マジックキングダムへGO!" | ふみプレイス

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Welcome aboard. This place is new my life.

フロリダのオーランド滞在で一番のお楽しみだったのが、フロリダWDW4大テーマパーク巡りでした。

ディズニーのテーマパークを4種類に亘って9日間も楽しむためには、かなりの体力も必要となります。

それは例えば、東京ディズニーランドとディズニーシーといった近場のパークをそれぞれ2日間楽しむプランよりも、もっとハードな体験となるのは間違いないでしょう。

事前購入したチケットは9デイズのマルチデイパスポート。

その利用プランは、2日間のテーマパーク入園につき一日の休養日を設定したものでした。

オーランドに来て5日目の朝。

日本時間との時差ボケも幾分は解消されてきたタイミングで、いよいよテーマパーク巡りに入ります。

その第一日目は、マジックキングダムへ向かう事にしたのです。

 

朝7時前のオーランド。

これまでの5日間は雨もなく、晴天の日が続いていました。

 

朝起きて、まず最初のミッションは、マジックキングダム唯一の予約限定アトラクションライドである、トロン・ライトサイクルランのバーチャルQをゲットする事でした。

これは、有料のジーニープラスをアプリ登録して、料金を払って事前予約する事も出来るのですが、無料予約を選択する場合には、ディズニーアプリで朝の7時から開始となる予約受付けに申し込みをしなければならないというルールに基づくものです。

 

全ての操作はスマホを通して行われますが、受付け開始から数分間の勝負となる事が多く、時には予約が出来ないというケースも有り得るという厳しいものです。

この時は、昨年の経験によってディズニーアプリのプロとなった桃レンジャーの巧みな技能により、見事に7時1分のタイミングで無料予約のバーチャルQをゲットする事が出来ました。

しかも、グループ21です!”

総数は100グループ近くにまで及ぶ人気の予約ライドですから、グループ21というのは、かなりラッキーで、早い時間帯での体験チケットとなります。

ちなみに、有料予約のライトニングレーンを申し込んだ場合は、グループ指定は無いものの、20ドルの料金支払いが必要となるのですよ。

 

流石は、桃レンジャーですねぇ。

バーチャルQはグループ毎に入場時間指定なので、それほど長時間も並ぶという訳でもありませんから、これがゲットできたなら20ドルを払ってまでライトニングレーンを買う必要は無いと判断しました。

実は、正直に申し上げると、ディズニーのパークはスマホと桃レンジャーが無ければ歩けない私なのでありますよ。

 

次は朝食となりますが、いつものようにトーストとコーヒーを準備しながらも、今日からは特別ミッションのランチ作りもする事になります。

 

実は、フロリダWDWのテーマパークは飲食物の持ち込みが自由なので、経費節減策として、昼食弁当持ち込みでパークへ行こうという作戦なのです。

パーク内のフードやドリンク類は値段が高いですし、レストランでの食事となると尚更ですからね。

もちろん、その場で美味しそうな物が見つかったりしたなら、その時には我慢する気はありませんよ。
 

バーチャルQの事前確保とランチパックの準備を整えて、更に第三のミッション達成のために、私たちはタスカニーヴィレッジのメインエントランス前に出て来ました。

 

三つ目のミッションは、ウーバーの要請です。

 

オーランドにおいては、ライドシェアのシステムは十分に普及しているので、自分たちの位置を確定してアプリ登録したスマホの機能を使えば、ほとんど問題無くウーバーを利用する事ができます。

 

利用可能ウーバーは直ぐに見つかり、10分以内に迎えに来るという連絡が入りました。

 

なはは・はは…。

実は、ウーバーの利用に関しても、桃レンジャー無くして有り得無い私だったのでありました。

ちょっとヤバい、昭和オヤジですかね…?

 

そうこうしているうちに、お迎えのウーバーが到着しました。

 

今の時代は、ナビゲーションシステムの位置情報が正確なので、こういったサービスがとても便利に利用出来ます。

 

ライドシェアは、基本的に民間の個人所有乗用車に有料で第三者が乗せてもらうというシステムなので、日本で開始したタクシー会社との提携とは別物です。

タクシー会社の車に有料で乗るのは、個人所有の車を共用する事ではないので、ライドシェアではありません。単なる営業です。

呼び方を同じにすると、日本で見栄を張って集合住宅のアパートメントやコンドミニアムを一軒家豪邸を意味するマンションと呼んでいるのと同様に、またもや世界には通用しない日本英語の造語を作り出す事になってしまいます。

そうなると、日本の英語教育レベルの低さを世界に露呈する事にも繋がると思うのですよ。

個人的には、そういうのは止めてほしいと思うのですけどねぇ...。

 

個人所有の乗用車に乗せてもらうというスタイルでも、ライドシェアのシステムは利用者がドライバーを評価するというルールがあるので、下手な運転は出来ないでしょう。

料金も、一般的なタクシーに比べると断然安く、目的地を指示した段階で料金が決定するので、悪徳タクシーのように回り道をされて料金が高くなるといった詐欺的行為も未然に防ぐ事ができる訳です。

 

ドライバーは、普通の民間人である事がほとんどですが、その対応はプロのバスガイド並みに親切丁寧というケースが多いです。

この時も、私たちが車に乗ったまま周囲の風景を写真撮影している事に気づいたドライバーは、フロリダWDWのゲートの前で車速を落とし、ゆっくりと走りながら写真撮影に協力してくれました。

そのドライバーとは話も弾み、オーランドのいろんな情報を得る事もできたのです。

 

ウーバーは、スムーズ走行でパークへ向かいました。

 

車道と並行して、モノレールの高架ラインが通っています。

これは、ディズニーのパーク間を繋ぐ無料の交通ラインで、誰でも自由に利用する事が出来るのですが、主にはディズニーのオフィシャルホテルに泊まっている人たちにとって便利に使えるものです。

また、ホッパーチケットでパーク間を移動する際にもこのモノレールを利用出来ますが、私たちは同日中にパーク間を移動するのは時間の無駄が多いと判断し、スタンダードのベースチケットだけを9ディズパスで購入しました。

ホッパーチケットは高いので、スタンダードチケット9日分の料金では5日分にしかならないのです。

 

私たちのように個人手配でパークに来る場合には、このモノレールのプラットホームとは異なる場所に入場エントランスが有るので、そちらを利用する事になります。

 

モノレールラインと一般自動車道は、完全にセパレートされたラインとなっており、タクシーやウーバーや自家用車で来園する場合には、一般駐車場側からエリアに入る事になります。

 

ウーバーのドライバーは民間人ですが、こういったパーク環境には慣れたもので、勝手知ったる道路状況といった感じでパーキングエリアに進入しました。

入場ゲートでは係員によるチェックが入ります。

パーキング利用の場合は駐車料金を払わなくてはなりません。

ウーバーやタクシー利用の場合は、一時停止の乗降場が指定されているので、そちらへ誘導されて無料通過となちます。

 

まだパークの開園前なので、この時間帯ではそれほど多くのパーキング車両は見られませんでした。

駐車料金は、日本円にすると一日一台が1万円ほどにもなると思います。

少なくとも、5000円以下という事はないでしょう。

私たちは早い時間帯に来たのでスムーズ進入でしたが、この後からは続々と来園する車が入って来て、パーキングは満杯になるはずです。

 

ライドシェア利用の一時停止乗降エリアへ入ります。

 

その乗降場所は、この時点では空いていますが、帰りの時間帯には激混みとなるエリアです。

帰りの際にウーバーを手配する場合には、このエリア内でスマホを使ってアクセスする事になるのですが、ディズニーのWi-Fi電波では接続が不安定なので、自己専用Wi-Fiを持っていた方が無難ですよ。

 

ウーバーから降車します。

世間話に花が咲き、親しくなったドライバーとは笑顔のお別れでした。

料金は事前設定通りの16ドルほどです。

もちろん、評価は最高ランクの五つ星。

こういった便利なライドシェアの使い方が、日本では可能なのかどうかが、これからの日本の課題だと思います。

 

車アメリカ…『マジックキングダムを楽しんできな!』

グラサンニコニコ…『ありがとう! あなたも良い日を!』

 

いいなぁ、俺もオーランドでウーバー・ドライバーをやろうかな。

もしかして、現地生活できるかも...。

 

はてさて、ここから先のルートですが、実はマジックキングダムの実質的パークは、まだまだ遠い場所にあるのです。

そこへ行くためには、無料の交通手段であるモノレールとフェリーボートとシャトルバスから各自が選択して、それを利用する事になります。

 

つまりは、例えばディズニーのオフィシャルホテルに泊まっている人の場合でも、マジックキングダムのパークへ入るまでには相当の行程と時間を要するという事です。

したがって、朝一で入園しようと思うなら、それなりに早い時刻での出発を計画しなければなりません。

この時期のパークの開園時刻は8時30分でしたので、私たちはその1時間前にタスカニーを出発していたのでした。

 

パークへ向かう交通ラインを利用する前に、この時点で持ち物チェックが入ります。

 

つまり、もしも危険物を所持している場合には、パークへ向かう乗り物にも乗る事が出来ないという事です。

 

この時点で、続々と来園者が増えてきました。

こちらのゲートは、オフィシャルホテル利用ではない人の、一般入場エントランスです。

自家用車での来園者も、かなり多くなっているのです。

 

持ち物チェックは、主に金属探知と火薬探知による検査です。

つまり、危険物とは銃火器やナイフなどの事を指すのであって、飲食物はフリーパスです。

 

桃レンジャーも私も、当然ながら危険人物ではありませんでした。

 

ちなみに、アルミ製の保冷ボトルも大丈夫でした。

中身は冷たいペプシですよ。

パーク内でペットボトルの水を買うと、500mlで500円以上しますからね。

炭酸飲料やジュース類なら5ドル以上ですから、日本円換算ではもっと高くなります。

 

パークの当日チケット売り場窓口です。

フロリダWDWのパークチケットは、その時期とパークの種類によって料金が変動します。

また、混雑期には入場制限で当日チケット販売がクローズする事もあります。

 

ご参考までに、この時(5月末)のチケット料金を表示しましょう。

大人料金で、マジックキングダムが174ドル。

エプコットが159ドル。

ディズニー・ハリウッドスタジオが169ドル。

アニマルキングダムが149ドルです。

これを4日以上のマルチディ・パスにすると、各パーク共通で一日あたりが150ドル~160ドルほどの価格となり、5日目以降からは1日プラス30ドル~15ドルの追加料金で購入可能となるのです。

ちなみに、8デイパスと9デイパスの料金差は、たったの16ドルでした。

 

持ち物検査を無事に通過し、マルチデイパスもスマホ入力されていて、ディズニーアプリの登録も完了していたなら、この後は実際にパーク入園するだけです。

 

私たちは、マジックキングダムへ向かう交通手段として、フェリーボートを選択しました。

シャトルバスに乗るのは簡単ですが、混雑しているとかなり待たされたりします。

モノレールは巡回ラインなので数分おきに出発しますが、一回の乗車定員数は船より少ないので、プラットホームに長蛇の列ができます。

フェリーボートは乗船から出港までに時間を要するのですが、一気に300人以上もの大勢を運搬する事が出来るので、これが意外に早くパークへ到着する交通手段となるのです。

 

もしかして、ご参考までにのリポートで、『ふみ&桃レンジャーの・マジックキングダムへGO!』編でした。

次回からは、『マジックキングダムを遊ぼう!』編です。