脊柱管狭窄症とは、
中枢神経が通る脊骨の中の脊柱管が狭くなり、
神経を圧迫し、痛みが出る症状をいう。
お医者さんから、その脊柱管狭窄症と診断され、
立っても、起きても、歩いても、台所に立っていても腰が痛くって、
以前のように日常生活が出来なくなった、
70代の女性が治療に来られた。
自分と同じように腰痛で日常生活に支障をきたし、
手術を受けられた御近所の方達が、
術後、腰が楽になっておられるようには見えず、
一体どうすればいいのか悩んでおられた。
鍼灸治療は嫌だと言っておられたが、
うちに治療に来られている娘さんが、
「お母さん!これからあと10年生きるとして、
痛い、痛い、つらい、つらい と その10年を過ごすのと、
シャッキリ自分のことをやりながら過ごすのと、
どっちがいい?」と 言われて、
治療を受ける決心をされたようだ。
幸いなことに、初めての鍼灸治療の時に、
その方があきらめきっていた、長く続いていた、
足の指のしびれが一回のお灸でとれてしまった。
それで、ひよっとしたら腰の痛みも治るかも、と
鍼灸治療に積極的になられたことがよかった。
なぜなら、遠方にお住まいなので、
週に一回治療に通うのはとても無理で
ぜひお家でお灸をしてほしかったから。
2、3ヵ月に一度大阪に来られた時に治療に来られ、
私はそのつど、治療後お家でお灸をしたらいいと思うツボに、
マジックで大きく印をつけた。
そしたら、お家に帰られて、せっせ、せっせとお灸をされた。
お灸をすすめた私もビックリするぐらい、
それはまあ熱心にお灸を続けられた。
1年を経過する頃には、
以前のように苦も無く日常生活が送れるようになり、
前かがみになっていた腰もスッキリとのび、
歩く距離もずい分長くなったとのこと。
「近所の人達から、腰がまっすぐになっている、
と言われるのが、すごく嬉しいんです。
ただ残念なのはお灸で治ったとは
誰も信じてくれないことです」
と 言っておられた。
いえいえ、皆様!
お灸の効果はすごいんですよ。
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