こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【30年前に脱臼が原因で膝の手術をしたのが今頃になって痛み出した。】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
M さん 47歳 女性 主婦
M さん:
この頃、右の膝がじっとしていても痛くなるんです。
私:
この右の膝の傷はどうされたんですか?
M さん:
若い時にすぐに脱臼するので手術をしたんです。
私:
そうですか、ちょっと触ってみますよ。
手術跡を触ってゆくと痛む所が3か所ある。
そこで痛む3か所にお灸をしてみた。3か所の内2か所はすぐに熱さを
感じられたのに、その内の1か所は全然熱さを感じない。
熱いはずのお灸が熱くないのはおかしい。
そのままお灸を続けていくと、やっと15壯目で熱さを感じた。
その後、痛みは全くなかったが、2ヵ月後に又痛みが出てきたとおっしゃる。
今度もまた、右膝の手術跡をずっと探ってゆくと、前回お灸をしたポイントの
近くで、新たに奥の方が痛いというポイントが2か所見つかった。
そこにやはり透熱灸をしたが前回以上に熱さを感じない。
とうとう熱さを感じるまで29壯づつした。
おかげで、それ以降、膝の痛みを訴えられることはなくなった。
M さんの様に30年前の手術で、後々になって痛みが出てくることは
よくあります。昔の人はそのことを「古傷が痛む」と表現されていました。
そんな時に鍼灸治療でメスが入って癒着している部分や気、血、水(津液)の
滞っている所を治療すると痛みが改善することはよくあります。
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