さてさて、製作風景の続きです。
染色した革に色止め(仕上げ剤)です
こんな風にツヤが生まれるのと、
色の深みが増してグッと革らしくなります。
染色や仕上げ剤など
「塗る」作業では刷毛の他に布(タンポ)を使うのが一般的。
FUNCも今回は刷毛を使ってますが
少しの作業量で洗う時が面倒臭い時は
キムワイプを使います。
繊維が残らず使い捨てできるので楽チンです。
裁断前
無駄なく並べるのはいつもの事ですが
目立つ傷や血筋など
目に付く部分がなるべくこない様に最終調整します。
決まれば型紙の縁を目打ちで写し裁断します。
よく研いだ革包丁で迷いなくスパッ!とです
直線も曲線もフリーハンドで裁ちます。
革の裏面(トコ面)はトコノール(黒)でスベスベに仕上げます。
(裁断前に行っても良いと思います)
製品によって毛羽立った風合いのトコ面も良いと思いますが
お財布はカード・紙幣が毛羽立ちに引っかかっては
機能的に良くありませんからね。
FUNCは機能性(functionality)を第一に考え
使う人に寄り添った作品作りをしています。