こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【背中が痛くて仕事で重い荷物を持ち運べない。8年前の打撲が原因だった】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
H さん 61歳 男性 自営
H さん:
右の背中の下の方が痛いんですわ。寝る瞬間が特に痛い。
立っている姿勢でも動きによってはすごく痛いんですわ。
私:
すごくガッシリした体されてますが何かスポーツをされているんですか?
H さん:
ずっと山登りしてます。
私:
そうですか、山登りしている最中に転倒したとかケガしたとかなかったですか。
H さん:
そういえば斜面で滑って転んで突き出ていたごっつい枝が思いっきり腰の上の方に
突き刺さったことありますわ。もう8年ぐらいになるかなあ。
そうか!今痛いって言ってる辺りですわ。
私:
そのことが原因になって痛みが出ているかも知れませんね。
昔から「古傷が痛む」って言いますでしょ。さあ治療していきましょう。
まず全身の気、血、水(津液)の巡りを良くするようにした。
私:
背骨と背骨の間を触っていきますので痛い所はおっしゃって下さいね!
H さん:
肩甲骨の下あたりがずっと痛いですなあ。
私:
その両側も触ってみますよ。
H さん:
左も痛いけど右の方がずっと痛いですなあ。
私:
じゃあ、この痛いとおっしゃってる骨と骨の間にはお灸をしていきますよ。
その右の痛い所には知熱灸(温かさを感じたら取り除くお灸)をしますよ。
足も張っているので足から順に鍼もしていきますね。・・・・・・・・・・・・・・・・
さあ終わりましたよ。一度起きて座ってみて下さい。
H さん:
少しましになってます。まだ痛いですが。
私:
思いっきり打撲したとおっしゃってたのでそこに瘀血(おけつ)がとどこおっているので
次回は吸玉で瀉血をしてみましょう。
1週間後に来院して下さった時に前回の治療と打撲したと思われる近辺から瀉血した。
私:
どうですか?
H さん:
大分楽になってますねえ。
私:
これで様子を見て又お電話下さい。
その後2回の治療で背中の痛みが改善した。
H さんの様に何年も前に打撲したことが原因で後々になって痛みが
出てくることはよくあります。
そんな時に鍼灸治療で打撲したことが原因で生じた瘀血を取り除き
巡りを良くすると打撲で傷ついた筋肉や腱が回復し痛みが改善してゆくのです。
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