発病から今まで④ | 22歳がんと闘う!ステージIII期→胸膜転移→Ⅳ期へ

22歳がんと闘う!ステージIII期→胸膜転移→Ⅳ期へ

21歳でがんになり、手術で摘出後、1年後に再発を宣告されました。
今までの経験や感情と、これから始まる闘病生活について記録していきます。

お久しぶりです。

from会社。

なんとなく更新したい気分です。

手術を終えて退院してからの私は驚くべき早さで回復して、バイトも早々に復帰しました。

胸を切っていたので、運転や運動は2.3ヶ月ダメと言われていましたが痛くない程度にしてました(おい)

とにかく普通の生活を送れることが嬉しくて。当たり前がとてつもない幸せで。

病気が分かってから術後までの1ヶ月間を取り戻すように予定をいれました。



術後2週間でレントゲンと血液検査。次はその1ヶ月後、2ヶ月後、その期間は少しづつ長くなって、3ヶ月に1回のペースになりました。

「胸腺腫になった人は、大体20%の人が再発転移、または違うがんになる。この数値はがん経験者でない人に比べると高く、再びがんになりやすいと言えるでしょう」

術後Y先生に言われた言葉です。


あの時の私がこの言葉をどれくらいの重さで受け止めていたかというと。。

自分は80%に入るに違いないと思っていたんです!!!

本当にたまげたもんだ!!!

ていうか大体20%って何?もうちょっと正確なデータないの?いや初発のステージによって再発率もそりゃあ違うでしょうよ!

今思えば突っ込みどころ満載で、調べるなり聞くなりしてたのになぁ。


もちろん検診の前後は怖くてドキドキしました。でも、それが終わると、まるでテストが終わった直後の学生のように、開放感に満たされ病気のことは忘れる日々でした。


でもね。
そう思っていたのは私だけだったんです。
お母さんは知っていたんです。
再発のリスクがかなり高いことを。
私は20%に入る分類だということを。


最近、お母さんの日記を見てしまいました。

術後の私の様子が書いてありました。

播種のこと、本人は知らないからすごく楽観的で元気そう。毎日遊んでて、体が少し心配。

そんなようなことが書いてあったと思います。



胸が痛みました。


4年生で授業もあまりなかった私は、夜遅くまで飲み会してたり、旅行などで無理なスケジュールを入れたりすることも多くて、おまけに卒業旅行で海外に行きまくり、極め付けはマラソン初心者のくせにホノルルマラソンにエントリーしたのです。


絶対後悔したくなくて。

1度きりの人生、いつ死んでもいいようにやりたいことは全部やらなくちゃと思っていました。


だけど、支えてくれた周りの人や大好きな家族を心配させていたのは事実で、私のいう後悔しない人生って、結局自分勝手で独りよがりなそういうものだったのかなぁ。




んで、その結果がこれだもの。

1年で再発。

んー。


いつから生きるのがこんなに難しくなったんだろう。



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