2024年の、最初の海外旅行はプーケットです!”
以前のハワイ旅行記で、マリオットのボンヴォイポイントについて、その使い道を話題にした事がありました。
タイムシェアの権利は、ヒルトンの場合でもマリオットの場合でも、ポイントに換算して宿泊等に分割利用できるというシステムが導入されているのですが、その権利ポイント以外に、オーナーやメンバーが施設利用した際の特典として付与されるボーナスマイル的なポイントも有りまして、それをせっせと貯め込むと、タイムシェア以外のホテルの宿泊などに使えるという利点があります。
その特典ポイントの事を、ヒルトンの場合はオナーズポイントまたはホテルポイントと呼び、マリオットの場合はボンヴォイポイントと呼ぶのですが、今回からの旅行記は、私の保有するボンヴォイポイントを使ってプーケットのシェラトンホテルに5泊したという お話です。
事の詳細を文章だけでご説明すると長くなってしまうので、まずは写真入りの解説でお届けしますが、つまりはこの旅行記が、2024年における私どもの海外旅行のスタートとなるのでありまして、その行き先はプーケットのパトンビーチだったのです。
ここで、何故にプーケットを選んだのかと申しますと、例えば10万ポイントを日本やハワイのマリオット系ホテル宿泊で使うとしたならば、相場が高くて2泊程度しか出来ないのですが、物価の安いプーケットなら5泊出来るという事が、自分のリサーチによって判明したからです。
狙った滞在場所は、プーケット島のパトンビーチ。
選んだホテルは、フォーポイントbyシェラトン・プーケット・パトンビーチリゾートです。
そもそもに。マリオットがボンヴォイポイント制を導入したのは、コオリナのタイムシェア権利を土地権付き不動産物件からディスティネーションポイント制へとシステム変更してからの事で、それほど古い話でもありません。
その特典ポイントは、例えばコオリナに2週間オーナー滞在すると8000Pほどが付与されますし、タイムシェア説明会に参加した場合の特典に15000P~20000Pほどのポイントで貰うという選択肢もあります。
そのボンヴォイポイントが、私の場合は過去数年間の間に 102541Pも貯まっておりました。
そこで、そのポイントを使って海外旅行の宿泊に役立てようと考え、いろいろ検討した結果がプーケット旅行という事になったのです。
特典ポイント利用でホテルに宿泊予約をする場合、5泊すると1泊が無料になるというサービスを受ける事が出来ます。
つまりは、4泊分のポイント数で5泊する事が出来るという事です。
それが何故か、マリオットの場合もヒルトンの場合も同様のシステムなのです。
ポイント利用宿泊の場合は、その時期の日毎に必要ポイント数が異なるのですが、予約した五日間のうちの最もポイント数の少ない日が一泊無料になるというサービスで、私が実際に予約した例でご紹介すると、三日目の20500ポイントが最も少ない日なので、その日が無料となり、残りの4泊分の合計100500ポイントで5泊したという事です。
そのポイントを利用した結果で、残った2041ポイントは繰り越し保有となります。
更には、今回のフォーポイントbyシェラトン・プーケット・パトンビーチリゾート5泊利用で、私には またまた数千ポイントの特典ポイントが加算されます。
したがって、この旅行が終わった時には、私の保有ポイントは1万ポイントほどに増えているでしょう。
ポイント宿泊を利用すれば利用するほど、またまた保有ポイントが増えるという、摩訶不思議な無間地獄的システムなのでありました。
特典ポイントの貯め方と利用の仕方については、上記のご説明だけではよく理解できない点も多いかと思います。
詳しくご説明するには紙面が足りませんので、この後の旅行記内にて順次ご説明していきたいと存じます。
ご質問がございましたら、コメントにて書き込んでいただければ、私にできる範囲でお答えしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
時は1月下旬。
まだ雪残る郷土の青森空港を出発しました。
今回の旅行は、私どもにとっては短期なので、手荷物もそれほど多くはならない予定だったのですが、それでも女性にはお決まりの必需品がいろいろ有りまして、結局のところは重くなった方のキャリーバッグを私が持つ事になります。
今年の当地は10年以上以来の暖冬で、1月中旬には一旦雪も融けて消え去ったのですが、それからの雪は降ったり止んだりの状態でした。
それがたまたま今朝から再び吹雪模様となり、気温も下がり始めた夕方の出発だったのです。
青森空港の場合は、多少の降雪くらいではフライトに影響はありません。
旅客機の発着運行では、問題になるのは雪よりも風の影響らしいです。
もちろん、降雪状態で風が強まれば気温が急降下するので、旅客機の翼にが着氷凍結する恐れもありますから、そういった事態への対応も必要となります。
でも、そこが雪国の空港の凄いところでありまして、僅か数cmの降雪で社会機能が麻痺してしまう軟弱都会とは異なり、フローズンプリンセスもビックリの Let it Go!なのでありました。
これから常夏の南国へ行こうというのに、出発するときの日本は冬の最中ですから、服装は防寒対策の完全武装。
旅客機に搭乗してから更に天候が悪化して、風が強まり、出発に遅延が生ずる事態となりました。
機内アナウンスでは、管制塔レーダーによる天候予測として、現状で強風を引き起こしている上空の雪雲が流れ去るのを待てば、旅客機は出発出来るという事でした。
滑走路の積雪は、世界一の雪対策能力を誇る青森空港のホワイトインパルス除雪隊が瞬く間に片付けるので大丈夫です。
雪国の空港は凄い!
強風と気温下降で凍り付いた旅客機の機体を温水のジェット噴出で解氷し、翼の機能を回復させます。
雪が降ったくらいで電車が止まったり、飛行機が飛ばなくなるんだったら、雪国では駅も空港も使い物にならない無能設備なのですよ。
そして、管制塔の予測通りに強風は収まり、旅客機は羽田空港へと向かって出発しました。
夜の東京の街には都会のイルミネーションが輝いていて、雪もホワイトインパルス隊も見えません。
どうやら、社会は機能しているみたいですねぇ。
良かった、良かった...。
羽田空港に到着しました。
雪は無くても、東京はかなり寒いです。
これから乗り込む予定のエアラインはタイ航空。
その出発予定は定刻通りとの表示を確認し、私たちは夕食をとる事にしました。
ちなみに、私たちのフライト便出発と近い時刻に、日本のエアラインも同様のルートでバンコクへ向けて出発予定となっていますが、料金の方は日本のエアラインがコードシェアでもメチャクチャ高いですよ。
タイエアラインは同じルートでも安いです。
海外へ旅立つ前の食事に選んだのは、ラーメンでした。
これがまた、濃厚魚介出汁の家系中華そばでありまして、コテコテに日本の味といった感じです。
私のチョイスは鶏塩ラーメン。
最高に美味しかった。
桃レンジャーのチョイスは濃厚醤油ラーメン。
スープの味わいに深みがあります。
オマケに、ネギたっぷりテンコ盛りのネギ餃子。
それもこれも、これから一週間ほどは遠ざかる味です。
程良くお腹が満たったことろで、幾何かの日本円をタイバーツの現金に両替しておく事にしました。
プーケットは、欧米ほどにカード社会ではありません。
それは、先刻ご承知の現地社会事情でした。
この時点での為替レートは、米ドルに対しては1ドルが150円ほどの円安換算でしたし、タイバーツも円安換算が進んでいて、1バーツが 4.51円ですから、100バーツだと約450円の計算となっています。
私たちは、プーケット旅行が2回目でありまして、コロナ前の旅行では100バーツが300円換算の時代でしたから、それが今回の旅行では同じ100バーツの商品を450円で買う事になります。
例えば、以前は1時間のタイ式マッサージが400バーツだったので、約1200円という支払額になったのですが、タイの物価が変わらずに今でもマッサージが400バーツだとしても、支払額は1800円となるわけです。
日本の円は弱体化しています。 弱り切ってます。
つまりは、一部の輸出企業だけは大儲けしていたとしても、国力は衰えているという事です。
政治家が大儲け財閥の下になって舐められる時代が、再び来るかもしれませんねぇ。
いや、もう来ているのでしょうか...。
政治に無頓着な私の場合は、浮浪雲の如くに流されながら、あっちに行ったり こっちに来たり...。
見栄の看板は下ろしましたから、持つものも取り合えずで、着の身気のままに生きるだけです。
誰とも戦う気なんてありません。
そういう事で、タイエアラインにチェックインの時刻となりました。
機内預け荷物は、二人がそれぞれ1個です。
一応は格安航空チケットを探しながら、タイエアラインの正規チケットを往復約12万円で購入したので、通常の規約通りに一人が23kg以内の荷物を2個まで預けられますし、機内食も付いています。
5泊の現地宿泊はポイントの利用ですから、基本の旅行費用としては12万円のエアチケット代だけなのです。
しかも、毎日の豪華なブッフェ朝食も無料となるアップグレード・サービスも適用されるという事が、この後の現地で判明するのですが、その事に関しては、旅行の時系列に従って詳しくご説明いたしましょう。
いやはや、マリオットの特典ポイントとオーナーのカテゴリーはバカにはなりません。
コオリナでは普通のオヤジで滞在していたのに、ハワイ以外のマリオット系列ホテルにおいては、プラチナエリートのステータスが待遇のアップグレードに絶大なる威力を発揮するという事が、今回の旅行体験で分かりました。
念のために今一度申し上げますが、今回の旅行費用は、日本国内の交通費と現地での買い物や飲食費を除いて、基本としては約12万円の往復航空チケット代だけなのです。
いよいよボーディングタイムとなり、乗り込んだ旅客機のゲートで迎えてくれたアテンダントさんの服装がタイの民族ドレス。
お綺麗ですねぇ、早くもタイの雰囲気感満載です。
それでは、行ってまいります。
お気楽夫婦のプーケット旅行。
この後には、甘くて辛くて酸っぱい話題がどんどん出てくるでしょう。
先ずは羽田空港を出発し、タイのバンコク空港へ向かいます。
バンコク空港で乗り継いで、更にプーケット島へと向かうのです。
羽田空港の出発は深夜の0時20分。
つまりは、前日の夕方に青森空港を出発し、一夜を羽田空港内で過ごした事になります。
タイランドと日本の時差は-2時間。
旅客機に乗れば寝ているだけですから、真夜中の出発には差ほどの問題もありません。
時差ボケは、ハワイ旅行ほどまでには感じられないのですよ。