こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【卵巣が 8 Cm に膨らんでいると診断された。8回の鍼灸治療で元の大きさに戻った。】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
G さん 43歳 女性 会社員
G さん:
左の卵巣が約8 Cm にふくらんでいると病院で診断されました。
鍼灸治療で小さくなったと以前おっしゃってたので、私もいけますか?
私:
大丈夫ですよ。ちょっとおなかを触らせて下さいね、ずい分冷えてますねえ。
おなかの左の下で固くなっているのが手に触りますよ。
少し押さえてみますよ、痛いですねえ。
G さん:
ええ痛いです。
私:
恥骨の上際も固いですね、痛そうですねえ。足もかなり冷えてますねえ。
さあ治療をしていきましょう。
まず全身の気、血、水(津液)の滞りを取り除き巡りを良くして体を温めるようにした。
足からふくらはぎ、腰へと知熱灸(温かさを感じると取り除くお灸)で温め、ゆるめていった。
卵巣の肥大を改善させるツボにも鍼をした。
私:
仙骨の骨と骨の間を触ってみますよ。
この2ヵ所がむくんでいるんですが、どうですか?
G さん:
すごく痛いです。
私:
じゃあその横の仙腸関節付近も押してみますよ、どうですか?
G さん:
左側がすごく痛いです。
私:
椎間(骨と骨の間)のむくんで痛みのある所には透熱灸をしますよ。
奥まで熱さが感じにくく5壯づつした。その左の圧痛点には知熱灸をした。
その後、腰から肩へと鍼でゆるめていった。
私:
終わりましたよ。おなかを触ってみましょう。先程と比べてどうですか?
G さん:
なんか柔らかくなったような気がします。おなかがホカホカと気持ちいいです。
私:
鍼と灸で全身の巡りを整え、体を温めると同時に下腹部や卵巣の滞りを除き
巡りを良くしていくと卵巣も親指大に戻ってゆくと思いますよ。
しばらく治療を続けてみましょう。
その後、1,2週間に1度のペースでに治療に来られ3か月後の病院の検査で通常の
大きさ(3 Cm X 1 Cm )に戻っていることが確認された。
G さんの様に卵巣が通常の大きさより腫れていると病院で診断される方達は
多くいらっしゃいますが。鍼灸治療で全身の気、血、水(津液)の滞りを取り除き
巡りを良くしていくと同時に下腹部の滞りや冷えに対しても治療していくと
卵巣が通常の大きさに戻ることはよくあります。
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