9月は試練の月でした。その3 | 私はワタシの形でこころとからだを整える ヨガとアーユルヴェーダのブログ sankalpah[石川県金沢市]

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がんばりすぎるひとに頑張り過ぎない毎日を。
立ち止まって静かに自分を見つめ、内面も外面も整えていくと人は誰も輝いてきます。女性の優しい輝きはまわりを明るく照らします。
ヨガとアーユルヴェーダの教えを実用的な内容に落とし込んでわかりやすくお伝えしています。

今まで普通だったことが

いきなり普通でなくなる。

今できることは決して当たり前ではない。

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今思えばたかだか一週間ほどの事でしたが、

その間の彼は、脚はまっすぐに伸びたままで曲げることが困難な状態でした。

移動の他、食べる、着替える、トイレをする、、、

すべてが繋がっていて影響は多岐に及びます。

 

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強豪チームとの対戦中。

この試合終了5分ほど前に彼の膝が悲鳴を上げました。

ピッチ上の御坊君(右端の子)。

試合は無失点で勝って終了してくれたのが救いです。

 

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「膝前十字靭帯 断絶」

この怪我はスポーツしている人でも普通の人でもわりと良くあることのようですが、

切れた靭帯は自然にくっつくことはないため基本的に再建手術だそうです。

術後復帰は半年~1年。

一部損傷の場合などでの保存療法の場合は、断絶しないように、あるいはその周辺の半月板や軟骨に影響が出ないように激しい運動は控えることが望ましいそうです。

 

ただ、日がたてば歩けるようになり、日常生活は普通にできるようになるとのことです。

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ちょうどこのころ、お相撲の宇良関が大相撲秋場所で負傷したのを目の当たりにしました。

痛々しくて、そして他人事でない様子をただただ紙芝居のような感覚で見ていました。

 

調べれば調べるほど、膝がいかに複雑な構造をしているか、

そして厄介な怪我であるのかが

じわりじわりとわかってきました。

そして自然とテンションは落ちていき。。。

まだまだ成長が見込める場合は、手術も慎重な決断が必要です。

 

主人 「可哀そうだけどサッカーはあきらめるしかないな。」

YU 「ふ~ん」

私 「・・・・・」

 

思いのほか、本人は言葉すくなでした。

わかっているのか、わかっていないのか?

強い子なのか?痛さのほうが勝っているからなのか?

 

YU 「やっちゃったもんは、しょうがない。」

 

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そう言って大好きなゲームにどっぷりと浸かる日々。

今思えば、ゲームに救われたといってもいい時期。

 

たまにね、動かない膝をさすりながら

「お前 (膝)、どうしちゃったんだよう~?」

と。

その言動が彼の胸の奥深くを語っているようでした。

 

 

なんなんでしょうね。

元気を出してもらおうとして、

自然と彼の好きなものを与えてしまう、甘い保護者達。

 

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ふわふわホットケーキをひとりでがっつくの図。

 

むしろ、親の私たちのほうがダメージが大きかったです。

 

主人は日頃は言葉少ないタイプですが

逆に抑えきれない気持ちを言葉にしていました。

 

私は、喋ることも億劫になり。

今回のことが彼にとって起きるべくして起きた試練なんだろうけど、

「なぜ今なの?」をずっと一人押し問答してました。

(9月~10月は彼が楽しみにしていたイベントが盛りだくさんなのです。)

 

心を落ち着かせ目をつむっていても

「早く良く治りますように。」

「また元気に走れるようになりますように。」

「どうかまた好きなように動けるようになりますように。」

「今回のことが彼の人生のプラスになりますように。」

「できたらまた好きなサッサーをさせてあげたい。」

 :

気づいたら祈りの言葉(私の欲?!)が浮かんできます。

こんなに自分のこと以外に

寝ても覚めても考えたことはいつのことだったか...?

 

 

過去のことを考えると「後悔」ばかりが浮かんでくる。

未来のことを考えると「不安」ばかりが浮かんでくる。

今のことを考えると。。。「夢」であって欲しいと祈ってばかり。

 

仮にもヨガの教えを学んでいる私。

なんとか冷静に「今」を見つめるようにしていましたが

なかなか「心」の揺れは手ごわかった汗

 

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「セカンド・オピニオン」

(実際にはサード・オピニオン)

 

そんな私たちを案じて下さっていろんな方が、病院を調べて下さり、情報を下さいました。

こうなって初めてたくさんの人に支えてもらっていることに気づかされました。

 

あるスポーツ外科に3人で出かけたあの日。

レントゲンとCTを撮って診察室に出向き、バクバクの瞬間がまたやってきました。
 

医師 「靭帯は問題ないですよ。」

    「珍しいところが裂けてますけど、剥離骨折ですね。」

    「4~6週間で、走れるようになるまでリハビリしましょう。」

 

ポーンポーンポーン え?え?えっ----?

本当ですか?

信じられないんですけど?

このままで来月にはあし走れるようになるんですか???

 

びっくりチューチューチュー笑い泣きクラッカー

 

にわかには信じられない一言でした。

が、そのあと何人かの先生&理学療法士さん達にも言われ

そして実際の彼の膝の戻り具合をみて信じることができました。

 

もう。

祈りが通じて奇跡がおこった!!! って本気で思いました。

 

ありがとうございます。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

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立って歩いている姿が とてもありがたく乙女のトキメキ

 

 

今回の件で、⚽のコーチ&仲間の皆さん、会社の社長から社員の皆さん、学校のお友達、知人、そして親族。

⚽団の、特に子供達のメンタルにも少なからず影響を与えたこと思います。

申し訳なさとありがたさでいっぱいです!!!

 

YU、大丈夫そうです。

出会ったらまた笑顔で迎えてやってください。

 

 

このあと、主人がスピード違反、丸姫の歯痛事件があって、ようやく今は落ち着きを見せております。

 

Namasuteドキドキ