こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【雪道でお尻を強打したことが原因の坐骨神経痛で歩くのもつらい】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
O さん 63歳 男性 会社員
O さん:
もう一年以上前から右の坐骨神経痛で、この頃は歩くのもつらいんです。
右のお尻から右足のすねにかけてしびれて痛いです。
ということで鍼灸治療を始めた。
足首まわりや、仙骨、臀部、腰、背中を触診すると全部右側が固くなっていて、
押すと本人さんも左よりずっと痛いとおっしゃる。
全身の気、血、水(津液)の巡りを整えた後、固く張っている所をゆるめていった。
腰の椎間(腰の骨と骨の間)には透熱灸をした。
私:
これで様子を見て下さい。痛い状態が長かったので改善するのに
少しかかると思います。又お電話ください。
2日後に来院され、2,3年不眠だったのに久しぶりにぐっすり眠れたと
おっしゃった。左右の臀筋(お尻の筋肉)を比べてみると右側が大分やせている。
本人さんにも確認してもらった。
私:
どうしてこんなにお尻の筋肉に左右差があるんでしょうね?
今までにケガや打撲したことないですか?
O さん:
ないです。
今回は仙骨の下の方の椎間(骨と骨の間)とその右側に痛みがあるので、
その痛む所に知熱灸(温かく感じると取り除くお灸)をしていった。
その後4日間楽だったとおっしゃる。
その後1週間に3回来院され固かったお尻の筋肉も柔らかくなってきた。
本人さんも大分歩けるようになってきたとのこと。
でも、もう一つスッキリしない。
私:
ウーンなんで右側のお尻の筋肉がこんなにやせてるんでしょうねえ?
転んだとかないかなあ?
O さん:
そういえば10年前に出張で寒い所に行って雪道を革靴で歩いていて
すべって思いっきりお尻を打ったことがありましたわ。
私:
それ!それですよ!それが大きな原因だったと思いますよ!
ということでお尻から瀉血(滞ってる汚れた血液を除くこと)をした。
4日後来院され。
O さん:
ええ、5.000歩 歩けました。
1週間後来院され。
O さん:
10.000歩 歩けました。
その後、3回の治療で楽に歩けるようになった。
O さんの様に10年前の打撲が原因で歩くのがつらい、という方達には
鍼灸治療で打撲で生じた滞っている血液を除き、鍼や灸をすると
血行が良くなり傷ついた筋肉がよみがえり、楽に歩けるようになります。
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