荷物の時にこんな目に遭いたくないと思いました…。

ちなみに、当然シカゴ空港のラウンジ使えるわけもなく(T_T)せっかく成田で買った1日利用券…涙


今回の結論。
シカゴ空港では50分あればギリ乗り継げる(笑)
※ただしエクスプレスレーン使用


これから旅立つ皆さまは無事に乗り継げますようお祈りしております!!