12月30日
入院生活2日目。痛みにより全く眠れず、朝も激痛が続く。
起床時間の6時に電気をつけに来たナースさんに痛み止めをお願いするが…。夜中に処方したばかりなのであと一時間は処方出来ないとのこと…。もう絶望です。
激痛が続き気が弱ってくると、色々不安になる。ネットで“痛み止め 効果出ない”と検索すると、癌の疑いがある…などの情報が目に入り益々不安になる。
そんこんなしてるうちに痛み止めを処方出来る時間が来て坐薬を投入。少し痛みが和らいできた感じがするが、まだ立ち上がることすらできず、朝飯もほとんど寝た状態で済ませる。
朝飯後、医師不在の間の治療のエース、痛み止めの点滴が始まります。2時間も掛けてゆっくりと体に入れて行きます。
前回はこの点滴と神経痛の薬『リリカ カプセル75』の効果もあってか日に日に痛みが和らぎ、入院3日目には起き上がることができました。
ただ不幸な事に年末ということもあり、薬局は閉まっていて『リリカ』は休み明けの1月4日まで処方出来ないとのこと。
不安を抱えながら、点滴初日。効果は…
まったくなし!
昼飯も起き上がれず、やはり寝た状態で何とか済ませる。
その後が地獄の始まりです。寝ていても激痛、痺れがあり眠る事も出来ない。
テレビ観るにも集中力が続かず、スマホをいじる気も起きない。
ほとんどうなされていた時に、救世主が!
『強い痛み止め入れる?』見廻りに来た部屋担当のナースさんだ!前回も色々気を回してくれたナースさんで、この日も夜勤で出勤してすぐ私の様子を見に来てくれて声をかけてくれました。
断る理由もなく、すぐに点滴をしてもらう。こちらの点滴は30分ほどで終わる。
強い痛み止めのせいか、途中で眠くなってきて眠りにつく。
目が覚めると2時間ほど寝ていたようで、寝ている状態では、痛みはあまり感じず痺れのみありました。
しかしそれから1時間もたたないうちに再び激痛が…。
もうやだ!こんな状態であと四日間も耐えられない…一生治らないんじゃないかとすら思えてきてしまう。どんどん精神がおかしくなってきています。
夜飯もお馴染みの寝た状態で食べていると、再び救世主のナースさん登場。
『昨日寝られた?寝られてなければ睡眠薬持ってこようか?それで今日はゆっくり寝ようか?』
もうこの気遣いに涙が出そうになります。二つ返事でお願いし、消灯時間に坐薬を投入しその後睡眠薬を服用し眠りにつきます。
途中何度か、目を覚ますも久しぶりに朝までぐっすり眠れました。ようやく地獄の2日目が終了です。
つづく