こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【6年前に乳ガンで乳房を全摘、2年前から背中に凝りと痛みが出てきた。】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
Y さん 42歳 女性
Y さん:
6年前に乳ガンで左の乳房を全摘したんですが、2年前から背中の左側が凝るし
痛いんです。親からこちらで治療してみたらとすすめられてきました。
私:
分かりました。治療していきましょう。
まず全身の気、血、水(津液)の滞りを取り除き巡りを良くして、体を温めるようにした。
次に足に知熱灸(温かさを感じたら取り除くお灸)をしてむくみを取った。
腰から仙骨の椎間(骨と骨の間)にかけて圧痛があったので知熱灸でゆるめた。
私:
背中の骨と骨の間を押してみますので痛い所があれば言って下さいね。
Y さん:
上の方からずっと痛いですねえ。
私:
じゃあ痛いとおっしゃってる椎間の左右も触ってみますよ。どうですか?
Y さん:
左の方が全部痛いですねえ。その辺が凝って痛いんです。
私:
痛いとおっしゃってる所に知熱灸をしていきますよ。
痛いとおっしゃってる脊椎2番から7番の椎間と、その左側の固く冷たい所に
知熱灸をしていった。次に鍼で首、肩をゆるめていった。
私:
終わりましたよ。どうですか?
Y さん:
ええ、背中がホワッと温かくなってます。
さっきお灸をしてもらってる時も気持ち良かったです。
その後2回来院
前回と同じ様に治療し、背中の凝りと痛みが改善した。
Y さんの様に乳房を全摘したり肺の一部を切除したりして背中が凝る、痛む
という方達はいらっしゃいますが、
そんな時に鍼灸治療で気、血、水(津液)の滞りを取り除き、痛む背中に
お灸や鍼をして気、血、水の巡りを良くすると固まっていた背中の筋肉が柔らかくなり
凝りや痛みも改善してゆくのです。
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