オーランド二日目です。
終日をフリータイムの休養日としました。
海外旅行で遊びに来て休養日なんて言ったら、お叱りを受けてしまうかもしれませんが、そもそもに私たちのバケーションライフは、日本の日常を離れてのんびり過ごす時間を求めるものだったのですから、基本的にはこのような毎日でも十分に楽しいと思うのです。
しかしながら今回は、ディズニーのパーク巡りというハードスケジュールが待っている訳ですから、のんびりしながらも、鋭気は養っておかなければなりません。
鋭気を養うための休養日。
それは、そのままの成り行きに任せていても充分に楽しい時間なのでありました。
遅めの朝食をとった後に、ぶらりと出て来たレイクサイド。
大きな噴水のある湖の隣に、イタリア風の建物が見えます。
暑すぎず、寒からず、そよ吹く風も心地よく、湿度の低い空気に包まれて、快適指数の極めて高い4月末のオーランドでした。
それにしても、優雅で美しい景観ですねぇ。
イタリアのトスカーナ地方には行った事がないけれど、ヒルトン・タスカニーの環境は、確かに素晴らしいものでした。
実は、これからプールに行くつもりで、すでに水着の準備は整っているのです。
タスカニーヴィレッジでは、プールガーデンは二か所に設定されているのですが、私たちはいつも、中央の広いプールガーデンを利用していました。
出入りのゲートは、朝の6時から夜の11時まではアンロックでフリー開放されています。
青空が目に眩しいくらいに、大快晴のお天気でした。
タオルは使い放題のフリーサービス。
白地にイエローのストライプという柄が、マリオット・コオリナで使われているタオルと同じなので、プールに来ると、時々ハワイのマリオットに来ているような錯覚に陥ったりしてますよ。
それじゃなくても時差ボケなのに、場所ボケまで加わったら大変です。
最近は物忘れも酷くなってますから、このままだと日本へ帰れなくなってしまうかもしれません。
結局は、悩んでも仕方がない事は、最初から悩まない事にしておいた方が良さそうな気がします。
タスカニーのプールは、とても美しい場所ですよ。
青空の青とプール水の青が、見事にリンクした風景でした。
桃レンジャーは日向がお嫌い。
紫外線はお肌の大敵とばかりに、日陰を求めて歩きます。
はい。
昨年の経験から、すでに拠点の場所は決まっているようですね。
日陰っ子の桃レンジャー。
定位置に着きました。
ハワイのヒルトンほどに混雑していないので、雰囲気は優雅な個室といった感じです。
いやぁ~、最高ですよ。
心地良いったらありゃしない。
ディズニーパークは楽しみですが、まったく先を急ぐつもりはありませんね。
ずうぅ~~~っと、このままでもいいような気がします。
すると、プールサイドバーの所が何やら賑やかになってきました。
場内放送で、フルーツプレゼンテーションのお誘いが響き渡っています。
あららら・らら...。
もしかして、フルーツカクテルが無料サービスで振舞われるのかな?
もしかしなくても、そうらしい...。
何だかよくは分かりませんが、マフィアの親分みたいな連中が、カットフルーツを可愛いカップに盛ってます。
んで、私も1個、貰ってしまいました。
ついでに、桃レンジャーにも貰って届けてあげますよ。
はい! どうですか?
座りっぱなしのお姫様。
何にもしないのんびりレディでも、美味しいフルーツカクテルをいただいてます。
こういう時の私は、まるで女王陛下の007のように、危険も顧みずにサービスするのでありました。
ちなみに、実は桃レンジャーお手製のランチパック・サンドイッチも持ち込んであるのですよ。
お手製のサンドイッチに、思わず付け添えられたフルーツカクテル。
それは、予想を超えた素敵なブランチとなりました。
何となく、いつでもラッキーの二人です。
チラッとハッピーな軽食タイムを楽しんだなら、せっかくプールに来たのですから泳ぎましょうか。
入水前の準備運動ってな事ではありませんが、何となくストレッチしてしまうのが日本の昭和オヤジです。
ザブンと飛び込むのは、ご法度です。
最近のハワイでは、そういうところが滅茶苦茶ですが、リゾートプールならリゾートらしく振舞わなくてはなりません。
そして、ジェントルマンは泳ぎもお上手。
華麗な泳法で、優雅に泳いでみせるところがナイスガイ。
地球も空も、プールの水も青かった。
ああ”…。 極楽・極楽。
もう...ね。
何もしたくなくなっちゃいますね...。
泳ぎは下手な桃レンジャーも、水浴びだけは大好きです。
だからほれ、ちゃんと摑まってないと溺れちゃいますよ。
いい歳をして大はしゃぎ。
スンマセン...。
オーランド・ヒルトン・タスカニーヴィレッジのプールガーデンは、時を忘れるほどにラグジュエリー感満載でした。
このまましばらく、昼過ぎまでプールで遊んでいるからね~。