船橋Aチームの春季大会(3回戦)の相手は、優勝候補「バディSC‐A(1stチーム)」です。
相手の「バディSC」は、U10のハトマークカップで優勝したチームで、船橋が今まで戦った相手の中で1番強い相手です。
また、U10メンバーは、U8時代に、春季大会でバディと対戦していて、合計「0-8」で負けているので、自分たちの成長が分かる試合となりました!
この日も気温が30℃越えで、アップで体調不良になる選手が出るほど過酷な環境での試合でした。
船橋A 春季大会3回戦メンバー
(暑さによる体調不良で、アップ後にリョウ→レン、前半の飲水タイム後にセイジ→リョウに変更)
結果
前半 0-2
後半 0-2
合計 0-4
内容
●前半4分
相手スローインが流れ、裏を取ったフォワードへボールが渡り、ダイレクトでゴール左隅にシュートを打たれて失点。
→ボールがラインを割った後の切り替えのスピードが負けてました。マークとボールを見れる位置にポジショニングして、準備していれば防げた失点でした。
●前半8分
相手コーナーキックを相手フォワードがダイレクトで合わせて、2失点目。
→ただ相手を見ているだけでは、マークしているとは言えません。マークの相手を自由に動かさない、ボールに触らせないようにしましょう。
○前半11分
ペナルティエリアで相手のドリブルを激しく奪いに行くも奪いきれず、ファールになり、PKに→キーパーのレオがナイスセーブでPKを止めて、ゴールを死守。(本日のベストプレー↓)
(ファールはチャレンジしての失敗なので、問題ないです。レオはナイスキーパーでした!後で聞くと、正面に打つと思い、左足をわざと残しておいたそうです!笑 その後の切り替えスピードも早くて良かったですね!)
●後半3分
相手のボランチがフォワードへ楔のパスを入れて、パスを受けたフォワードが反転してシュート→打たせないために飛び込んだディフェンスにボールが当たり、キーパーの逆方向へボールがディフレクションし、ゴールに入ってしまい、3失点目。
→シュートを打たせないために飛び込んだことは素晴らしいです。ボールの方向が変わらなければ、キーパーも取れていたと思うので、不運な失点でした。
●後半10分
バイタルエリアでファールしてしまい、相手FKに→直接狙ってきたボールをキーパーがファンブルしてしまい、4失点目。
→ここまで守り抜いてくれたキーパーに誰も文句は言えませんね。どんまいです。これでレベルが高い相手にはFKも与えてはいけないということを学びましたね。
◯後半11分
リクトがペナルティエリアで相手と競って上に上がったボールをカケルがヘディングで合わせるも、キーパーに弾かれ、得点にはならず。
(惜しかったですね。後半で体力的にキツイ中でも前線からハイプレスを掛けたことで生まれたチャンスです。よく走りましたね!)
◯後半13分
コート中央でリクトがボールを奪い、カウンタースタート→リクト→カケル→リクトとパスを交換して相手を交わすも、最後のタッチが大きくなり、シュートまで行けず。
(リクトはタッチが大きくなったのが勿体なかったです。カケルもナイスパスでした!相手は船橋のハイプレスを嫌がっていましたね!)
優秀選手
リョウ
試合前のアップで体調不良になるという監督を困らせた張本人ですが、前半の途中で復活し、コートを走り回って船橋の攻撃の起点になってくれました!笑 ドリブル、パス、ディフェンス全てできるのがリョウの強みですね。
(このプレーは上手いなと思いました。ターンで中にボールを運び、相手を動かして生まれたスペースにスルーパス。相手のプレッシャーを感じさせないような落ち着いたプレーでしたね!)
コウスケ
前回の試合では、怪我明けで体が戻っていないのか、本調子ではないようなプレーが多くありましたが、今回の試合ではミスも少なく、激しくボールを奪いに行けていて、何度もピンチを防いでいました!試合を通して船橋が攻められる時間が多く、暑さもあり、体力的にきつかったと思いますが、良く走り、体を張って頑張る姿が見れて良かったです!
2試合連続でPKになってしまうファールがあるので、簡単に足を出す癖を早めに改善して、ファール覚悟で奪いに行く場所(状況)を判断できる選手になりましょう!
カケル
以前までのカケルはオフェンスばかりで、ディフェンスはやらない印象でしたが、最近はディフェンスで活躍することが増えてきました。今回の試合でも、体を投げ出して守る回数がチームで一番多かったと思います。選手として一つレベルアップしましたね!
また、サッカーIQが高く、自分の意見を周りに伝えられるカケルのような選手がいるといないでは、チームの安定感も変わってくるなと感じました。ナイスプレーでした!
リクト
前半は右サイドハーフ、後半はフォワードでフル出場。特に後半の運動量には驚かされました。前線から相手キーパーまで全力でプレッシャーをかけて船橋のチャンスを作っていました。全力でボールを追いかけていたので、そのプレッシャーで相手のミスを誘っていましたし、奪いきれなくても、自陣のセンターバックの前までボールを奪いに行ってくれたのでチームは助かっていたと思います。
また、体でボールを奪ったり、背の高い相手にもヘディングで競ったりと戦う姿勢が素晴らしかったです。これからも今回のような姿勢で試合に臨んで活躍して欲しいで!
MVP
レオ
今回キーパーでフル出場。
本日のベストプレーのPKストップをはじめ、何本もナイスセーブで船橋のゴールを守ってくれました!また、パントキックの精度も距離も良く、レオがいなければもっと失点していたと思います。まさに守護神といった活躍でした!
(↑このプレーでチームの士気を上げてくれました!ここで失点していたら大崩れしていたかもしれません。まさにチームを救ったプレーですね!)
(このプレーは簡単にキャッチしているように見えますが、この会場のボコボコしたグラウンド状況を考えると、相手のグラウンダーシュートはキーパー泣かせのシュートです。それを普通に処理していて上手いなと思いました!)
(本当にキャッチが上手いですね!この試合の相手のシュートは、ほとんどキャッチしていましたね!)
対応したコーチから一言
* 私が仕事で当日対応出来なかったのでコメントを頂きました。
馬場コーチ
暑い中お疲れ様でした。
お互いの声かけ、走力は相手にも負けず劣らずで皆よく頑張りました。気迫のこもったプレーが多数見れましたし、選手間でのコミュニケーションもよく取られていました。
ただアップから試合前のミーティングの間も暑さのせいか浮ついた感じがあり、前半の立ち上がりがやっぱりフワッとしてしまい、即座に1点入れられてしまいました。
気持ちを切り替えられなかった私の責任もありますが、反対にこの1点によって皆の士気が高まった感じはありました。
前半を見てDF2枚の疲弊が見られたので、後半はカケル・ユウシン・コウスケがDF、シンタロウ・リョウ・レンのMF、リクト1トップの3-3-1に変更しました。
総じてレオのキーパーが良く、PKを止めた所でまた全体の気持ちも更に高まった感じがしました。
全体的に相手に蹴らせない意識はできていたので、練習の成果も見られました。
気持ちがこもっていた分、試合終了後に泣き崩れる選手もいましたが、これを糧にリーグ戦の残りと、秋の大会につなげてほしいと思います。
杉山コーチ
選手達は本当に良く頑張ったと思います。
前半の2点はリスタート(スローイン·コーナーキック)からの切替が遅く、あれっていう感じで失点してしまったのが残念ですが、全体としては(昨年の敗戦のように)中盤を完全に支配される事は無く、ボールへの意識・集中力も高く、好ゲームでした。
烏山北、浜田山、バディAと強豪相手にしっかりと試合が出来るようになっており、次のステップは強豪相手に得点を奪い、そして勝ちたいですね!
最後に
試合前から、バディという名前にビビって、自分たちの実力を出しきれずに負けてしまう学年が多いので、心配でしたが、春季大会前にレベルが高いチームと試合を重ねたおかげか、名前にビビらず、しっかり戦えていました!
試合後に体調不良を訴える選手が出るほど全員が良く走り、体を張ってバディの攻撃を防いでいました。
(体を張ったディフェンスに相手は嫌がっていましたね。)
また、バディのパスを使った攻撃で崩される場面もありましたが、要所で根性を見せ、ボールを奪いきれており、試合を通して、相手にドリブルで抜かれるようなこともなく、対人では負けていませんでした。
(味方が奪われた後の、周りの選手の切替えが早くて良いですね。)
失点に関しても前半の2失点は完全にやられた感じでしたが、後半の2失点に関しては、キーパーのファンブルやディフレクションの不運なゴールだったりと、崩された失点ではなく、自分たちのミスからの失点でした。また、オフェンスは、パスやドリブルなどで崩すことはできませんでしたが、前線からプレスをかけ、相手陣地でボールを奪い、カウンターで攻めるなど、技術で勝てない分、気持ちで戦う姿勢が見れてすごく良かったです。
後半は、シュートまでは簡単に行けませんでしたが、相手陣地に何度か攻め込むことができたので、意外と戦えていた印象です。今回のように全員が良く走って、最後まであきらめない姿勢で戦えば、強いチームになると思います。全力を出し切って負けたという経験ができたことが良かったです!
(本当に最後まで良く走り切りました!)
応援、サポートありがとうございました!休みなのに応援に来てくれた選手もありがとう!
ユウキ