オーランド三日目の朝です。
本日は、ディズニー・スプリングスへ行ってみようという予定を立てていました。
でも、その前には腹ごしらえですね。
なんたって、ディズニー・スプリングスへの往復交通手段は、徒歩にするつもりでいたのですから。
自室のベランダには、すっかり白いだ朝日が射し込んでいました。
時刻は朝の8時頃です。
これからベランダで朝食をいただくつもりのモーニングタイム。
ちょっと前には、東の空に昇る朝日が見えていました。
全面網戸張りのベランダですから、景観を写真で写すと滲みがハッキリと表れてしまいます。
でも実際の風景は、それなりに美しいものでした。
太陽が天高く昇ってくると、気温もぐんぐん上昇します。
それでも網戸が幾分の日除けとなって、ベランダ内にはブラインド効果の涼しさが感じられました。
本日の朝食は、パブリックスマーケットから買ってきていたクリスピー・クリーム・ドーナッツ。
パパイヤとレモンのフルーツカクテルと、茹で卵は自前調理です。
朝からご機嫌な桃レンジャー。
自宅の日常を離れても、オーランドの日常が始まっていて、それはそれで快適満足のフリースタイル生活です。
タスカニーヴィレッジ部屋置きのコーヒーも、ブランドはよく分かりませんが、なかなか美味しいですよ。
朝日の当たる家…ならぬ、朝日の射し込む自室のベランダ。
レイクサイドのリゾートならば、こういった雰囲気がいいですねぇ。
ハワイとは、全く違った趣があります。
そして、朝食を終えて身支度を整えたなら、ディズニー・スプリングスへ向けての出発です。
それは、今回の旅行で一番最初のミッションでした。
タスカニーヴィレッジの裏門ゲートから外に出て、お隣のオーランド・プレミアムアウトレットのエリア内を横切り、自動車道に出るというルートが近道でした。
ショッピングモールは、まだ各店舗開店前の朝9時過ぎです。
各国の言葉で、歓迎のワードが書かれたパネル・ウォール。
日本語での『ようこそ』も、ハッキリと見て取れました。
この時間帯では、まだ閑散としたモール内ですが、通り抜ける事は普通に出来ます。
この奥の樹林を抜けた先に、一般道が通っているはずです。
正規の道を歩いたならば、かなりの迂回路となってしまい、遠い道程のルートですが、そこのところはショートカットで、レイクサイドの樹林を通って進みました。
この湖の畔を歩いて行くと、一般自動車道に出るのです。
オーランド市内の一般道に出ました。
此処からディズニー・スプリングスまでへの道程は、5km弱ほどになります。
私たちは昨年の経験から、その所要時間を1時間と見積もっていました。
私の場合は準備万端。旅姿の脚絆巻きを、今どきの脹脛サポーターで賄います。
そして、履物はウーフォス製のリカバリーサンダル。
例えばウーバーを利用した場合なら、片道が10ドル~15ドルといったところの料金となるでしょう。
往復で30ドルと見積もれば、約4500円くらいの経費となり、別に払えないという金額でもありませんが、何のこれしき5km程度のウォーキングなら週に数回の日常生活で、散歩は夫婦の趣味でもあります。
桃レンジャーも散歩がお好き。
こういう時に、お高く留まっているような軟なレディではありません。
オーランドに来たからには、オーランドを歩こう!
車で通っていたなら気づかぬ地元の風景が、とても興味深く見えてきます。
人生は、出会いと気づきの繰り返し。
それが明日への糧となるのです。