フロリダWDWディズニー・ハリウッドスタジオのフィナーレショーは、ほぼ同時刻に異なる二か所で2種類のプログラムが別々に開催されます。
この日に私たち選んだのは、サンセット・ブルーバード・エリアの特設会場で催されるファンタズミックでした。
開演は、夜の8時30分。
少なくともショーが始まる30分前には、その場所に到着するつもりで歩いていました。
夕暮れ時のセンターコート。
ランドマークのチャイニーズシアター前には、まだ人の集まりはありません。
大勢の人たちが一様に向かう先は、サンセット・ブルーバード・エリアです。
やはり、一般的な前評判としても、ファンタズミックの方の人気が高いようです。
ガイドマップで会場の位置をご説明すると、マップの右下の黄色円で囲んだ場所が、ファンタズミックの特設ステージです。
サンセット・ブルーバード・エリアで、ハリウッド・タワーホテルの裏側になります。
会場には湖があり、その中央に人工火山がそびえ立っているのです。
しかしながら、それは他の場所からはほとんど見えず、会場に行ってからビックリするほどの大規模ステージなのですよ。
開演の30分以上前に、会場に入る事が出来ました。
中央席エリアは、早い段階から入った人で埋め尽くされています。
何とか私たちも、満席になるちょっと前のタイミングで、中央席の前列エリアに入る事が出来ましたよ。
会場は、『あ!』っという間に超満員。
ナハハ…。
ギリギリのタイミングで、しっかり座る事が出来ました。
これは、ハッキリ言って大成功です!
目の前が、メインステージとなる仮想火山。
それは湖の中央に位置していて、手前のフェンスが観客席側の最前線。
私たちは、最前列から4列目の最上級クラス席に居るのです。
想定以上に素晴らしい!"
しかしながら、やはり中央エリアは満席状態。
座席に座れただけで、大ラッキーです。
夜8時30分の定刻通り(5月時期)に、ファンタズミックは始まりました。
ミッキーが、ショーのオープニングを宣言します。
ファンタズミックは、水と光と炎の祭典。
主演リーダーは、ミッキーです。
ミッキーが指揮する世界は、壮大にドラマチックなシンフォニー。
水膜がスクリーンとなって、マッピングビジョンでディズニーストーリーが展開されます。
その水膜は、時の風向によっては霧となって、私たちの座席の場所まで流れ来るのです。
霧が晴れると、火山がレーザーマッピングの標的となります。
レーザー光線の動物たちが踊り回るアニマル・ワールド。
目の前の湖上を、アニマル・ボートが通り過ぎて行きました。
続いて訪れる、プリンセス。
光り輝くマーメイドに、大きな拍手が沸き起こります。
火山が炎に包まれました。
正義と悪の戦いは、ディズニー・ストーリーのクライマックス。
人間の世界には、果てなど無いのでありましょう。
炎も、やがては静まります。
静けさの中にも、エキサイティングな展開が…。
闇が在るから光が見える。
混沌の中にも、ヒーローが登場します。
霧のスクリーンに浮かび上がる、ヒーロー・ミッキー。
華やかなイルミネーション・ボートの湖上パレードが始まりました。
光り輝くプリンセス。
協奏曲と光に包まれたダンスパーティ。
その華やかな世界を打ち壊す様に、突然に魔女が出現します。
火山の中からドラゴンが現われて、湖は炎に包まれました。
口から火を噴く魔王ドラゴン。
水が燃えています!
ヤバいです!
前から四番目の列は熱い! 最前列に座っていたなら、火傷しそうなくらいに熱いのです!
マジ本当に、熱っちっち~!"
こういうのは、さすがにアメリカだと思いますね。
日本だと、消防法違反で主催者が逮捕されるんじゃないでしょうか。
この炎はヤバいですよ!
規模が大き過ぎますって!
火事です! 大変です! 火災発生の消防車要請じゃないっすか~~~?"
その消防車が来る前に、大噴水の中でミッキーが登場しました!
魔女が突き刺した魔法の剣を抜く事が出来るのは、正義のヒーロー・ミッキーだけです!
魔法の剣から大ファイヤー!!!
ファンタズミックも最終段階のフィナーレ・パレード。
ディズニーのキャラクターが総出演です!
ボートのデッキで華麗に踊るキャラクターたち。
会場は大興奮の雨アラレとっています。
ボートが通り去った湖上では、回転花火が手を振って見送っているように見えました。
今回の動画はロングバージョンです。
でも、実際には1時間近くにも亘る、壮大なショーだったのですよ。
いやはや、凄かったですねぇ。
驚きと興奮の世界ですよ。
会場には、ジェダイ・ナイトたちも来ていたみたいですねぇ。
やっぱり、フォースの力があっても観たいんだねぇ。
お帰り途中のディズニー・ハリウッドスタジオ。
ギフトショップなんかを覗き見しながら歩きます。
パーク終園直後の出口のゲートは混雑しますから、ちょっとタイミングをズラして帰るのが賢い方法だと思います。
振り返って眺めるパークには、ネオンサインに輝くクロスタワー。
出口ゲートでゲストを見送るスタッフたちも、お疲れさんの笑顔です。
『また来てね~♪』…と言われると、『絶対にまた来なくちゃ!』 と思うでしょ。
ウーバーで帰り着いたる我がホーム。
ヒルトン・タスカニーヴィレッジも、美しくライトアップされていました。
私たちの滞在先はタワー7。
どっぷりとお風呂に入って、ぐっすりと眠りたい気分です。
二日間連続のパーク巡りを終えて、明日は一休みの休養日にする予定です。