大企業中小企業に関係なく、組織を維持し、さらに大きく強い組織にするのは本当に大変であると感じています。
しかし「強い組織」を作るには、組織の「整備の仕方」があると先日参加した「異業種交流会:徳億会」で知りました。
上場企業の経営者が講演をされる「徳億会」で今回は株式会社識学の安藤社長のお話を伺うことが出来ました。
「強力な組織を作ることは仕組み化出来る」
今までは社長のワンマンで構築して肉付けを行うものと考えていましたが、改めて組織作りの方法があるということを知りました。
安藤社長の著書。書店で何度も見たことがありました😌
第一に「能力に関係なく守れるルールを徹底する」
遅刻をしない。出勤時にタイムカードをちゃんと押すなど、誰もが出来ることを当たり前にする状態にしないといけない。
私は正直当たり前ではないかと思いましたが、意外と守れている企業が少ない。特に社長が守れていない会社も多いと実際に経験をしました。
責任を与える=権限もちゃんと与える
責任だけを押し付ける企業も多いと聞きます。しかし、権限も同時に与えないと、社長の指示だけで動く組織となり、責任だけを押し付けられた社員は潰れてしまいます。
権限も与えることで、社員の成長と言い訳ができないようにする。これも組織において大事なことです。
平等性を保つ
社員と必要以上に仲良くしてはいけない。ちょっと寂しい気もしますが、どうしても社員すべてに平等性を保つには「ある程度の距離感」が必要です。
お気に入りの社員に対し、有利にルールを変えてしまう社長やリーダーもいると聞きます。
葬儀業界も同族経営が多く、一族から可愛がられている社員とそうでない社員の「差」は言葉にし難いものがありました。
私も実際に見てきましたが、それでは他の社員のモチベーションを下げてしまいます。
豊田章男さんの仰っていますが、どんなに巨大な組織でも「完璧な組織は存在しません」
しかし、完璧な組織にに「近づけることはできます」
社長という存在は、強い組織を作る「仕組み」を構築する人であると僕は思います😌